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(回答先: 禁断のマネー増発、挑む価値あり GDPマイナス12%はこれで克服する 竹中 正治【日経ビジネス】 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2009 年 2 月 21 日 16:46:12)
こういった技術の進展のおかげで、インフレが起こりにくい世の中になった。
マネーを増やして、少しインフレ気味になったとしても、原油価格の天井は
60〜80ドル程度で収まりそうだということ。
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航空各社がバイオ燃料で離陸2013年の実用化を目指す
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090206/185226/?ST=print
航空業界でバイオ燃料を実用化しようという機運が高まっている。航空会社はEU(欧州連合)でCO2の排出を規制され、燃料価格の乱高下に備えるとともにCO2削減策としてバイオ燃料に活路を見いだし始めた。
コンチネンタル航空は1月7日、米テキサス州ヒューストンでバイオ燃料を使った試験飛行を成功させた。昨年のヴァージン アトランティック航空、ニュージーランド航空に続き3社目になる。昨年6月には日本航空も名乗りを上げた。
食料と競合しない「藻」に脚光
各社は、従来のジェット燃料にバイオ燃料を20〜50%混ぜて使用した。原料はそれぞれで異なるが、多年生植物であるジャトロファや藻といった食料と競合しない原料から作る「第2世代」と呼ばれるバイオ燃料の開発が進んでいる。
なかでも注目を集めているのが、藻類だ。油の生産能力はトウモロコシの700倍ともいわれる上、石油とよく似たエネルギー密度の高い油を抽出できるため、代替燃料の原料としてうってつけというわけだ。
コンチネンタル航空のラリー・ケルナー会長兼CEO(最高経営責任者)は、「既存のインフラ(機体やエンジン)を変える必要がなく非常に可能性が大きい」とバイオ燃料に期待を寄せる。同社は、5年以内の実用化を目指す。
ニュージーランド航空は既に使用量の目標を設定し、2013年までに年間使用量の10%以上をバイオ燃料に切り替える。航空機材の更新などと合わせて、年間のCO2排出量を現在の40〜50%に削減する。
生産コストが課題の一つだが、藻類由来の油を供給する米サファイアエナジーは、日量1万バレルになれば、1バレル当たり60〜80ドルになるとみている。
航空会社は、コスト削減やCSR(企業の社会的責任)の一環としてCO2を削減する一方、規制強化の波が押し寄せる。EUは1月13日、欧州排出量取引制度に航空部門を加える新たなEU指令を公布した。2012年から、EU域外から乗り入れる航空会社にもCO2の排出規制がかかる。
排出枠を購入しなければならない事態になれば、運賃への転嫁を余儀なくされる恐れもある。機材の更新や運行方式の変更に加えて、機内の食器を1g単位で軽くするといった努力も欠かせない。バイオ燃料は、CO2削減の残された有力な選択肢だ。
全日本空輸CSR推進室環境・社会貢献部の松村友進部長は、「時期は定かではないが、バイオ燃料を使わざるを得なくなるだろう」と話す。
航空業界がバイオ燃料の開発を競う時代が間近に迫っている。