http://www.asyura2.com/09/eg02/msg/677.html
Tweet |
(回答先: 未来エネルギーの王者マグネシウム 投稿者 カクジツ大納言 日時 2012 年 6 月 06 日 10:44:15)
海水中のマグネシウムをレーザー技術で取り出し、それを新しいエネルギー源に活用するという理論は、原発の核爆発で行き詰った人類文明にとって、突破口を開く画期的なものであると思われる。「生命体の共生を考える」と題した対談の中で、マグネシウムの驚異の力について論じている藤原博士が、「その結果を『生命知の殿堂』という本に、マグネシウム循環として書きましたが・・・」と発言していたので、早速この本を買ってきて読み漁ってみた。
http://books.rakuten.co.jp/rb/%E7%94%9F%E5%91%BD%E7%9F%A5%E3%81%AE%E6%AE%BF%E5%A0%82%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%89%E3%82%AF%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%82%BF%E8%A8%BA%E6%96%AD-%E8%97%A4%E5%8E%9F%E8%82%87-9784905027393/item/11316429/
ところがいくら丹念に探してもそれらしい項目がなく、常温核融合やナノテクノロジーについての検討は、かなり具体的に形で試られているのに、マグネシウム循環という言葉が半行あるだけだ。ゲーテの『イタリア紀行』や「ドリトル先生」の一連の旅行紀とか、モンテーニュの『随想録』などが登場するのに幻惑された後で、二度目の読み直しをして気づいたことは、秘密のカギはカミトニクスの中に潜んでいて、そこを探らない限り発見は不能だと謎が解けた。
http://www.hikaruland.co.jp/books/2011/07/27153403.html
そこで苦労してカミトロニクスを読んだら、何と本文の数十倍の情報があって驚いた。これはゲーテの『ファウスト』やニーチェの『ツアラトストラ』と同じで、本文よりも付けられた注釈の方が大事だという意味であり、特に重要なのはアレゴリーやメタファーである。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%88-%E6%82%B2%E5%8A%87%E7%AC%AC%E4%B8%80%E9%83%A8-%E4%B8%AD%E5%85%AC%E6%96%87%E5%BA%AB-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%86/dp/4122001463/ref=sr_1_6?s=books&ie=UTF8&qid=1339294993&sr=1-6
そうなると大変な苦労が予想されるし、マグネシウムに関連してマジックやマギが登場して、その辺に何かが潜むと予想したので、岡田明憲の『ゾロアスターの神秘思想』を開き、何かヒントになるものがないかと探した。
すると、メシアの思想もマントラもゾロアスター教が起源で、一神教も汎神論も原点はここにあるし、錬金術の源流でもあるという理解に至った。そのような視点を確立して『生命知の殿堂』を読むと、カミトロニクスという奇妙な発明による注釈が、ヨハン・アンドレーエの『化学の結婚』とか、ウィリアム・ブレークの『天国と地獄の結婚』の挿図として、機能するように作られていることが感じ取れた。
http://www.amazon.co.jp/%E5%8C%96%E5%AD%A6%E3%81%AE%E7%B5%90%E5%A9%9A-%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3-%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%A8/dp/4314005920/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1339293668&sr=1-
http://www.amazon.co.jp/William-Blake-Complete-Illuminated-Books/dp/0500282455/ref=pd_sim_fb_4
