http://www.asyura2.com/09/bun2/msg/543.html
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TPP賛成派(分かっている範囲内で、賛成派の主な人たち)
主な政治家・・・野田佳彦首相、菅直人前首相、前原誠司政調会長、玄葉光一郎外相、安住淳財務相、仙谷由人元官房長官、みんなの党一派、河野太郎、石破茂その他
主な官僚・・・宗像直子
主な言論人・・・竹中平蔵、星 浩、櫻井よしこ 、辛坊治郎、高橋洋一、阿比留瑠比、松本健一 、財部誠一、屋山太郎、勝間和代、猪瀬直樹、古賀茂明、三宅久之、古森義久、田勢康弘、岸博幸、堀江貴文、田中直毅、田村秀男、伊藤洋一 、池田信夫、谷内正太郎 、花岡信昭、大前研一、伊藤元重、田嶋陽子、高野孟、福田和也、田久保忠衛 、田原総一郎その他
ざっと主なところではこんなところが、親米保守(ポチ)の人々は基本的に賛成。概ね郵政民営化賛成とかぶっている。
池田信夫みたいな詐欺師は必ずこういう売国プロジェクトの推進側に回るね。
そんなにおこぼれが欲しいのかな。
まあ、これだけ貰えれば僕もTPP賛成になるけどね:
アメリカに利益を得させ、そのリベートを貰うのは、その一例である。
竹中はクレディスイス銀行ジュネーブ支店に100億の預金が在り
検察に取り調べられたが、小泉が10億検察につかませ、難を逃れた。
その代償として議員辞職したのが真相である。
純一郎の選挙対策本部長は稲川会の竹内清である。
純一郎は己の出自に鑑み若くしてCIAの工作員になり、それが暴力団
と、より深く結びついていく。
その系譜を息子進次郎に受け継がせ、コロンビア大学、CSISとCIAのジェラルド・カーチスの斡旋で工作員の王道を歩ませている。 進次郎は選挙中稲川会の竹内清に挨拶に赴き、撮影されている。
小泉純一郎が自分のした事、する事に対し、何の後悔も無い事が窺い知れる。 日本国、日本国民を裏切り、利益を貪るのは、小泉の目指す所である。
我々国民はこの様な売国奴を支持し、賞賛していたのである。
今さらながら、我々日本国民はバカである。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak41/msg/585.html
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| l、__/ ゙、__/ l あなた方は幸運ですね
| rニヽ, | < 何故かって?
| lニニニl / 変態 池田信夫を見れたからです
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`ーァ---──'''"ヽ, ハッピー
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湯浅誠に対する池田信夫のみっともない嫉妬
この年末年始、国内でもっとも注目を集めたのは、「年越し派遣村」をめぐるニュースであり、村長を務めた湯浅誠は、いまや日本でもっとも注目を集めている人物の一人だろう。
当ブログは、朝日新聞がこれを大きく扱わなかったことを非難してきたが、もっと滑稽だったのは権力や御用文化人の反応である。
派遣村に集まってきた人たちに対して、「本当に働こうとしている人か」と述べたのは、坂本哲志総務政務官である。この発言を報じた毎日新聞の記事には、およそ270件の「はてなブックマーク」がついたが、うち33件に「これはひどい」というタグがついている。「はてブ」の3分の1に「これはひどい」のタグがつけられた城内実には(ネットの世界では)及ばないが、大顰蹙を買ったといえる。
ところが、2ちゃんねるやmixiの日記などでは、この坂本発言を支持する声が多いのだという。いや、『Munchener Brucke』が採集して提示したように、坂本発言を擁護しているブログがゴマンとある。テレビで彼らを煽っているのはみのもんたである。いや、
「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金(医療費)を何で私が払うんだ」
