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(回答先: 「経済学」は「イデオロギー」であって、各学説間の対立はイデオロギー上の対立である。 投稿者 仁王像 日時 2009 年 12 月 09 日 20:05:22)
本来の経済学は人間社会が成立した時点から経済を読み取れるわけです。最初は狩猟採集を元とした社会全体で生産物を分け合っていた、やがて少しばかりの余剰が発生した段階で物々交換の経済に移行したわけです。その物々交換品の中に貨幣の元となる交換財が入っていた事から、やがて貨幣経済に入るわけです。
しかし重要なことは貨幣とは何かの理論がないまま現在まで来てしまったといえるのではないでしょうか。
貨幣とは何か。一般に言われていることは貨幣の基礎的理論がないままの理論でしかない。交換機能。比較機能。保存機能というかたちで説明されているだけにしかすぎません。それが現在の経済学の元となっている理論です。
本来の経済学は貨幣とは何かを知ることだと言えます。つまり現在の経済学は人々が理解していないことをいいことに適当な現状分析から出発した見せ掛けの経済学でしかないと言えます