http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/508.html
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(以前にも書いたが、仁王像はプロの(国家)戦略家ではない。戦略家が育ってもらいたいというコーデネイト的発言はしてきた。今回はその延長線上での一井のアマチュアが広げる大風呂敷である)
世界から核廃絶することは、世界権力(国際金融マフィア)※の暗躍する場(フィールド)を著しく削減するだろうことは容易に想像できる。核廃絶への道程には小川和久氏の指摘するロードマップのようなものも必要だろう。一つひとつ垣根を狭めて「核」を追い込んでいく。筆者が言えるのはそこまでで、具体的プロセスは各国の戦略家にこれから考えてもらう。とりわけ日本の国家戦略家が層厚く輩出して、この件に関しては世界をリードしていくぐらいの活躍を夢想する。
核廃絶はわれらの世代ではおそらく完遂できない。世代間をつないでねばり強く取り組んで行くものである。3世代ぐらいまでに実現できれば”御の字”かもしれない。努力と時代の予想外の激変で早まる場合も考えられる。いずれにしても百年の大計である。
これで世界権力の片腕をもぐことができる。
核廃絶が実現または実現する見通しが立った段階で打つ手は、各国「中央銀行」を三権分立の政治制度の枠組みの中に引き戻すことである。現在、各国の中央銀行は三権分立の枠の外にはみ出し、四権分立の様相を呈している。これがおかしいことはいろいろな人が阿修羅にもアップしているはずだ。
ヴィクター・ソーン氏が指摘するごとく、中央銀行は議会または政府の管理下に置くことである。これにより、各国中央銀行を通して大小の戦争を企画・演出してきた世界権力の両腕をもぎとることができる。世界権力が暗躍して猛威を奮う場(フィールド)は大幅に縮小するはずだ。これはおそらく百年単位の大計になる。
まだ、両足と頭など残っているが、その処置法についてはその時代の世代に考えていってもらう。世界権力の暗躍できる「場」をだんだんと狭めていく、これが世界民衆の側の世界?戦略(作戦)である。
※)ユースタス・マリンズ著『世界権力』の内容と同じ意味で使用。
・中国の覇権主義と超大国への道
http://www.asyura2.com/09/china02/msg/838.html
・ロス茶vsロックの問題
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/369.html
・「日本銀行(は)、先進国のなかでは最も説明責任の少ない中央銀行だ」ヴェルナー
http://www.asyura2.com/09/dispute29/msg/136.html
・怪しい論考である−通貨発行権を国が独占する誤り(オルタナティブ通信)
http://www.asyura2.com/07/dispute27/msg/318.html
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