とか、ハローワークで
「何かありませんかと言うんじゃ仕事は見つからない。目的意識がないと雇う方もその気にならない」
などと発言した麻生太郎首相自身が、コイズミ内閣の頃時代を席巻した自己責任論を再び撒き散らしている。麻生は、いくら積極財政論を唱えようが、本質的に新自由主義者である。
現在、日本の支配層の知的水準は際立って劣化しており、権力が崩壊していく時というのはいつもそうなのかと思わせるほどだ。単に漢字が読めないだけではなく、その無教養ぶりを日々露呈している麻生太郎もそうだが、「経済学者」であるらしい池田信夫という人物もその悪例に挙げられる。
以前、『kojitakenの日記』で、池田が「地球温暖化陰謀論」なるトンデモにはまっていることをご紹介したが、当該エントリからリンクを張った『シートン俗物記』の指摘によると、池田は、従軍慰安婦否定論、沖縄集団自決否定論、捕鯨問題などにも首を突っ込んで、毒電波を撒き散らしているようだ。学界ではまともに相手にされていないのではないか。少なくとも、私は池田を「経済学者」とはみなしていない。
その池田が、ブログで「「派遣村」の偽善」なる、呆れたエントリを上げている。2ちゃんねるでは絶賛されているのかもしれないが、「はてなブックマーク」における評判はかなり悪い。私に言わせれば、この池田のエントリは、どこがどう悪いという以前のレベルのものだ。
ところで興味深かったのは、これだけではおさまらなかった池田が、「反貧困―「すべり台社会」からの脱出」というタイトルのエントリを上げてきたことだ。
内容は、同名の湯浅誠の著書に対する単なる悪口だが、このエントリを読んでいて、池田がこんな駄文を書いた動機がわかった。
池田もエントリ冒頭で書いているように、この本は昨年暮、朝日新聞社が主催する「大佛次郎論壇賞」を受賞した。
http://www.asahi.com/culture/update/1213/TKY200812130197.html
朝日新聞の論調自体は、必ずしも「反貧困」の方向性を持っているとはいえないが、この湯浅の名著に論壇賞を授与する程度の良識は残っているようだ。そして、池田は明らかに湯浅誠に嫉妬している。
彼の経歴も東大法学部の博士課程修了と、普通の「プロ市民」とは違う。
などとわざわざ書いて、対抗心をむき出しにしているし、なんといってもお笑いなのは、本書のような「社会主義2.0」では、朝日新聞や岩波書店などの滅びゆく左翼は喜ぶかもしれないが、若者はついてこないし、政策論議としても建設的なものは出てこない。
というくだりだ。おいおい、と思ってしまった。これをちょっと言い換えると、池田信夫のような「新自由主義2.0」では、自民党や竹中平蔵一派などの滅びゆくネオリベは喜ぶかもしれないが、若者はついてこないし、政策論議としても建設的なものは出てこない。
となる。
とにかく滑稽なのは、池田信夫の湯浅誠に対する強烈な嫉妬心であり、これが池田にくだらないエントリを書かせた動機なのだ。みっともないの一語に尽きるが、こういう人間のありようが露骨な形で示されるのが新自由主義時代の日本の特徴なのかと思ってしまった今日この頃である。
_______
池田信夫さんはたしかに嫉妬心がすごいですね。
売れっ子の佐藤優さんにたいしても、「記事がネットのコピペレベル」などと誹謗中傷ではないかと思うようなことを書いています。
彼の経済学者としてのレベルは低いと思いますね。 日本の人文科学のレベルの低さのせいでもあると思いますが。
2009.01.09 02:10 URL | 怒助兵衛 #buI3a3AE [ 編集 ]
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/3_a7ad.html
労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎氏によると
>池田信夫氏の第1法則:池田信夫氏が自信たっぷり断言していることは、何の根拠もない虚構である蓋然性が高い。
