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(回答先: 新たに43カ国が原発導入計画 日米仏ロ、激しい参入競争(Tokyo) 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2009 年 5 月 24 日 00:41:15)
原発はまだまだ安全性の検証が出来ていない。更に、次の二つの問題点がある。
1.石油と同じように資源の分布が片寄っていて、ウランの取り合いが始まってしまう。つまり、資源をめぐっての争いを生み出してしまう。
2.放射能を帯びた廃棄物、つまり、核燃料の燃やし残りや30年とか40年原発を運転した後、傷んだ原発の建物の始末の方法が全世界でほとんど決まっていない。日本では、300m以上の深さの穴を掘って地層処分するとしているが、地下の水脈がどう流れているかなかなか解明されていないし、地震のほとんど全ては、地下10KMよりも深いところで起きて、その結果、地表に地割れができる。つまり、地下300mでは、地震により簡単に破壊されてしまう可能性が高いのだ。つまり、原発はトイレのないマンションと言われていて、廃棄物の処理方法が全く決まっていないのだ。運転する原発が増えれば増えるほど、危険な高レベル廃棄物が原発の建物内に作られたプールに溜め込まれることになる。そう言ったプールは、原子炉に比べたら格段に簡単な構造なので、それだけ壊れやすい面もある。
だから、本当は、地熱発電の技術開発を国連主導でやるべきなのだ。マグマは、全ての国の地下にあるのだから、マグマ発電というか、高温岩体発電と言うか、水蒸気を使わずに、地下の熱源を直接発電に生かす技術ができるはずで、その開発を全世界こぞってやれば、資源を巡る争いはなくなるはずだ。