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(回答先: 吟味していく価値のある「仮説」と受け止める−鬼塚『八百長恐慌!』 投稿者 仁王像 日時 2009 年 4 月 16 日 22:40:56)
>「八百長資本主義が演出したサブプライムという国際ねずみ講の結果、富が世界中から流れ出し、その大部分は富裕層の手の中に落ちたのである。」p261
>富が世界中から流れ出しとなっていますが、富を貨幣とみているのか?
なぜこのような質問をするのかというと、上記部分は間違いではないと思っていますが、富を貨幣と考えたとき、今回の金融危機に対し大量の公的資金(貨幣(現金))を投入したことはその現金がどのような流れとなって、再度一部の富裕層(富裕層という言葉は善人と見得てしまうが彼らは善人なのか)の掌中に落ちていくのかということになります。
本来貨幣は労働と労働の交換財でしかありません、そのことによって貨幣が市中での交換に必要な量を超えたとき、労働の価値が上がる(インフレになる)となりますが特定の国を問わず大量生産が可能になった現代、労働の価値を引き上げることにはならず、インフレとなる部分は限られた資源ということにはずです。
これからは大量生産が可能なものはデフレになり、限られたもの、資源とか食料生産とかでは富裕層の投機先となり高騰を演出していくと読んでいます。