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検察官が説明に呼ばれた時点で、「起訴議決予定」は東京地検に知られることとなる。 東京地検の最上階のボスは法務大臣だ。 そして法務大臣は内閣の一員だ。 これらの人々がほぼ同日に「起訴議決が出るな」と知ることが可能だ。 だから「出頭要請書の送付月日が実質的な議決日にあたる。」と別の投稿のコメント(『議決は前もって読める』カッサンドラ)に書いた。
ではなぜ皆で斉藤検察官の出頭日を隠すのか? 出頭日がわかれば、出頭要請書の送付月日がおおむね予測がつく。 少なくとも出頭日の1週間前には要請書は東京地検に届いていなければならない。 検察官の予定や準備の都合もあるから「明日来い!」と言うのは理不尽だろう。 それに検察審査会長がいる時でないと出頭要請書は完成しない。 つまり「検察審査会がある時」にしか出頭要請書はできないのだ。
「起訴議決予定」が検察審査会の外に出た「出頭要請書の送付の日」が斉藤検察官の出頭日から推測できるなら、いつ検察審査会の起訴議決が内部で固まったかも同時に推測できる。 これを知られるのが嫌で、最高裁も検察審査会も検察まで「斉藤検察官の出頭日」を秘匿するのか? しかし「検察審査会の起訴議決が内部で固まった日」が推測できようとも、あくまで推測の域を出ない。 それでも何を恐れているのか?
仮に9月28日に出頭したのなら、要請書の送付月日は9月14日以前しかない。 14日に送付したのなら、検察審査会と東京地検はすぐ近くだ。 その日のうちに東京地検に配達されよう。 そしてたぶん同日に法務大臣の知るところとなることは間違いない。 だからバレた日にちを「議決日」としたのか? しかし国民はそんなことは分からないのだから、「9月28日議決」と発表しても何の問題もないはずだ。
では誰かが9月14日に「小沢氏は起訴議決になった」と聞いてしまったからか? それで辻褄を合わせざるを得なくなったのか。 実際の議決日より早く分かっていた、というのは外聞が悪かったのか。 これ以上は推測不可能だ、残念ながら。
仮に9月14日以前に出頭していたとしたら、どうなるか。 要請書の送付月日は9月6日か8月中になる。 「そんなに早く決まっていたの?」と言われないだろうか? そんなに早く法務大臣が知ることができたのなら、ことによるとサポーターの選挙までおかしくなってしまうのではないか。 誰でも「起訴されると分かっている人」に投票はするまい。
たしかサポーターの投票日は8月30日ではなかったか。 8月の検察審査会は31日と24日にも開かれている。 31日ならサポーター選挙に影響はあるまいが、24日だとしたらモロに誘導が可能だ。 「いったい全国の多数のサポーターをどうやって誘導したというんだ?」と反論されることは覚悟している。 私にも分からない。
とにかく以上に述べたとおり、いずれの日に出頭したとしてもアヤが付くことは確実だ。 ならばいっそ「出頭日も出頭依頼書も秘密にしとこう」ということになったのかも。
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