>池田信夫氏の第2法則:池田信夫氏がもっともらしく引用する高名な学者の著書は、確かに存在するが、その中には池田氏の議論を根拠づけるような記述は存在しない蓋然性が高い。
>池田信夫氏の第3法則:池田信夫氏が議論の相手の属性(学歴等)や所属(組織等)に言及するときは、議論の中身自体では勝てないと判断しているからである蓋然性が高い。
だ、そうです。
http://caprice.blog63.fc2.com/blog-entry-820.html
2008-10-14 池田信夫氏のリフレ嫌いもここから来てるのかな?w
ポール・クルーグマン祭リンク集と池田信夫氏の批判について
スウェーデン王立科学アカデミーは13日、今年のノーベル経済学賞を米国プリンストン大学のポール・クルーグマン教授(55)に贈ると発表した。自由貿易とグローバル化による影響を説明した新理論が受賞理由。米ニューヨーク・タイムズ紙のコラムも担当し、ブッシュ政権の経済政策に批判的な論調で知られる。
クルーグマン氏は、伝統的な国際貿易論に「規模の経済」と呼ばれる概念を導入。地場の小規模な製造業が、世界市場向けに大量生産する大手企業に取って代わられる現象を説明した。
クルーグマン氏はリベラル派の論客で、レーガン政権など米共和党政権が高所得者への減税を拡大する一方、福祉を削減したことで格差を広げたと批判。現在の金融危機が深刻化する前から、米国が経常赤字を膨らませながら世界中のマネーを吸い上げる状況をいびつだとして「(29年に始まった)世界恐慌前夜に似ている」と警告していた。
「グローバル経済を動かす愚かな人々」など著書も多い。
授賞式は12月10日にストックホルムで。賞金は1千万スウェーデンクローナ(約1億4千万円)。
◇
〈ポール・クルーグマン氏〉1953年生まれ。米マサチューセッツ工科大で博士号を取得。同大教授、スタンフォード大教授などを歴任した。
このように素直に受賞を祝うブログが多いのですが、中には批判的なブログもありました。
今年も当ブログの予想ははずれ、受賞者はノーマークのポール・クルーグマン。
ノーベル財団の授賞理由を読んでも、よくわからない。"International Trade and Economic Geography"というのは、アメリカが日米半導体協定を求めてきたとき、彼らの理論武装に使われた「戦略的貿易政策」というやつで、いわゆる収穫逓増があると大きいものが大きくなるので、日本の半導体を規制しろというものだ。今となってはナンセンスなことが明らかな理論で、その昔ロボトミーに授賞されたようなものだろう。
クルーグマンの政治とのかかわりは、1982年にレーガン政権のスタッフになったことから始まる。そのころは、いわゆるレーガノミックスにそって自由貿易を推進していたのだが、クリントン政権では大統領経済諮問委員会の委員長候補とされ、本人もあからさまに「ポストに興味がある」と語ったが、結局ポストにはつけなかった。この戦略的貿易政策は、そのとき猟官運動のために書いたもので、国際経済学の常識である自由貿易を否定する理論だ。
ところがポストが得られないことを知ると、クルーグマンは1994年に「競争力という危険な幻想」という論文を発表して、自由貿易主義者に変身する。その後は、エンロンの顧問をつとめて笑いものになったり、ブッシュ政権を罵倒するコラムを毎週書いて、Economist誌に「片手落ちの経済学者」と皮肉られたりした。
要するに、その時その時で理屈を変えて世の中に媚びてきたわけで、昨年のHurwiczとは逆の、経済学者の卑しい部分を代表する人物だ。経済学がいかに都合よく結論にあわせて「理論」を編み出せるかを示すには、いいサンプルだろう。彼は学問的に新しいことをやったわけではないが、ジャーナリストとしては一流だから、代表作はNYタイムズのコラムだろう。
(中略)
インフレ目標 (池田信夫) 2008-10-14 09:02:28
日本の新聞は、クルーグマンの「インフレ目標」についての論文に関心があるようですが、これは正式の学会誌に出たものではなく、半分冗談です。これも今となっては、ロボトミーのようなものでしょう。
