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(回答先: ダライラマはCIAのエージェント、航海日誌と批判(チベット仏教の高僧は、とんだ偽ガンジーだったようです) 投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 12 月 17 日 16:05:47)
http://ww5.tiki.ne.jp/~people-hs/data/5267-2.html
ダライ・ラマ CIAと深い関係 中国かく乱の手駒
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いま世界各国で、中国の党・政府がチベットで「人権弾圧をおこなっている」という宣伝があおられている。この中国批判のキャンペーンの中心にたっているのはアメリカのブッシュ政府である。このキャンペーンのなかでテレビや新聞にさかんに登場するダライ・ラマ一四世は、長年にわたってCIA(アメリカ中央情報局)の反中国謀略の手先だったやからである。
ダライ・ラマは一〇日、「亡命政府」があるインドのニューデリーからアメリカにむかう途中、日本にたちよったが、前首相・安倍夫人と自民党人権問題等調査会長・太田が会談して、注目をあびた。ダライ・ラマをマスコミがとりあげるときは、チベットの「精神的宗教指導者」とか「非暴力・平和主義者」の飾り文句がつく。また一九八九年には「ノーベル平和賞」があたえられており、各国政府は元首級のあつかいをする。
ダライ・ラマを米日欧政府などがかつぐのは、かれが、中国の内政に干渉していくための道具だからである。ダライ・ラマは、チベット仏教の最高位の僧侶をあらわす名前で、現在は一四世である。チベットは一九五〇年に中国人民解放軍が解放するまでは、封建的農奴社会であり、支配階級は僧侶やそれをとりまく貴族で、かれらが農民を搾取してきた。ダライ・ラマは、宗教的にも政治的にも最高位をしめる支配者であった。
アメリカ政府は当時、うまれたばかりの人民中国をおしつぶそうと必死であり、「中国内外の反共分子の育成と支持」が国家戦略の大きな柱であった。アメリカ政府は一九五〇年に朝鮮侵略戦争をひきおこす。そして同年のチベット解放後は、アメリカ政府・CIAはダライ・ラマを全面的支援し、反共反中国の「暴動」をひきおこさせた。それが失敗すると一九五九年、チベットからダライ・ラマを脱出させ、インドに「亡命政府」をつくり、反共ゲリラ活動をつづけさせた。
米コロラド州等で反共ゲリラ養成
アメリカ政府は五〇年代後半から七〇年代、アメリカ国内のコロラド州などの基地にチベット難民をはこんで反共ゲリラにしたてあげ、チベット領内におくりかえした。この反共謀略活動は、ベトナム侵略戦争や、朝鮮半島での策動とも連動したものであった。この当時、ダライ・ラマはアメリカの意向をうけチベットの「武力解放」をかかげていた。こうした反共ゲリラの謀略は一九七〇年代なかばまでつづくが、アメリカがベトナム侵略戦争で敗北をするなかでチベットでも破産した。
この間、ダライ・ラマはCIAの全面的な支援をうけており、ダライ・ラマ自身の生活資金もCIAからでていた。このことはダライ・ラマらもみとめている。おおやけの支援は、米中国交回復のなかでおわるが裏での支援はとうぜんにもつづいた。中国の党・政府が「改革・開放」の資本主義化推進の修正主義路線をすすめるなかで、この資本主義化に拍車をかけるために、道具の一つとしてチベット問題をつかい、ダライ・ラマらをつかったのである。
ダライ・ラマは八〇年代にはいるとかつての「反共謀略の手先」というレッテルを払拭することにつとめ、「非暴力・平和主義」「チベットの高度な自治」の看板をかかげるようになり、各国政府に支援要請のはたらきかけをやった。
このもとでチベットでの謀略策動をつづけた。その一つの頂点が天安門事件のあった一九八九年である。
天安門事件は同年六月だが、この年の三月、チベットで「暴動」がひきおこされ、これが中国の「自由」や「人権」を問題とする内外呼応した中国政府転覆策動の引き金となった。ダライ・ラマが「ノーベル平和賞」をもらったのが、まさにこの年である。
「非暴力・平和主義」など、かつてとよそおいはかわってもアメリカの手先としてのダライ・ラマの役割はかわらない。
戦後のチベットをめぐる問題をみると、、アメリカ帝国主義が敗退し、力を低下させ、アジア・太平洋地域での中国の影響がひろがろうとしていくときに、「暴動」がひきおこされている。
今回の北京オリンピックを前にしたチベットでの「暴動」、反中国の一連のキャンペーンは、イラクやアフガニスタンをはじめとする世界的な反米反帝斗争の発展、さらにサブプライムローン(低所得者向け住宅融資)の破たんを契機にした金融危機など、アメリカ帝国主義の段階をかくした力の低下とそれへのつよい危機感を反映している。
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