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(回答先: FM・クラシック案内人のこの二人、気色悪し 投稿者 仁王像 日時 2020 年 5 月 16 日 09:07:36)
「軍師竹中半兵衛」八尋瞬右/PHP’94年 から
「半兵衛は…精神のスタイリストとでもいうか、人間社会の実利よりも人間としての生き方、美学のほうに重心が傾斜する」
(また引用は略すが、まわりで”大軍師”の呼び声もあるなか、半兵衛はそれに奢ることなく、常に自分を客観視し、等身大で自己を把握するよう努めている様子が随所に書かれているーおそらく史実)
(仁王像)
この一行に、半兵衛の死生観が凝縮されている。この作家もまた、同じ死生観をお持ちだったと見る。
対する上のクラ案内人の二人は、このような死生観とは無縁と考える。言い換えれば目先の毀誉褒貶が常に念頭にある部類だろうということ。
(余談)
昨日の芦田奈菜ちゃんの番組では、今、女性たちの間で人気が出てきているという石田光成を取り上げていた。光成の末裔の男子高校生が登場、その博学な研究結果を開陳(光成は信長から数々の理不尽ななパワハラを受けていた。それが信長手薄の機会をついて周到な作戦もなく、反旗を翻した、と)、面白かった。
付け加えたいのは、半兵衛は秀吉の寄人として参謀を務めながら(信長は秀吉の数々の戦功の陰に半兵衛がいることを十分認識し、それを口にもしていた)、信長の大量人殺しを屁とも思わない性癖を嫌い続けていて、それとなく秀吉に謀反を促したことも本書には描かれている。
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