http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/687.html
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(回答先: あっしら、4号機「爆破説」の思考法の異様性と異常性 投稿者 短足鰐 日時 2012 年 8 月 13 日 21:11:01)
槌田敦氏は、『隠して核武装する日本』の中で次のように書いている。
<発電用(原子炉級)プルトニュームでは原爆は作れない>
プルトニュームには五つの同位体がある。そのうち核分裂する同位体は、奇数の質量数のプルトニューム239と241である。通常の原子炉で作ると、プルトニューム239は58%、241は11%程度の発電用プルトニュームが得られる。残りの31%はプルトニューム240などの不純物である。仮にこのプルトニュームで核兵器を作ったとしても、次の七つの欠陥を持つことになる。
@不純物の自発的核分裂で発生する中性子により、不完全爆発になる
A不純物により中性子が消費され、連鎖反応が困難になる
(以下、略)
つまり、そのままでは原爆は造れないが、「”不完全”ながら爆発する」と書いている。小生は核物理を学んだものではないが、この指摘は見逃してはならないと思っている。実際に、この知見に立ったものかどうかは分からないが、槌田氏は3号機は核爆発だったと主張(仮説)している。その他の数少ない専門家の核爆発説も最新のものも含めて下に整理した。
あっしらの「3号機の水素爆発で同時的な核爆発や核暴走は起きるはずがないと断定しているのです」との発言がいかに乱暴で思い上がったものか、下を読めば良く分かるだろう。
ついでに次のコメントを俎上に上げる。
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/892.html#c8
10. 2012年8月02日 10:47:35 : ZtHLvFyPoQ
相変わらず、核爆発説が横行している。核爆発がありえないのは当たり前すぎて、専門家は、一々対応したくないだけ。何故、爆発にいたらないか。
1.ウラン235の濃縮度が5%未満なので、中性子が減速して熱中性子にならないと臨界にならない。高速中性子では絶対に臨界にならない。(無限増倍係数<1)
2.高速中性子が熱中性子になるまでに10ミリ秒程度かかる。エネルギー放出には最短でも10ミリ秒程度かかるので、爆発になりようがない。
>「つまりこの人は小出氏より上を行く知見の持ち主として振舞っているのである」
小出崇拝する段階で失格です。小出さんは、再臨界疑惑を言い立てた人だが、燃料スペックを見ると再臨界はおこりえないのは一目瞭然。
(再び短足)
このコメント氏は、核物理学を学んだのかもしれないが、一学徒と学者では知見の質に格段の違いがあると見る。言っている科学的知見は普通の常識ではその通りなのかもかもしれないが、いろいろと不用心である。「専門家は、一々対応したくないだけ」で済ましているが、多くの専門家にはムラの息がかかっている。彼らは自ら自発的に真相を語ることはしない。その辺に無警戒である。
また、「小出崇拝する段階で失格」と言ってのける人はどんな人種なのであろうか。やはりムラの周辺に生息する人物ではないかと、疑われても仕方あるまい。
(以上、頭をやられる前の駆け込み投稿。これで思い残すことはなくなったか)
【専門家が指摘する3号機の核爆発の疑いーその1】
1〜4号機それぞれの爆発についての槌田敦氏の説まとめ(その2) 2012年6月24日
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6342336.html
真上に向かって黒い煙が立ち上ったことから水素爆発ではあり得ない。
また,燃料プールが爆発したことになっているが,燃料プールから水素は出ない。
(燃料棒の入れ物であるジルコニウムが加熱すると酸素と反応し酸化ジルコニウムに変わるので,水素は発生しない。)
5階の床付近での爆発(空気より軽い水素が床付近に溜まることはない。)であったゆえに水素爆発ではあり得ない。
爆発の後で,Xe-133大量にが検出されていることから,核分裂反応があったことが判る。
爆発の2ヶ月後の5月8日に,半減期が8日のヨウ素131が使用済み核燃料プールで大量に検出されたことは,その検出量の256倍の量が放出されたことも核分裂反応があったことを裏付けている。
これらの事実から,3号機は水素爆発ではなく核爆発であったことが判る。
(アーニー・ガンダーセン氏も当初は「核爆発」という言葉を使っていたが,その後「即時臨界爆発」という語に変更した。槌田氏はガンダーセン氏の理論では説明しきれない箇所があり,他者に矛盾を指摘されてトーンダウンしたのではないかと推測している。)
槌田氏の説明では,3号機の核燃料プールは震災後電源喪失により水が循環しなくなり過熱した。水は蒸発してなくなり,燃料棒を覆うジルコニウムが酸素と結びつき酸化し,バラバラに崩れ落ちた。
この状態では核反応はしない。なぜなら,空気中を飛ぶ中性子は速度が速すぎて,核分裂反応が起きる前に燃料の原子核を通り過ぎてしまうから。
しかし,このタイミングで東電は燃料を冷やす目的で水を入れてしまう。
中性子は水を通ると減速するので,燃料の原子核を通過する速度が遅くなり,核分裂反応しやすくなる。
初めは水の量が少ないので水はすぐに熱で水蒸気になり水蒸気爆発し,その後も水が入れられたことによって本格的な核分裂反応が起こり,核爆発した。
つまり,槌田氏の言葉では3号機の爆発は「水蒸気爆発を伴う核爆発」であるということです。
この爆発は大量の放射能を放出したはずだが,幸い爆発時は西の風が吹いており,そのほとんどが海に流れた。もしも,東の風が吹いていたら,現在は出ていない放射能による直接の死者が出ていただろうと推測される。
因みに,この爆発が核爆発であることを示す重要な証拠の一つが中性子線の有無であるが,東電は爆発前後の中性子線の計測結果を発表しなかった。これは東電がデータを消滅させた疑いがある。
どうあっても東電と原子力ムラはこの爆発が核爆発であったことを知られたくないようです。