http://cruel.org/krugman/krugback.pdf
最大の間違いは、彼が
「不良債権は大事な問題だが、日本経済の回復には寄与しない」
と考えたことです。
「銀行の処分や差し押さえの脅しが貸し渋りを引き起こして、それが日本の景気停滞をさらに深めたんだとしたら、そもそもなんで銀行改革なんかせにゃならんのでしょう」
と書いているが、これは問題を正反対に見ている。この点では地底人のほうが正しく、問題は貸し渋りではなく「貸し過ぎ」だったのです。それは今も続いている。
均衡実質利子率が負になっていることが問題のコアだ、というクルーグマンの指摘は正しいのですが、彼はそれをどう是正するかという問題をあきらめ、
「インフレを起こして実質金利を負にすればいい」
という奇妙な政策を思いつく。これは日本の半可通に賛同者を得て、インフレ目標をめぐる不毛な論争の原因になりました。これについては何度も書いたので、シュワルツの批判も含めて読んでください。
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d926343a65b75e0cfb5f4afc7bd4f986
(中略)
個人的な思い出 (池田信夫) 2008-10-14 11:11:38
私が今回の授賞に不愉快な気分になったのは、かつてこの「戦略的貿易政策」に振り回された記憶があるからです。1993年に日米構造協議がもめたとき、 CEAの委員長はLaura Tysonという(無名の)保護貿易主義者で、彼女が掲げたのが、このクルーグマンの「理論」だった。彼女の"Who's Bashing Whom"という日本たたきの本がベストセラーになったので読んでみたが、とても経済学といえる代物ではなかった。
それでもUSTRが「輸入の数値目標を出せ」と激しく迫るので、竹中平蔵氏をゲストにして「クローズアップ現代」でやったことがあります。親米派の竹中氏も、さすがにタイソンのわけのわからない話は説明に困り、
「彼らの感情を理解する必要がある」
と言っていました。その後、張本人のクルーグマンが"Foreign Affairs"で自由貿易を唱え始めたときは、頭に来ました。われわれはいったい何を「理解」しようとしていたのだろうか。
いま思えば、日本があれだけアメリカに敵視されていた時代がなつかしい。もうあんな時代は、よくも悪くも二度と来ないでしょう。そういえば、タイソンの本を国谷裕子さんに貸したままだ・・・
クルーグマンにスウェーデン銀行賞 - 池田信夫 blog(旧館)
意見は様々ですから、クルーグマン氏の戦略的貿易政策やインフレターゲット論を批判するのは別に良いのですが、この記事はそれを超えて人格批判にまで踏み込んでいるように見えますね。
クルーグマン氏の戦略的貿易政策が日米構造協議に利用されたことに憤りを感じたようですが、当時のアメリカを批判するだけならともかく、それに利用された理論を唱えた学者まで憎んでしまうというのは、ちょっと行き過ぎではないかと思いますけどねえ。
10/15追加
昨日の記事について反響があったためか、池田氏は今日もクルーグマンについて取り上げています。
けさの短い記事が予想外に大きな反応を呼んで、新聞社から取材まであったので、誤解のないようにフォローしておくと、クルーグマン自身はちゃんとした経済学者で、地底人のようなトンデモではない。授賞理由となった戦略的貿易政策は、代表的な国際経済学の教科書にもまったく出てこない陳腐な理論だが、おそらくこれは表向きの理由で、本当の授賞理由は昨今の異常な経済状況だろう。
前の記事のコメント欄のLadbrokesのオッズにもあるように、本来の最有力候補はFamaだったと思うが、彼は不幸なことに効率的市場仮説の元祖として知られている。この状況で「市場はすべての情報を織り込んでいる」という理論に賞を与えたら、1997年に受賞したMerton- Scholesの創立したLTCMが翌年、破綻したときのような批判を浴びるだろう。このランキングの上位にいるBarroやSargentは新しい古典派と呼ばれるウルトラ合理主義者なので、受賞記者会見で「政府は何もするな」などと言いかねない。
