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Re: 簡単版 【ウイルス、細菌の自然発生説】のヒント集(口蹄疫騒動の原点に迫る) http://www.asyura2.com/09/buta02/msg/607.html
(回答先: 簡単版 【ウイルス、細菌の自然発生説】のヒント集(口蹄疫騒動の原点に迫る) 投稿者 寅蔵 日時 2010 年 5 月 21 日 07:14:39)
パスツールの実験の本質は、生命の無いところからから生命が生じる可能性は低いという意味であって、「(生命の)自然発生説」を否定したというところにある。つまり、腐敗という現象を生命の関与するものであると仮定し、検証したという点がポイントなのである。だから、不正確な解釈を貫いているフォローアップ元の投稿には不理解の推定が働く。 そしてフォローアップ元の投稿には とある。宜しい。タカラ酒造あたりに金を払って、専用のシャーレに体細胞を培養し、TBなり何なり感染させてみればいい。シャーレは体内を擬似的に再現しているから、病原菌が侵入し、増殖するところが観察できるだろう。貴方がもっと金をかけて、減圧室でも何でも作れるのなら、エボラみたいなものを同じようにやってみればいい。物凄い勢いで増殖して細胞が膨れ上がり、弾けるのが見れるだろう。対照実験として、一方に菌を植え付けないサンプルを用意すれば、病原菌が侵入しなければ細胞に変化はないということがわかるだろう。もっとも、日本にエボラ出血熱がいないことがそのまま、体内発生しないという証拠である。 パスツールの事実から(紆余曲折を経て)導かれるのがコッホの仮説なのである。これが正しいことは、人類が歴史を通して学んだことだ。例えば、難民キャンプで清掃を命じ、手を塩素系漂白剤を薄めた水で定期的に洗うようにと指示すると、集団としての健康状態は著しく改善する(手を洗うと、手が荒れて菌にたいする耐性が落ちるにも関わらず、である)。 だから菌を抑えることの方が重視されるのは当然である。これは、全て、リスクを最小にするにはどうすれば良いかという議論である。 例えば、心停止や出血多量のときは、感染症のリスクよりも、心停止や出血によるショックの方がリスクが大きいため、消毒が省かれる場合もある。これを、「消毒は間違っている」と結論するのは、軽率である。これをごちゃごちゃに論じようとすれば、不理解の推定が働く。同じことが、フォローアップ元の投稿にも言える。
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