その理由は前にも書きましたが,今まで科学者は高濃縮のウラン(ウラン235が60%以上,プルトニウムは94%以上)は核兵器になり,低濃縮のウランは軍事利用できないので,平和利用に使うのだと言ってきたが,低濃縮のウランでも核爆発するのであれば,今まで科学者が言ってきたことが全部嘘で,使用済み核燃料でも軍事転用できるということになってしまうからです。
【その2】
《ドイツの原子炉安全協会の報告書より》 4号機では事故直後、”燃料プールで爆発と火災が起こった” (原発問題)
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/334.html
投稿者 赤かぶ 日時 2012 年 8 月 07 日 08:55:49: igsppGRN/E9PQ
【ドイツの原子炉安全協会の報告書より】
4号機では事故直後、”燃料プールで爆発と火災が起こった”
フクシマ-最悪事故の陰に潜む真実 Part4/4
http://www.youtube.com/watch?v=ammCzi7lcoQ&feature=relmfu より一部
東電は2011年の11月になって初めて4号機で爆発があった事実を認めた。
しかし、それでもその水素ガスが燃料プールから発生したものだとは認めようとしなかった。
というのも、それを認めてしまえば、燃料がしっかり冷却できなかったことを認めざるをえなくなるからだ。
まず、地震で燃料プールに亀裂が入り水が流出してしまった。ウラン燃料の被膜をつくっているジルコニウムがとても高い温度に達して、自然に発火してしまった。そのときに水素も同時に発生したため、爆発が起きた。
クリストファー・バズビー教授は、ここの大学で研究する放射性科学者だ。
私が3号機の爆発の映像を見る限り1号機で起こった爆発や、その他の水素爆発から私が見て知っているどの爆発とも
はっきり異なることがわかります。
このスライドはどれも300分の1秒の間隔で撮られたものです。
5番目のスライドで3号機の爆発が始まります。鋭い閃光が走るのが見えています。
これは即発臨海の始まりを示します。建物の右の部分から炎が突き抜けます。
そしてこここそ、燃料プールがある場所なのです。
事故のすぐ直後に世界で有数の原子力産業アレバ社やジェネラルエレクトニック社、ウエスティングハウス社などがこぞってこのことを公にしないようにと国会に圧力をかけ始めたことを私たちは知っています。
しかし私たちは、アレバ社がスタンフォード大学で報告発表を開催するということを突き止めることに成功しました。
あそこではどれだけ深刻であるかが、報告されたのです。そして、やはりジェネラルエレクトリック社やウィスティングハウス社に管理されている主要メディアはこのストーリーを過小に伝えることに徹底しました。
フランスはパリの、アレバ社の本社ビルアレバ社は世界で最大級の各産業企業でありウランとプルトニウムからできている悪評の高いMOX燃料の納品会社だ。
福島第一原発3号機で使用されていたMOX燃料もアレバ社のものだ。アレバ社でも事故はすぐに分析された。
【その3】
福島原発3号機“核爆発”を起こした!専門家が断言 (ZAK×SPA!) データ改ざんを拒否したらクビ!
http://www.asyura2.com/11/genpatu19/msg/300.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 12 月 13 日 12:42:18: igsppGRN/E9PQ
「福島第一原発3号機で3月14日に起きた爆発はピカドン(核爆発)だ!!」
そう語るのは、’10年の春まで日本原子力安全基盤機構(JNES)で原発検査員を務めていた藤原節男氏。原発の施設と運用について隅々まで知る専門家の一人だ。
「3号機の爆発では、一度ピカっと炎が出た後、ドーンと黒煙がまっすぐ建屋上方へと立ち上っています。水素爆発であんな黒い煙は出ません。キノコ雲の形状といい、核爆発の現象に酷似している」
しかし、政府、東電の発表では、原子炉内部は安定を取り戻してきているはずだが?
「重要な放射能飛散原因は、使用済み燃料プールです」
彼は一原発を陸側から写した航空写真を取り出した。
「建屋上部フレームは、使用済み燃料プールの場所が吹っ飛んでいます。プール内で爆発が起こり、そこにあった燃料棒は飛び散ってしまったと思われます」
だが、たとえ使用済み燃料が溶融して下に溜まっても、果たしてそれで核爆発は起きるのだろうか。
「3号機の燃料プール内では、爆発が生じるまでに冷却水が少なくなり、ジルカロイ・水反応で水素が発生。上方の燃料被覆管が溶けて、中のペレットはブロック崩し状態。プール内が原子炉さながら、小出力で臨界状態となって水が沸騰したと思われます。そして、プール水面上方で水素爆発。その圧力で沸騰水中のボイド(水蒸気)が圧縮。ボイド反応度係数はマイナスなので、一気に核分裂の反応度が高まり、即発臨界の核爆発が起きた。3号機爆発のスローモーションビデオを観ると、爆発音が3回聞こえる。これが、水素爆発の後に核爆発が生じた証拠です」
【その4】
福島第一原発3号機の爆発についての解説 2011年4月26日/アーニー・ガンダーソン
http://www.youtube.com/watch?v=P4KXX24Dv1U&feature=youtu.be
(カンダーソン氏は、水が空になった燃料プールが水素爆発を起こし、それによって燃料棒が激しく動いて変形するような衝撃波が生じた。使用済燃料プールでの燃料棒が変化し(集約したことで)即発臨界による核反応を引き起こした、としている(興味深い動画である))。
(一般人の3号機(または4号機)核爆発の疑い)
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/169.html#c7
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/334.html#c4
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/334.html#c9
http://www.asyura2.com/12/genpatu26/msg/426.html#c2
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