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(回答先: 汚染水処理システムの導入を熱心に阻(はば)もうとしてきたこの人ーこれも「たわごと」? 投稿者 短足鰐 日時 2011 年 7 月 07 日 20:07:32)
<汚染水浄化 鉱山の技/安く早く放射能除去廃棄物少なく/京都大が実証>朝日7月9日
放射能汚染水から放射性物質を短時間で取り除く技術を、京都大が実証した。鉱山などで古くから使われている方法の応用で。加熱の必要がなく、使う薬品も少ないため経費は安い。福島第一原発で使われている浄化装置に比べ、除去後に生じる放射性廃棄物の量が少ないという。京都大が14日に東京で開くシンポジュームで発表する。
京都大の古屋仲秀樹準教授(分離工学)らが実証したのは、必要な鉱物を分離する「浮遊選鉱法」の一種。鉄やニッケルなどの化合物を汚染水に入れて、水に溶けたり、微粒子になって漂ったりしているセシウムなどの放射性物質を包んで沈める。
水と分離しやすくする薬剤を加え、下から泡を入れると、沈んでいた放射性物質が泡とくっついて浮かぶ。上澄みの泡と一緒に集めれば取り除ける。
古屋仲さんが京都大原子炉実験所の研究用原子炉から出した低レベルの放射性廃液などで試したところ、セシウム、ストロンチウム、ジツコニウムなど5種類の放射性物質を99%以上除去できた。一連の処理は十数分間で済むという。
福島第一原発の汚染水浄化装置で仏アレバ社が使っている凝集沈殿法は、鉄などの化合物を大量に使って放射性物質を沈めて除去する。その結果、放射性物質と化合物が混じった放射性廃棄物も大量になってしまうという欠点がある。また、沈みきらずに浮遊している放射性物質が除去できない恐れもあるという。(鍛治信太郎)
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