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(回答先: 【マスゴミが覆い隠すアルトAローンの恐怖】中間層を対象にした住宅ローンが2010年に破綻 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2009 年 4 月 03 日 16:12:29)
GM、工場閉鎖・解雇拡大も 新CEO、背水の再建計画見直し
2009/4/2
米自動車大手GM(ゼネラル・モーターズ)の自力再建の道を求め、ワゴナー前会長兼CEO(最高経営責任者)の後を継いだフリッツ・ヘンダーソン新CEOとケント・クレサ新会長は、それぞれ「きれいなバランスシート」の達成と新たな取締役の選考に取り組んでいる。
◆破産法適用も視野
ヘンダーソン新CEOは3月31日、就任後初の記者会見で、債務の削減とキャッシュフローの改善が急務であり、追加的な雇用削減と工場閉鎖を行う可能性が高いと述べた。
一方クレサ新会長は、GMは創業100年の歴史で最大級の試練に直面しており、経費節減やその他の財務目標は、現時点では流動的だと説明した。今週末に予定されている取締役会で、これらの課題に取り組むと語った。
オバマ大統領が30日に示した「抜本的な事業再編」の猶予期間は60日だ。大統領は追加融資の判断を延期しており、同社が自主再建の道筋を示せなければ、破産法の適用申請も一つの選択肢だと述べている。GMの舵をとる両氏のコメントには、切迫感がにじんでいた。
ヘンダーソンCEOは、GMの存続能力を証明するためには「きれいなバランスシート」が不可欠だと述べた。同社は、275億ドルの負債の削減と、労働組合が運営する医療基金への拠出義務204億ドルの圧縮を迫られる。
◆債務の株式化困難
GMは債務の株式化を模索しているが、匿名を条件に取材に応じた関係者は、60日以内の実現は難しいという債権者の認識を明かし、一連の破産手続きの方が負債削減には効果的だと指摘した。GM側から社債保有者らが同意できるような提案が出されれば、破産法の適用も見えてくると述べた。
ヘンダーソン氏はまた、北米地域において構造原価を22%削減する必要があると説明。現時点での同社のプランでは、2009年に全世界で4万7000人の雇用削減と、米国内組立工場の5%の操業停止が計画されている。同CEOは新たな目標数字は決まっていないとしたが、さらなる工場閉鎖と従業員削減は避けられないだろう。
当初、4月1日に同社ブランド「ハマー」売却問題の結論が出る予定だったが、同CEOはいまだ協議中として先送りを表明した。「サターン」の見直しについても、決断には時間がかかるとした。
他方、クレサ新会長の最優先課題は、定数11人の取締役会の再編成だ。大統領の自動車作業部会は、取締役会の過半数を新たに選出するよう指示している。同会長は、現時点では1人の候補者がいるとし、8月の年次総会までに新任の6人を発表したいと述べた。(Jeff Green、Doron Levin)
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200904020028a.nwc