http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/234.html
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タイトルの意味をいちいち解題する必要性はないが、一応おさらいすると、
社会の底流で抑圧され、民意が頑として通り難い体制で民衆の憤懣がマグマのごとく渦巻いている。そのようなときに「ワル」に自分たちの思いを託し偶像化し祭り上げていきたくなる。そのような心理−これを仮に「社会病理現象」と呼ぶ−が民衆に共通の心理現象として生成されていく。小沢に実力以上の「濡れ衣」が着せられイメージが肥大化し英雄視されていく。
このような病理現象はファシズムの温床ともなりうる。強力な独裁者の出現を強く希求する心情に成長していく。
その前に、為政者たちとそれを支える政治構造に志がなくあまりにも無能で、なんの期待も希望も持てないという一般的状況が大前提としてあるがー。
ゆえに小沢がいなくなれば、民衆はまた別の「ワル」を探し出してきて祭り上げていくだろう。これは怨念の湧出が止まるまでは押しとどめ難い。だから先にも言及したが、「乱世の小沢、大乱世の梶山」と言われた梶山静六がまだ生きていれば小沢以上の人気を博した可能性がある。(もし、祭り上げるべくてっとり早い政治家が眼前に見つからなければ、既存の価値観を真っ向から否定するある種の芸術家や集団に代役がまわっていく可能性もあるのではないか)。
この問題は社会心理学者や社会学者等が集団で研究していけば、面白いものになるやも知らぬ。素人が素描できるのはこれくらいである。
・W辞任で大混乱に陥っている小沢信者たち!
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/228.html#c2
http://www.asyura2.com/09/dispute30/msg/228.html#c11
(怨念コメント)
「轢かれ者の小唄」を知らず知らずに歌っていることに気付きもしない小沢信者たち!
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/361.html#c7
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/361.html#c10
http://www.asyura2.com/10/senkyo88/msg/361.html#c12
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