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(回答先: Re: ”言論詐欺・犯罪”とも言える言論で大失態を演じたのは、まずこっちの男の方だろう 投稿者 短足鰐 日時 2011 年 5 月 10 日 20:00:07)
(付言)
根拠薄弱な御託(自説)を臆面もなく押し出してきた心理力学を考えてみる。
「知を衒(てら)い、知におぼれた」*。自分の知性に驕(おご)って起こした、取り返しのつかない大失態であった。人はその得意技で失敗するとも言う。
端から原発技術者たちを見くびり、自分の方が上を行くという思い上がりがあった。だからこそ、対策チームはチャンバーの水の枯渇を失念したに違いないと考えた。
そこからは一瀉千里で、可能な限りの材料を集めて自論を着飾った。常人では使いこなすのも容易でないような専門語も随所にそれとなく散りばめた。
着飾るから文章が分かりにくくなる。分かりにくいと却って高級言論だと錯覚するそそっかしい読者もいる。
自分の知能(実は浅知恵)で、見事に自分が転んでしまった見本。
以上のごとく振り返ってみると、その道具立てとは裏腹には、主張のコアの部分は実にに粗雑なものであったことに改めて呆(あき)れるのである。
余計なものを一枚一枚剥(は)いでいくと、何も残らなかったという「らっきょ論」であった。
さる演歌の一節が浮かんでくる。
♪錦は着てても、心はボロだ〜
以上見てきたように、イカサマ言論(デマと認定する!)で阿修羅は「煽られ」てきたのである。そして本件は、阿修羅始まって以来の椿事だったかも知れぬ。
(小生もこの男に幻惑され、ようやくここまでは辿りついたのであった)
*)この性向・体質はいまさら修正は効かないだろう。だからこの男がある限り、そちこちで似たような事件(知に走り過ぎ失敗する)を再び起こすだろうことを予言しておく。
(付言2)
〔圧力抑制室の耐震性に問題はなかったか〕田中三彦
2号機の爆発がなぜ圧力抑制室の近傍で起きたのかは、たぶん重要な問題だ。爆発したのはやはり水素だろう。「異音がした」と表現されているが、原子炉建屋の地下の部分の爆発だから、何かこもった音に聞こえたに違いない。
水素の発生場所は、当然原子炉圧力容器のなかだ。(その)水素が地下に降りてくるルートが一つだけある。それは原子炉圧力容器から逃し安全弁と配管を経由して、圧力抑制室に入るルートである。…
一つの可能性として、やはり圧力抑制室が激しい地震の揺れによって、圧力抑制室の構造的に脆弱な部分(たとえば、エクスパンション・ベローズやエビ胴の溶接部)に亀裂が入り、そこから水素が漏れ出して爆発したということではなかっただろうか。
【「世界」5月号より一部抜粋】
(注)1号機については、地震の揺れで、配管に中規模または大規模の破損が生じ、そのため原発事故ではもっとも恐れられている「冷却材喪失事故」が起きたのでないかと推測している。
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