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(回答先: カルトの功について 投稿者 チベットよわー 日時 2009 年 8 月 21 日 12:14:41)
暴走族の場合、18だか19か知りませんが、
ここらで、社会に出る、もしくは暴力団でデビューするという
区切りがあるようです。
カルトにはそれがない。結局、何世代にもわたって、続けて
いくんですよね。一般社会と並列にずっとシェルターを広げていくわけです。
新参加者をとりこみながら、一般社会内に、保護社会を今度は勢力として
侵攻させるわけです。
これで、キリスト教はあれだけ教義がトンデモなのに、欧州を
制覇してしまった・・・・。
問題なのは、弱者を成長させ現実へ導く、という本来のカルトの
機能が過度な集団化によって無効になってしまうことです。
もうカルトは自分にとってはその役目を果たした、といって
カルトを脱する、卒業するという重要な条目が抜けていたんですよ。
一生カルトがないと生きていけないという弱者に逆戻りですね。
たとえるなら薬。昭和のはじめ、コカインとは、現実をパワフルに生きる
ためのカンフル剤でした。コカインのおかげで、労働者は、明るく精力的に
自己を開放し、人前でも好きな事を話し、女の子にも近寄りやすくなる。
しかし、自分を解放してくれた魔法に対して、「ありがとう、これからは
自分でやってきます」と別れを告げずに、延々に頼る形になってしまうため
カンフル剤であったコカインが主食になってしまうわけです。
どこらへんのタイミングまで使用する、ときめておかないと
せっかくの効力も功として働かなくなる。そういうことでしょうか。