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【日常に降臨する異化と異例の変態、21世紀文明の究極頂へ】 金融危機情報(AIGとバンカメ株の急落とオバマ大統領の失敗)
http://www.asyura2.com/09/hasan61/msg/414.html
投稿者 愚民党 日時 2009 年 2 月 05 日 17:55:08: ogcGl0q1DMbpk
 

http://blog.livedoor.jp/nevada_report/


2009年02月05日

金融危機情報(AIGとバンカメ株の急落とオバマ大統領の失敗)

AIG   92円($1.03:−4.63%)
バンカメ 420円($4.70:−11.32%)

米国を代表します巨大金融機関である【AIG】と【バンクオブアメリカ】株がじわりじわり売られており、今後【バンクオブアメリカ】株が暴落し、$1になる日も近いのではないか、とさえ言われており、政府が公的資金を投入すればするほど、株価は下落していっています。

今、金融市場が恐れていますのは、オバマ大統領が金融機関を追い詰めるのではないかと危惧しているのです。

オバマ大統領は先般来、金融機関の幹部のボーナス額を糾弾したり、公的資金を受け入れた金融機関の幹部には年収制限をかけると表明したりしていますが、これで【金融村】は大騒動となっているのです。

このままいけば、公的資金を受け入れた金融機関が国有化され、株価は価値をなくしてしまう恐れがあり、ならば今のうちに売ってしまえ、となっているのです。
結果、スパイラル的な売りが金融機関に入り、株価が下げ止まるどころか、急落を続けるという状態になってきているのです。

オバマ大統領は金融機関を糾弾することで人気を維持しようとしているようですが、今のような金融機関を追い詰める政策をとっていて、議会で金融機関救済法案がすんなり可決される筈がありません。
審議が混乱し最悪の場合、可決されない事態も十分あり得るのです。

今、マスコミが金融機関幹部の年収や豪邸等につき報じはじめており、豪華な生活をする金融機関幹部の財産を没収した上で公的資金を投入するべきという意見もワシントンで出てきており、そうなれば金融機関幹部は一斉に公的資金を返済するはずです。
「なんでそこまで介入されなくてはいけないのか」、と。

金融機関からすれば、一般企業・個人に貸し出している融資を回収したり保有する資産を売却し現金化すれば、自己資本比率も高まることになり、公的資金を必要としない経営となると判断しても不思議ではないのです。

オバマ大統領は誤ったメッセージを市場・社会に送っており、今後金融村は大混乱するかもしれません。

米国政府としては、何も言わずに粛々と公的資金を投入し、支配権を確立した上で
上場廃止にして経営統合させ、経営陣を追放し責任を追及すればよいだけなのです。

ワールドレポート新年号でも記載しましたが、金融機関の行く末(結論)は同じでも混乱させる政策をとれば更に厄介なことになります。

オバマ大統領は就任早々”地雷”を踏んだかもしれません。

金融情報(年金資金で不動産投資)

年金資金で不動産ファンドに投資するとの報道がされていますが、この報道がされる数日前より大手不動産株の上昇が目立ってきており、「なるほど」と思うような動きですが、でははたして年金資金で不動産ファンドを購入することが妥当でしょうか?

現在、年金資金は150兆円あり、このうち92兆円を運用していると発表されています。
内訳は国内債券(65%)、株式(24%:国内13%、国外11%)、外国債券(11%)となっており、この分配に不動産ファンドを組み入れるとされています。

今でも膨大な損を抱える年金運用ですが、この先<不動産ファンド>購入でさらに損が拡大すれば国民の年金積立金は消えてなくなることもあり得ます。

不動産市場救済という意味合いがある今回の報道ですが、これ以上年金資金を危険な運用させない方策が必要だと言えます。

nevada_report at 11:53

経済速報(24万人の解雇:1月)

