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28. 短足鰐 2011年5月25日 20:12:52: 1dEIvwQCPSw5M : zqw7Lv8Ckk
>さて、この機会にこの人の4号機の「意図的爆破」説(下↓)に所感を述べておきたいと思う。本稿を読んで一番に思ったのは、
『この人の言う三つの目的を達成するための計画的(意図的)爆破だとすれば、なんと無謀(乱暴)な爆破であったことか。建屋を倒壊させるほどのバカな爆破をやったことになる。
爆薬の専門家の力を借りれば*、必要なところに必要な大きさの穴ぐらいは大差なく穿けれたはずではないか。そもそも法規的に火薬類の取り扱いは素人ではできないはずだ。これが爆破だとすれば素人の大馬鹿ものがやったに違いない仕業だ。
そもそも事故後数日にして、こんな大それた爆破を菅が決断できるだろうか。ましてや原子力安全委員会にそんな勇断?のできるはずがない。東電単独にしてもそうだろう』
というものだった。では原因は何かと問われると答えに窮するので、二の足を踏むことになる。
建屋の爆発の様子を見ると、局所に爆薬を仕掛けた管理爆破とはとても思えない。なんらかの爆発性の気体が建屋の上部に溜まり、それが爆発したような外観である。それも相当ひどい。現時点では原因は不明だが、(不本意な)気体爆発事故としか思えないのである。
もし意図的爆破であったなら、立ち上がってきた事故調査委員会等は何とかかわせたとしても、長期にわたって隠し遂(おお)せるものであろうか。いくら日本国でもそこまで国力のない国家だとは思えないのである。
(この人は、再び似たような事件を起こすだろうと予言したのは5月12日のことだった)
*)もし計画的爆破であれば、警察や自衛隊の特殊部隊に局所爆破の技術を持った者も配置されていると思われるので、その活用もあったはずだ。彼等に限らずプロによる管理爆破であれば、建屋の補強工事を急がなければならないほどの愚かな爆破にはならなかったと思う。
・[最後で最大の謎]意図的に“爆破”された4号機原子炉建屋:火災説や水素爆発説の流布で国民や世界を愚弄
http://www.asyura2.com/11/genpatu11/msg/536.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 5 月 21 日 17:23:54: Mo7ApAlflbQ6s
(上につづく)
これまで所感で留まっているのは、「100トンの水圧のかかるゲートをどうやって手動で開くのか」と問い返されて返答に窮している人と同じであった。恥ずかしながら小生もこの言葉に呪縛されていて、一歩踏み出すことが出来なかったが、ある朝フト、「なんだ」と思った。
水圧は蓄えてある水の総トン数に依存(比例)するのではない。水深によって決まってくる。10m深くなるにつれ1気圧づつ増えていくことは良く知られている。この(炉内機器類を保管する)水槽の深さを10mとすると、水圧は1気圧、10トン/平米となる。大気圧はゲートの両側にかかるので無視してよい。
計算を簡単にするために仮にゲートの大きさを10センチ四方とすると、ここにかかる圧力は10トンの1/100、100Kgとなる。この圧力に抗してゲートを動かすとする*。ここは歯車によるテコの原理を使えば、たとえば1/20以下ぐらいに減じることも出来よう。5Kg以下の力なら人力で十分対応できる領域である(車体を持ち上げるジャッキーと同じ原理)。
そもそもこのテコの原理があるから電動でも動かせると考えるべきだ。電動であっても、100Kgましてや100トンの圧力がモロにゲートにかかったままでは開閉するのは困難ないしは不可能であろう。人力でも電動でも開閉が可能だから、ここにゲートが設置されていると考えるべきである。
意図的爆破・説の根幹にあるのが、プールゲートは手動での開放は不可能との前提に立っている。かように考えると、この一事をとっても、この「お説」も極めて疑わしいと言わざるを得ないのである。
*)ここではドアを開くようなイメージで考えたが、コロを使ったスライド式のゲートであれば、さらに数分の一の力で開閉できると考えられる(コロの摩擦力に抗することになる/台車で重量物を運べる原理)。
(下の勧告に従い再びここに出た/念のため)
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