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まさにこの復興過程自体に管内閣の階級性が鋭く問われるのです。
ニッポンは一つなどという言葉に惑わされて、
原発推進で誰が利益を得て、誰が犠牲になってきたのか、
復興対策で得をするのは誰なのかが曖昧にされてはならないのです。
子ども手当てにしても所得制限があるのとないのとでは、
増税と言っても所得税など累進性の強い税が中心か消費税中心かで大違いだ。
増税か減税か、そんな大雑把な議論ではダメだ。
階級性を問え。震災復興の為だから仕方ない、では済まない。
全て政局に結びついているのであり、財界や官僚は階級的利害を手放さない。
政治家の没階級的あるいは表面的に左派的な言辞に騙されてはならないのです。
今の今こそ階級的自覚が必要なのです。
労働者階級は、サッカースタジアムの君が代に聞き惚れている間にも
切り捨てられる可能性は常にある。
今の危機的状況にこそ日の丸の裏に隠されている物を見、
君が代の音の裏に隠されている音を聞かねばならない。
どんなに日本が一つに見えようと、世界を動かしているのはただの善意だけではない。
考えてみましょう。
なんで震災と原発事故で経済が危機的状況になっている国の通貨が上がるのか?
そこに通常の市場原理で説明がつかない悪意がないと断言できるか?
今、世界を動かしているのはギャンブル経済であり、
それがこの日本の未曾有の危機的状況にすら貫徹しているのです。
そのような悪意をただ政治家や官僚や財界の善意を信じる事のみで乗り切れるのでしょうか?
もちろん、今回の企業の献身的な動きには感謝しています。
しかし、政局面では油断できない。バブル崩壊から震災前までの切捨て政治が
急に変わるとは思えない。
鍛冶屋は鉄を取り出す時に鋏を使うのであって、素手で取り出しはしないだろう
ブルガール皇帝
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