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日本は核武装するべきか 自民党の石破政調会長が原発は核武装のために必要だと言われたと言う。今の日本の状況で原発が必要だと言うことを核武装と結び付けて発言するのはかなり勇気のいることだ。実際、今の日本で核武装をしようと言っても多くの国民はほとんどその必要性を理解はしないだろう。そして、アメリカそのものが日本の核武装を許しはしないはずだ。だから、この発言を石破政調会長がされたと言うことはそれなりに考えてみた結果のことだ。 実を言うと、自分自身も、日本は実際に核を持つかどうかは別にして、核武装をするかどうかについて多少の議論はしておくべきだと思う。なぜなら、現実の国際政治は武力をもとにしたパワー外交であるからだ。このことは厳然とした事実であり、力を持たなければ踏みつけられるだけだ。そういった例は今の国際政治でも事欠かない。リビヤもそうだし、やがてタイもそうなる可能性がある。 ただ、石破政調会長が言われたのは、ある意味、本心ではなくて、国際的な反響を狙ってのことだろう。中国や北朝鮮の反応を見ると言う側面もあるし、アメリカへのメッセージといった面も強いはずだ。 実際既に40年ほども原発を運転してきていて、何処かに既に原爆や水爆を幾つか隠し持っているのではないかと考えたこともある。まあ、打ち上げに必要なロケットがかなりの大きさになるので、単に原爆を持っていてもしょうがない面があるのだが、それでもすぐに核弾頭に利用できる原子力爆弾が出来上がっているのなら、それなりに取引材料にはなるだろう。まあ、このことに関しては、政府内部や実業界にかなりの盗聴網がすでに出来上がっているので、もしもあればとっくの昔にアメリカ側によってつぶされてしまっているはずだ。 石破政調会長が核武装に関してその必要性を発言されたのは、いっこうに進まない福島原発事故の処理や脱原発の動きについて、「これ以上事態が動ないなら、いっそのこと原爆を作って核武装するぞ、それでもいいか」と世界各国へメッセージを送ったものだ。そして、本当に、これ以上事態が動かないのなら、本気で核武装を検討するしかないとも思う。それほど、今の事態は行き詰っているのだ。 ＊6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは？」から一連番号を付しています。＜＜636＞＞
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- Re: その議論の立て方に異論有り 影の闇 2011/8/22 22:43:52
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