したがって選考委員会は
「市場メカニズムだけにまかせていてはだめだ」
と主張する経済学者をさがしたと思われる。スティグリッツがまだもらっていなければ確実にもらっただろうが、彼はすでに受賞した・・・と消去法で考えると、このリストの中ではバグワティとクルーグマンが残る。これは共同受賞にしてもよかったと思うが、なぜクルーグマンの単独受賞になったのかは謎だ。国際資本市場の不安定性をかねてから警告していたのは、バグワティのほうだからである(こういう片手落ちはノーベル賞によくある)。
現代マクロ経済学講義 - 池田信夫 blog(旧館)
この記事に対して、いくつかの経済学系ブログで批判する記事が出ています。
あるネットの妄言をみててすごくずっこけた。なんでもクルーグマンの戦略貿易政策に関する業績が、オブストフェルドとロゴフの教科書にでてこないから陳腐な理論だそうです 笑。あとその他にも戯言が続いていた気がしたけれどもノイズなので読んでないw
さてオブストフェルドとロゴフの教科書の題名は『国際マクロ経済学の基礎』といって、ちょうどブランシャール&フィッシャーのテキストの後に定番となり、90年代後半あたりに中心的なテキストとして学んだほうがいいんではないか、といわれたものでした*1。そして確かにここにはクルーグマンの戦略貿易政策は話題になってません、ハイ。
しかしオブストフェルドはクルーグマンとそもそも長年、国際貿易論のテキストを書いてなかったっけ? はい、いまでも定番の国際貿易論のテキストを書いてます。ちなみにここがその目次です。クリックしてみれば一目瞭然ですが、ちゃんと第2部にクルーグマンの今回の授賞理由となっている戦略貿易政策の入門的な記述が詳述されています。
ではオブストフェルドはクルーグマンと組むときは「陳腐な理論」を紹介し、ロゴフと組むときは「陳腐な理論」を陳腐ゆえに放棄したのでしょうか? そんな「二枚舌」な人なんでしょうか? いえいえ、全然違います。
もう賢明な読者の方はおわかりですよね? そうです、オブストフェルドとロゴフの本は「国際マクロ経済学」のテキストであり、もともとミクロ的な話題を含んでいないだけなのです(オブストフェルドとクルーグマンの本の第一部、第二部の話題)。そのネットの妄言はいわば、八百屋にいってアパートでも探している人と同じですね 笑。
もちろんいまの国際マクロ経済学もミクロ的基礎づけをもっていますのでどこまでミクロ、マクロと区切るのか判然としない場合も多いのですが、戦略貿易政策の話題は慣例?にしたがって国際マクロ経済学には含まれてこないようです(例外もあるでしょうからあれば教えてください)。
陳腐な解説とは?- Economics Lovers Live
クルグマンの受賞を祝う声が多い中、池田信夫先生(笑)はおかしな方向に暴走していまっています。(参考)ポール・クルーグマン祭リンク集(と池田信夫氏の批判について)
あまりに池田先生が不憫なのでコメント欄で暴走をお止めになるように申し上げたいのですが、gooアカウントが必要なので、この日記を池田先生の日記にトラックバックしようと思います。
2008年のノーベル賞のコメント欄およびクルーグマンにスウェーデン銀行賞のコメント欄でEconomist誌のone-handed economistを引用して「片手落ちの経済学者」とクルグマンを評しています。しかし、one-handed economistに書いてあるように、これは「二枚舌でない経済学者」という良い意味で使われています。実際に池田先生がリンクしている記事(Paul Krugman, one-handed economist)を見てみると
“GIVE me a one-handed economist,” demanded a frustrated American president. “All my economists say, ‘on the one hand...on the other'”.
