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(回答先: 中国がオバマ大統領の発言を“検閲”(産経) 投稿者 ピノキ 日時 2009 年 11 月 17 日 12:33:17)
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091219/amr0912191801006-n1.htm
産経ニュース
2009.12.19 18:00
オバマ米大統領は、先月16日、中国の上海科学技術博物館で開かれた中国人大学生との対話集会に出席した。集会の場で、学生からの質問に答えた際に漏らした以下の一言がネット上に波紋をもたらした。
「Well, first of all, let me say that I have never used Twitter.(まず第一に、私はツイッターを使ったことがないと申し上げておきます)」
中国のインターネットには規制がかけられていることを暗に示した質問や、ツイッターを自由に使えるべきかの質問(「In a country with 350 million Internet users and 60 million bloggers, do you know of the firewall? Should we be able to use Twitter freely?」)に答えたものだ。
そもそも、ミニブログ「ツイッター」について説明されるとき、必ずと言っていいほど「あのオバマ大統領も使っている」という枕詞(まくらことば)が付けられる。「オバマ大統領といえばツイッター、ツイッターといえばオバマ大統領」と言っても過言ではないほど、“親和性”が高いと見なされていた。
昨年行われた米大統領選でオバマ陣営は、ツイッターやフェースブックなどのいわゆるソーシャルメディアを最大限に活用。これまであまり組織的な選挙活動を行うと思われていなかった若年層を取り込むことに成功し、草の根のネットワークを当選につなげた経緯がある。
日本だけでなく世界中で「オバマ大統領も使っているツイッターを使おう」と思った人も少なからずいたはずだ。現在では289万人がオバマ大統領のフォロワー(ツイッター上で発言を常に見ている人)になっている。なのに…。
「オバマさん、正直すぎ」
この「使ったことがない」発言をめぐっては、日本版ツイッター上でも「それ言っちゃっていいんですか」「オバマさん正直者すぎる」「早くもTwitter時代が終わったか……」など、ショックを受けた人も多数いた。
米国でも、ロサンゼルス・タイムズ紙が電子版のコラムで、「大統領選の対立候補だったマケイン上院議員は、戦争でずたずたになった指でまとまった文章をツイッター上に書いていた」「『使ったことがない発言』のせいで、ノーベル平和賞受賞時の『Humbled(謙虚に受け止める)』というつぶやきの重みが減ってしまった」などと、批判的な意見を寄せていた。
本人じゃなくても「認証」可能
しかし、この発言の波紋はあくまで一時的だったようだ。
日本語版ツイッターの運営支援を行っている、デジタルガレージ社(DG)では、「ああいう発言はないに越したことはなかった」としつつも、「日本の政治家の利用者はどんどん増えているし、あの発言があったからといって使うのをやめたという人がいるとも聞いていない」としている。
政治家の利用者をまとめた個人サイト「ぽりったー」(http://politter.com/)の登録者は着実に増加中で、現役の地方議員、国会議員だけで現在136人に上る。
有名人や公的機関のアカウントについては、米ツイッター社やDGが本人であることを確認した上で認証を行っている。オバマ大統領のアカウントも認証されているからこそ、本人が使っていると思われていたわけだ。
しかし、DGによると、本人確認については、例えば芸能人の場合は芸能人自身ではなくてもマネジャーや所属事務所が認めれば、本人確認したと見なすという。
実際、日本の政治家のツイッターでも、秘書が“つぶやき”を発していることがないわけではない。
結局、ツイッター上では、「芸能人のアカウントでもすべて自分で使ってるとは思っていなかったし…」「使ったことがないと堂々と言ってほしくはなかったなあ…」といった程度で、比較的冷静な受け止めも。
どんどん新しい話題に移っていくため「流しそうめん」(DG)にたとえられることもあるツイッターでは、波紋自体が広がって消えるのも早かったようだ。