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(回答先: 風力發電は環境にやさしいと云ふ嘘 投稿者 卍と十と六芒星 日時 2009 年 12 月 19 日 19:22:19)
カリフォルニアで風力発電の6000の風車が設置されているアルタモント・パス・ウィンド・ファームはサンフランシスコの右隣ぐらいに位置し、日本で言ったら仙台ぐらいのかなり北部の、しかも内陸です。よって、ハリケーンが来てもかなり勢力が弱った状態でくるので、台風で壊れることもなく、そのため風車がコスト的に合理的なのです。
日本は、北海道や青森を除いて台風が常襲する地域ですから、基本的に風力発電は向きません。おまけに、定常的な風が吹く地域もあまりない。つまり、地形が基本的に複雑なので風が舞ってしまうことが多く、吹けば強風、止んだら凪という地域が多い。
また、太陽光は稼働率15%未満であり、とてもベースロード発電には向かない。つまり、どんなに太陽光発電施設をいっぱい作ろうと、それを火力発電所とか原子力発電所戸と同等に扱うわけには行かず、太陽光発電施設の発こう電能力と同等のバックアップ施設を85%の稼働率で使わなければならなくなる。つまり、太陽光はせいぜい1割程度までの電力量をまかなうぐらいにしか、仕組み的に不可能なのものだということ。
だから、太陽光も風力も、投資効率から言ったら非常に悪いものであり、基本的に日本の国力を落とすものでしかない。
原子力も基本的に高レベル廃棄物の始末が出来ず、世界中で地下に埋設が出来た国はまだ一国もない状況や、ブッシュ前大統領のアメリカ国内での原発新規着工再開宣言以来まだ一基が計画中でしかないことを考えると、日本で原発を推し進めることは一種の自殺行為でしかない。
日本は地熱発電をやるべきであり、高温岩体発電がまだ無理であっても普通のフラッシュ発電が出来る地域がかなり多くあるので、日本全国でそれに取り組めば、建設土木関係の会社も助かるし、一石何鳥にもなる。