ですから、一般に経済学者は「一方では××とも言えるし、もう一方では○○とも言える」というナンセンスな主張をして、正しい筋道を与えないが、クルグマンは筋道を与えてくれるという意味になりますね。
クルーグマンにスウェーデン銀行賞の本文でお書きになっている戦略的貿易政策から自由貿易主義への転換については、(その時生まれていないので時代背景を存じ上げませんが、)以下のような意見も存在しております。
933 名前:名無しさん@九周年[sage] 投稿日:2008/10/14(火) 01:47:21 ID:o1Yiu9LW0
>>921
間違っていたと言うか、クルーグマン本人が自分で自分の理論を乱用する連中を戒めてたりする。
戦略的貿易論って言って、アメリカが80年代末〜90年代半ばぐらいに日本に無茶苦茶な
要求突きつけてきたけど、あれの理論武装の一部がクルーグマンの理論。それを批判したわけ自分でね。
その辺の話は上でも紹介した「良い経済学、悪い経済学」に載っている。
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リンクを張っても詮無いので言葉だけ紹介しますと、
「"International Trade and Economic Geography"というのは、アメリカが日米半導体協定を求めてきたとき、彼らの理論武装に使われた『戦略的貿易政策』というやつで、いわゆる収穫逓増があると大きいものが大きくなるので、日本の半導体を規制しろというものだ。今となってはナンセンスなことが明らかな理論で、その昔ロボトミーに授賞されたようなものだろう」、
「授賞理由となった戦略的貿易政策は、代表的な国際経済学の教科書にもまったく出てこない陳腐な理論だが、おそらくこれは表向きの理由で、本当の授賞理由は昨今の異常な経済状況だろう」
なんてことをおっしゃっている方がいます。
後者の教科書云々については、すでに田中秀臣先生が反駁なさっています。その余の点として、クルーグマンの業績に対して正当な評価を下す能力のある(そしてもちろんwebmasterのごとくリフレ政策云々にはこだわっていないであろう)海外の経済学者はどのように評しているのか、ざっと調べてみました。
Tyler Cowen
"I have to say I did not expect him to win until Bush left office, as I thought the Swedes wanted the resulting discussion to focus on Paul's academic work rather than on issues of politics. So I am surprised by the timing but not by the choice.*"
Gregory Mankiw
"No one knowledgable about developments in the theory of international trade could have doubted that Paul was on the short list. The timing, of course, was impossible to predict, and I am a bit surprised that the Nobel committee did not award the prize jointly with some other economists who worked along similar lines. But the prize itself was an easy call. *"
Menzie Chinn
"Commentators remarking on the fact that Krugman has been a strong critic of the Bush Administration ([1], and particularly [2]) are right, but miss the point. Krugman was awarded the prize for his academic work on trade, geography (and international finance), and not for his political views -- just as George Stigler won for his academic work on industrial organization and regulation.*"(webmaster注:強調は原文によります)
Arnold Kling
"It is a classic contribution. In retrospect, it seems sensible and obvious. But until Krugman developed the argument, the rest of the economics profession was on a completely different wavelength.*"
Bryan Caplan
"Gordon Tullock is always my first choice for the Nobel prize, but Paul Krugman's win is, as the Germans say, nicht ein Unrecht - not an injustice. Yes, he's often screamed himself silly, but the best fifth of Krugman's corpus is excellent. As I guest blogged on MR years ago:*"
