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吉田審査補助員の「旅費請求書」は、検審事務局で作成したものと推測できる。 その理由を次に述べよう。
@3枚ともワープロあるいはパソコンで作成されている。 本来「旅費請求書」は本人が出頭日にその都度作成して提出するものだが、手書きの文字は一つも見当たらない。 均等割付やフォントの大きさを変えてある一方で、本人が記入すべき部分も様式本来の文字と「文字の下の線」がそろっている。 これは紙で打ち出した様式に、あらためて必要な文字を打ち込んだものではない。 3枚の請求書の「検察審査会長」「住所」「氏名」の印字位置も同じである。
A出頭年月日、出頭場所から上の欄は本人が記入すべき箇所である。 請求額及び内容(起点、終点)は事務局でないと記入はできない。 しかし@でも述べたように文字の上下の乱れはない。 ということは一太郎あるいはワードの半完成データを吉田氏が持ち帰り自分のところで打ち込んで完成させたか、白紙データを持っている検審事務局が「すべてをやってやった」かのどちらかである。 つまり同一の者が作成しているのだ。
B起点、終点の場所名は、役所で使用している名前でないと後で読み替える手間が出てくる。 また本人に勝手に記入させると「路程賃」の箇所まで記入されかねない。 一回の往復金額は役所側で統一してある金額なはずである。 だから「請求額から下段」を勝手にいじって認印を押して出されては、あとで事務局が困るのだ。 とすればどちらが旅費請求書を作成したのかは自ずと明らかである。 検審事務局しかありえない。
C小沢氏案件の審査日は公表されていないが、開示された資料の解析で全貌が分かってきた。 他の案件も多く処理しているのに、なぜ小沢氏案件の処理日と断定できるのかは「吉田審査補助員も出頭しているらしい」からである。 検審事務局は「この日は小沢氏案件も審査しました」などとは一言も言っていない。 その吉田氏の出頭日を推測するのに使用したのは「旅費請求書」と「審査補助員の出頭回数」である。
では、吉田氏の旅費請求書を代行して支援してやっている検審事務局を、全面的に信頼して出頭日を推測してもかまわないのだろうか? 追求されている当の相手が出した資料を。 嘘は書かないにしても、マスキングの下に何が書いてあるのか書いてないのかは、閲覧者には分からないのだから。
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