そうなってくると謎解きは奥が深くなり、エネルギー問題の本質は錬金術であるし、それが近代社会においては経済関係の核心に、市場経済という名の詐欺行為があって、資本主義経済が紙幣、戦争、略奪から成り立つという、『ファウスト』第二部の主題に結びついている。
http://1000ya.isis.ne.jp/1374.html
そこまで謎を追い詰めたことで、ゲーテが訴えたかった詐欺話のテーマが、現代においてどんな形で告発されているかと考えて、対談を試みた藤原博士のサイトを訪れたら、次のような記事が見つかったのでビックリ仰天した。
「記事の貼り付け」
名前:藤原肇 投稿日: 2012/05/31(木) 09:10:03 「ニューリーダー」の五月号のベッカーさんとの対談は「記事」にも収録され、マグネシウムが新しいエネルギー源として希望を与えたが、この記事が出てから何人かのジャーナリストに、東工大の矢部教授について私が褒めているのは不用心であり、かなり問題の多い噂があるという忠告が届いた。
しかも、最近会ったある人から土井氏が設立した「エレクトラ」というベンチャー企業の株主が、詐欺で告訴しようとしている内容の文書を見せられた。それは!000万円エレクトラに出資した株主の一人が、矢部孝氏が代表を務める会社の内情に関し、あまりにも疑惑の多いビジネス上の不正について告発したものである。
まず第一に特許が妻の名義で会社に属さないし,善意の投資家は紙切れだけの株主にされたこと。第二に幾つもの別会社を矢部氏は設立して、役員報酬の形で一億円以上も個人として報酬を受け取り、経費その他に流用や私服が多大にあるとのことなどだ。
この内容をみて私はダイヤモンドの特許をとり、革命的なカットを発明して事業化を試みた、首藤さんのケースに酷似していると直感した。私の読者の首藤さんは建築家であり、事業の経験はないが数学がよくできた関係で、オイラーの方程式を利用した彼の画期的な発明が、ユダヤ人たちが独占支配しているダイヤのマーケットに対し、それを攻略できると考えて私は彼の新事業を全面支援することにした。
十年余り前の愚行の公開は恥ずかしい限りだが、私は老後の隠棲地をスイスのルガノにして、そこに家を買うつもりの資金を彼のために投資し、沈黙のパートナーとし事業の成長を見守った。だが、建築家の彼の事業能力は至ってお粗末であり、経費の浪費と公私混同は目に余るものだったので、見るに見かねて何度も忠告したが派手な素行は治らず、そのうち会社は乗っ取られてしまい、最後には奇妙な形で不審な死を迎えたお蔭で、私は全財産を失って多くの教訓を学んだ。
要するに、学者や研究者として発明能力があっても、未経験なビジネスの世界に入って経営者になり、他人のカネが流れ込むことで公私混同が始まって、一種のヒルズ族現象の主人公になってしまうことが多いのだ。ことによると、ベンチャー事業を始めた矢部さんの場合も、夢を分かち合おうと考えた投資家の資金の魔力に目がくらんで、公私混同の邪道に迷い込んでしまったのであれば、マグネシウムの時代にとって不幸なエピソードを生み、不明朗な印象と足跡を残したことになるが、マグネシウムの持つ価値と魅力は絶大であり、その任にふさわしい人によって事業として育ち、文明にとっての新しいエネルギーを開拓して欲しいと期待する。
「貼り付け終わり」
このマグネシウムを新しいエネルギーに活用するために、レーザーを使った高温溶融法を研究して特許を取り、ベンチャー企業を設立して投資家を集めた矢部博士が,カネの魔力に引きずり込まれて詐欺行為をしていたというのだ。そういうケースは学者には良くあることで、カネの威力に魅せられて良心を売ったケースとしては、東電からの研究費や袖の下に目が眩んだ、原発ムラに集まった東大教授や御用学者たちが、いかにあさましい人間共であったかを日本人は思い知らされて来た。しかも、政治家や財界人は更に嫌しい精神の持ち主で、国民を不幸にした上に日本を放射能で汚染し、この世の地獄を発生させたことも明白だ。だから、新エネルギーを扱った画期的な対談に対して、胡散臭さを感じてオカルト扱いした人が現れたが、エネルギーはカネになる大儲けと詐欺の世界だ。それは新エネルギーと聞いて大慌てで登場したのが、詐欺師として悪名高いソフトバンクの孫正義であり、電力グリッドとか何とかホラを吹きまくっているのであり、その辺に細心の注意を払わない限りは、日本人は詐欺師たちに食い荒らされるだけなのである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。