1月の米国企業による解雇数が241,749人に上ったことが明らかにされており、これは年率換算で290万人にも相当する膨大な解雇数になります。

昨年12月の解雇数は166,348人でしたので45%も急増したことになりますが、1年前に比べればそんな生易しい増加率ではありません。
なんと、3倍以上の増加となっているのです。
*1年前の解雇数 74,986人

12月から1月にかけての解雇数が45%も急増したことはいかにここにきて経済状況が激変したかわかりますが、株式市場・債券市場はそのような状況変化をまだ織り込んでいません。

<ひずみ>が拡大してばいつかは破壊が起こります。


nevada_report at 02:24

金融危機情報(ロシアの格下げ)

【ロシア】の格付け(外貨建て及びロシアルーブル建て長期発行体デフォルト格付け)が<BBB+>から<BBB>に格下げられ、更に<ネガティブ>とされています。

今、【ロシア】は膨大な資金流出に直面しており、ルーブル防衛のために外貨準備高を取り崩していますが、このままいけば早晩ルーブル防衛を放棄せざるを得ない状況に追い込まれ、そうなれば、<ロシア・ルーブル>は暴落し事実上デフォルト状態に陥りますが、この影響を受けるのは【ユーロ】になります。

今、【ロシア】危機が静かに語られるようになってきており、【ユーロ】等のヨーロッパ通貨が揺れていますが、実際に【ロシア】危機が勃発すれば【ユーロ・ポンド・スイスフラン】等は暴落することになります。

nevada_report at 02:03

2009年02月04日

金融情報(大荒れになった為替市場)

今、為替市場が大荒れになっており、【ユーロ】は113円台から117円台にまでなり、今度はそこから114円39銭までになるというまともな相場とは言えない荒っぽい動きとなっています。

<動き>
ユーロ   117.04円 > 114.39円(2.26%)
豪ドル    58.53円 >  56.58円(3.33%)
スイスフラン 78.50円 >  76.60円(2.42%)

それぞれほぼ<2円>動いているのですが、率にすれば2%以上の動きとなっており、為替市場の動きとしては大荒れに分類される動きとなっています。

この荒れる相場の背景には【ユーロ】崩壊があり、何度も述べますが【ユーロ】は
100円台割れになりましてもおかしくはないのです。
【豪ドル】・【NZドル】は40円割れも当然となるでしょうし、【スイスフラン】に至っては50円割れもあり得るのです。

これから、【ヨーロッパ】諸国の金融危機が表面化してきますので、これら関係する通貨はみな、崩壊直前にまで売り込まれます。

今の2%の動きが”かわいい”動きとなる日も近いかもしれません。


nevada_report at 21:41

経済速報(在庫の急増)

今、企業は減産を強化していますが、販売不振は減産を超える勢いとなっており、このため在庫が急増しています。
この在庫急増状況を物流を担当する企業が明らかにしています。

アルプス物流(大和田専務)談
「部品在庫が増え過ぎて従業員食堂にも置いている」

このアルプス物流取り扱い高は【アルプス電気】(30%)となっており、ほかには【TDK】が大口としてあるようですが、電子部品在庫が急増しており、さぞ儲かっていると思いきや、倉庫内作業や出入庫の手数料が売上となっており、荷物がたまる一方の今、業績悪化に苦しんでおり、昨日業績の大幅な下方修正を発表しています。

【シャープ】が営業・最終赤字に転落し、【ヤマハ】も電子部品部門の赤字で最終赤字になり、電炉大手の【豊平製鋼】(北海道・札幌)は、1月の操業が20日の予定が実際には7日間しかなかったようで同社の三田常務は「新規の注文がほとんどこない」と述べています。

企業は軒並み50%の減産を行っていますが、需要はそれを超える勢いで消えていっており、まさに『需要消滅』となっているのです。
そして価格も暴落しています。

*熱延コイル :半値(昨年夏比)
*ナイロン  :半値(昨年夏比)

