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(回答先: V・P「革新共同党」の戦略6【総括・民主の容戦派は11.4%】 投稿者 有島実篤 日時 2009 年 8 月 31 日 11:17:51)
共産党が、全区擁立を改め、北海道でいうと12区中5選挙区に候補を絞ったのは画期的でした。
しかし、これが比例区での得票増と供託金の没収回避という、自党の利益のみに拘泥したために、政治的な効果を上げないままに終わりました。
候補を立てた5区のうち、1区は3100票、2区が1700票伸ばしたものの、6区は+150、9区は−400、11区は−300票と、候補を立てなかった3、4区がそれぞれ1500票伸ばしているのと比較すると、小選挙区に候補を立てたことの効果なかったといえます。
もっとも、候補を立てなかった8区では1900、10区は2900、12区は1500減らしていますから、候補を立てたからこの水準で踏みとどまったといえないこともありませんが。
いずれにしろ、全区で供託金を没収され、政権交代の足を引っ張るのかと罵られながら戦うほどの意味はなかったようです。
同時に、小選挙区に候補を立てない方が、比例は民主を監視するために共産党への票が増えるだろうという見方も幻想だったことが明らかです。