http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/739.html
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ワクチン接種を拒否している農家についての扱いに関するニュースならびにブログ記事をまとめておく。
ちなみに私の考えとしては、3番目に引用したブログ記事のコメントのように、もし裁判となった場合今後に禍根を残すことになるのではないかと気がかりである(知事からの告発はないと思うが)。
かといってそのまま生かしておいた場合、清浄国復帰への障害となるかもしれない。OIEにアメリカあたりが異議申し立てをする可能性がある(例の種牛、ここにも「清浄国」規定が関わってくるようです。 http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/652.html も参照されたし)
以下
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100518-296281/news/20100527-OYT1T00246.htm
より引用
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「県民の財産」民間種牛、ワクチン接種を拒否
宮崎県内で行われている口蹄疫(こうていえき)ワクチンの接種は26日も実施され、政府の現地対策本部の小川勝也首相補佐官は同日、「牛と豚の対象農家のうち接種が完了した農家は95%を超えた」と話した。
しかし、接種に応じない農家もある。民間で種牛を育てている男性は「県の種牛と同様、特例を認めてほしい」と主張しており、政府が目指す100%接種の見通しは立っていない。
「これは私一人のエゴじゃない。県の種牛も民間の種牛も、同じ県民の『財産』でしょう」。こう語るのは接種を拒み、種牛を飼育する県内唯一の民間業者、三共種畜牧場(高鍋町)の薦田(こもだ)長久さん(72)だ。
薦田さんは国の種畜検査に合格した「勝気高(かつけだか)」「勝安平(かつやすひら)」など6頭を牧場で育てている。県知事の認可を得て三重、沖縄などの4県に、年間でストロー状容器約2000本分の精液を販売し、地元でも約30農家に提供してきた。
だが薦田さんの種牛6頭はワクチン接種の対象になった。薦田さんは、別農場の肥育牛など約400頭の接種には同意したが、種牛の接種だけは断固拒否している。
その根拠として、県の種牛の特例措置を挙げる。東国原知事は、法律上、殺処分されるはずの県家畜改良事業団の種牛を、「宮崎の財産」として特別に処分せず、経過観察しているからだ。薦田さんは、自分の種牛も「同じ宮崎の財産」と主張し、県に特例措置を要請した。
しかし、県畜産課は要請を断った。担当者は「事業団の種牛は県費を長年つぎ込み、多くの農業団体や農家の協力を得て生まれた」と違いを強調。薦田さんの種牛を「いわばプライベートな牛」と切り捨てた。
これに対し、薦田さんは「赤字が続いても、自分の夢のために種牛を育ててきた。宮崎のブランド種牛として評価を得ているのだから、県の財産として認められるべきだ」と激怒。周辺の農家からも「必ず守ってくれよ」と、励ましの電話がひっきりなしにかかってくるといい、周辺農家とともに抵抗する構えだ。
畜産を始めて50年以上になる。次世代に引き継いでいくはずだった積み重ねが、明日にも崩れ去るかもしれない心細さを感じているという。薦田さんは怒りを抑え、最後につぶやいた。「必要なら、(精液や牛を)県に使ってもらってもいい。事業団に提供してもいいんだ。それで少しでも地元の畜産業が守られるなら」(内田遼)
(2010年5月27日09時03分 読売新聞)
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引用終わり
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=28429&blogid=51
より引用
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ワクチン拒否農場に殺処分勧告 知事
2010年06月30日
(2010年6月30日付)
東国原知事は29日、口蹄疫ワクチンの接種を拒否している民間種牛6頭を飼育する高鍋町内の農場経営者に対し、口蹄疫対策特別措置法に基づき、牛を殺処分するよう勧告した。特措法に基づく殺処分勧告は初めて。経営者が勧告に応じなければ、知事は家畜防疫員に強制殺処分を命じることができる。
ワクチン接種の対象農家は川南町を中心に1025戸(約12万5千頭)。関係者によると、東国原知事が同日、経営者を直接訪問。7月上旬までに殺処分を終えることなどを求める「勧告書」を手渡したという。県は期限まで農家と話し合いを続ける意向。
ワクチン接種について、山田正彦農相は23日に来県した際、「(処分が)一日遅れると、清浄化も一日遅れる。一日も早く清浄化を望むなら早く処理を、と申している」と、県への指示を明らかにしていた。
一方、東国原知事は「問答無用で殺処分するのはどうかと思う。粘り強く、全力で同意いただけるよう説得したい」と話し、強制殺処分には消極的な姿勢を示していた。
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引用終わり
http://blog.goo.ne.jp/iloveyoujh1rfd/e/f82c5ab4fa74187dc4815185360baf18
より引用
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口蹄疫ワクチン未接種農家の扱い
2010-06-29 18:37:02 | Weblog
今日は私の農場を見てもらっている、石川先生の訪問日。
先生の話だと、ワクチン接種ゾーンで、いまでも数件拒否している農場があるらしいとか。
で、宮崎県と農水省に確認したところ、いまだ100%になってないため、
県を通じて鋭意話し合い中との返答を頂いた。
さて、ワクチン接種家畜の殺処分が始まるが、この未接種家畜の扱いはどうなるのか?