今、企業は生き残りをかけたリストラに突進していますが、【本当の恐慌】はこれから襲ってきます。
今のような希望退職者募集という中途半端なリストラでは生き残ることは不可能であり、従業員(正社員)半減というところも出てくる筈ですが、これをいち早く打ち出したところでさえ、生き残ることが出来るかどうかの危機に直面します。

超優良会社の【キャノン】の大沢常務の発言を企業経営者はどのように受け止めるべきでしょうか?
「1−3月期は赤字の可能性があり、今期配当維持に最大限努力」
【キャノン】までもが赤字に転落することを想定しているのです。

生き残る企業はどれだけあるでしょうか?


nevada_report at 11:28

稀少金貨情報(上昇し始めた稀少金貨価格)

【稀少金貨】価格がじわりじわりと上昇し始めており、今年2009年は過去最高の上昇を記録することになるかも知れません。

<PCGS標準品価格:$20 セントゴーデンズ価格>

MS63クラス $1,685(+6.6%)
MS64クラス $1,915(+15.4%)
MS65クラス $2,265(+10.5%)

今回最も上昇しましたのは<MS64クラス>となっていますが、理論的妥当価格は
上記の価格よりはるかに高く、今後大幅な修正(上昇)が見られることになるかも知れません。

<妥当価格:$20 セントゴーデンズ価格>

MS63 $1,685(15万円)*現在価格が妥当として
MS64 $3,370(30万円)
MS65 $6,740(61万円)

現在の価格より2倍以上の価格になって初めて妥当な価格になるわけですが、汚れがない<100%完全品>の妥当価格は上記の価格の2〜3倍になっております。

ではそれで<100%完全品>が購入ができるかどうかとなりますと、まったくという程購入ができません。
米国でも弊社でも全く在庫がない状態になっているのです。

現在弊社の在庫は【$2.5 PROOF金貨】3枚のみとなっており、総額でも4,000万円程しかありません。
通常は3〜5億円の在庫がありますが、1桁少ない在庫しかない状態になってしまっているのです。

現在、ロングビーチにて西海岸最大の稀少金貨・銀貨コンベンションが開催されていますが、事前情報では購入するものが全くない状態になっているのです。

今年3月以降、全ての【稀少金貨】上昇が加速するかも知れず、何とか仕入れを強化したいと思っております。

nevada_report at 07:46

金融情報(ダウは上がり金融株が沈む)

【NYダウ】平均は141ドル余り上昇して終わっていましたが、大手金融株は急落していました。

AIG $1.08(−12.2%)
バンカメ$5.30(−11.7%)
シティ $3.46(− 5.2%)

中でも【AIG】は安値は$1.00丁度にまで売り込まれ安値を更新してきています。
【AIG】に一体何が起こったのでしょうか?
何も起こっていません。
静かに売られているだけなのです。

急激に売られたばあには売られ過ぎということで反発もありますが、今回のようにだらだらと売られた場合、反発の切っ掛けをつかめないまま、さらに下落する場合が多いのです。

今、一ドルにまで下落し、もしこの水準を下回った場合、ジャンク株になり、上場廃止になりますので今やぎりぎりのところにまで追い込まれたことになります。

金融危機は静かに進んでいるのです。


nevada_report at 06:57

2009年02月03日

経済速報(イビデンの赤字転落と税収)
超高収益会社の一つと言えます【イビデン】が発表しました業績は驚くべき内容となっています。

<売上> 前期4135億円 10月31日付予想3580億円 今回3000億円
<営業益>前期 672億円 10月31日付予想 270億円 今回  80億円
<純益> 前期 460億円 10月31日付予想 150億円 今回− 50億円
<1株利益推移>前期 310円 10月31日付予想103円 今回 −34円

まさに利益が激減してきており、最終損益に至っては赤字に転落しています。
超高収益会社である【イビデン】がこの収益では殆どの上場会社が赤字に転落しましても何ら不思議ではありません。

株式市場だけでなく、税収にも警報がなっています。


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