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五木寛「青春の門」は原作も読んだし映画も見たが、映画では原作にない”味付け”がしてあった。
炭鉱の落盤事故で坑道が塞がれたとき、坑内ののある個所に鉱婦の吉永小百合と鉱夫が残された。鉱夫はそこで小百合に「恵んで下さい、恵んで下さい」と土下座いて必死にお願いした。小百合はこれを受け入れコトに及んだところ、今度はそこで落盤事故が起き鉱夫は亡くなった。この部分は原作にない。シナリオタイターが書き加えたものだろう。
もう一つ、高橋英樹主演のNHK大河ドラマ「西郷隆盛」では、西郷がある屋敷を訪れ挨拶したところ、そこの主に独身か?と聞かれ、西郷がそうだというと、「それはいかん、独身は鞘のない刀のようなものだ」と言われる場面があった。当方、そのときはニヤリとしたが、後で考えると女性陣がこの場面を見てどう思ったかと考えた。おそらく快くは思わなかったのではないか。
これもおそらく、原作にない味付けと加えたように思われる。
もう一つ。やはり大河ドラマで山本勘助が主役のものがあった。このなかである武将(殿様)が白い寝間着をきて正妻と同衾中に正妻に首を掻き切られて絶命したシーンがあった。この妻は白い寝間のままフラリフラリと屋敷の外へ彷徨いでて行った。自決するか野垂れ死にするかという余韻。
これもおそらく原作にはなかったのではないか。
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