特措法では期限を定めて殺処分を執行することになるだろうが、いまだ症状も出ていない
家畜を法令で殺処分した場合、財産権の侵害行為にはあたらないのだろうか。
おそらく、このままいけば裁判にゆだねられる事態になるだろうし、その結果によっては
次に重大疾病が発生した時、大混乱を起こす元になりかねない。
2 コメント
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Unknown (omizo)
2010-06-30 10:30:03
強制執行になるのでしょうが、手続きは必要ですから、無効主張を裁判所に出した場合どうなるか。 無視して、執行するか。裁判所の判断をまたずに執行はかのうですか。
仮に特措法8条で、大臣命令で防疫官を用いて接種し(いまさら)
薬剤接種拒否の罰則は、30万以下の罰金ですし。大臣または知事が告発するのか。
6条で知事命令で、防疫員を用いて殺すとしても。
6条の拒否行為は、家伝法16条に違反すのか?。 違反するなら、有期刑3年以下のにはなりますが。 知事が警察に告発するのか?。特措法に罰則規定がない以上は。
事の発端は、知事が招いた事でもあるのですから(知事一人の問題ではないですが)、発症当該地での種牛の命乞い。
拒否されている人の心情も複雑でしょう。
強制執行 (管理人)
2010-06-30 12:08:47
強制執行確定らしいですね。
かりに裁判所に執行停止の仮処分を求めたらどうなるのか。
ことがことだけに、告発とかはしないと思いますがね。
すべては種牛特例を言いだした側が混乱の元を作ったわけですから、それなりのけじめを求めたいです
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引用終わり
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=28458&blogid=51
より引用
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知事、強制処分には消極的 ワクチン拒否農場勧告
2010年07月01日
(2010年7月1日付)
東国原知事は30日、口蹄疫ワクチンの接種を拒否している農場経営者に口蹄疫対策特別措置法に基づく家畜の殺処分を勧告したことについて、同意期限を6日に定めていることを明かした。勧告に従わなかった場合の対応については「問答無用で法を振りかざすつもりもない。粘り強く話し合いを続ける」として、あらためて強制殺処分には消極的な姿勢を示した。
勧告を受けたのは高鍋町内で民間種牛6頭を飼育する経営者。東国原知事は「先方の情熱や思い入れなど意思をくみ取り、国の考え方も考慮して何がベストか、皆が納得できる折衷案で解決できればいい」と話した。
また、知事はイノシシへのワクチン接種拒否が2件あることも明らかにし、「同意を得られるとの手応えがある」とした。
一方、政府の現地対策チーム本部長を務める篠原孝農水副大臣は「清浄化を確認する段階で埋却していないと駄目だ。残れば法の原則から外れ、移動制限の解除もできない。ただ、抗体検査をしてシロだったらということもあるので、今後検討していく」と述べた。
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引用終わり
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- 種牛6頭、ワクチンと殺処分拒否 宮崎・高鍋町の農家、提訴も検討(西日本新聞) ニューニュー 2010/7/06 22:54:31
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