公平を期すために申し上げれば、批判的な見解がないではありませんが、"There seems to be a fair amount of anger in some corners about Krugman's Nobel. A few thoughts about the complaints:*"と冒頭に書かれていることにかんがみれば、ノーベル経済学賞受賞者であっても盲信すべからず、といったニュアンスと解するのが相当でしょう。少なくとも、クルーグマンの業績はロボトミーに類するものだといった批判ではまったくありません。
クルーグマンのノーベル経済学賞受賞に関する海外経済学者のコメント - BI@K accelerated: hatena annex, bewaad.com
クルーグマンファンなので、過剰反応してみます。
池田信夫氏が
授賞理由となった戦略的貿易政策は、代表的な国際経済学の教科書にもまったく出てこない陳腐な理論だ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/71231c0cbfaca90236295c4ff978a2ae
と言っていますが、これは経済学者として恥ずかしい発言だと思います。
クルーグマンの業績を知らないことが経済学者として恥ずかしいのは、ちょっと何かを見落としたり勘違いしたことによるミスとは根本的に違うからです。
貿易論、労働経済学、公共経済学、それに産業組織論といった応用ミクロ経済学に、ゲーム理論的な枠組みを持ち込んで分野を革新するっていうのは、70-80年代に起こった経済学の大きな流れです。今は理論的に一段落付いたので、ゲーム理論的な枠組みの元で実証をやりなおそう、って流れに移行しつつあります。
氏は、この流れの存在すら知らないのでしょう。もし知っていたら戦略的貿易政策について陳腐なんていえるはずがありません。戦略的貿易政策に代表される新貿易理論は、モデルの結論よりむしろゲーム理論の貿易理論への本格的な適用という大きな流れを作ったことで分野を革新したのですから。
筋金入りの共和党支持者であり、したがってクルーグマンのコラムに同意しないことが多いマンキューが
国際貿易理論の発展を知っている人で、クルーグマンが(ノーベル賞)リストの上位にいることを疑うことのできる人はいない。
と言っているのはクルーグマンの疑いようもない経済学への貢献を知っているからです。氏は明らかに「国際貿易理論の発展を知っている人」ではないので、ノーベル賞政治陰謀理論を唱えたりせず、口をつぐむべきです。
だからクルーグマンは偉いんだって - eliyaの日記
(追記2)
やっと時間が出来た(汗ので書いておくと、上のIT専門家の方はノーベル賞の受賞理由を読まれてなぜ「戦略的貿易政策」の理論が浮かんだんでしょうかね・・?理由が分からん。
ノーベル賞の受賞理由で記載されているのは、新貿易理論の話でしょう。つまり、規模の経済性と不完全競争を導入したモデルを構築することで比較優位では当てはまらない現象(同一国で同種の財が輸出され、かつ輸入されているのはなぜなのか?)を説明したというものです。近年では個票データの利用が可能になってきたこともあって、クルーグマンモデルやディキシット・スティグリッツモデルで考慮されていなかった企業の異質性や生産性の格差といった要素の重要性がクローズアップされてきており、 Melitzのモデルでは確率分布で生産性の格差を取り込んだり、一国の産業というくくりで見た場合にその中に含まれる企業の異質性に着目した実証分析が進められています。このような流れの基点の一つとなっているのがクルーグマンの業績でしょう。
同様に受賞理由では空間経済学の話にふれていますが、規模の経済性(輸送コストの低減)が都市化・産業高度化を後押しする要素として作用することを明確化したのもクルーグマンの業績でしょう。
http://nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2008/info.pdf
http://nobelprize.org/nobel_prizes/economics/laureates/2008/ecoadv08.pdf
Econviews-hatena ver.∞
昨日と今日の池田氏の記事におけるクルーグマン批判は、これで大体否定されてしまった感がありますね。
http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20081014/1223955578
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【経済】 池田信夫の批判のための批判
2010/8/30(月)
今月28日に池田信夫氏がコラムを書いています。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51472821.html
「ニセ経済学の見分け方」です。
さて、この中では、批判のための批判が繰り返されていますが、この方は言葉の定義を引き出し、それが間違っているから、論理の全てが間違いである結論付けている。
これは、批判のための批判論者の手口ですね。
全体の流れを見ないで、言葉尻を捉まえて、その言葉の定義がちがうから、お前の言っていることは全て間違いである、という論法である。
彼が、このコラムで間違いであると指摘しているのは、「GDPギャップ」という言葉である。
>主要部分では、GDPギャップを「需要と供給のギャップ」と取り違えてトンチンカンな話をしている。以前の記事でも書いたように、GDPギャップは潜在GDPと現実のGDPの差なので、
「構造改革で生産性を上げると、供給が増えてGDPギャップが拡大する」
という話はナンセンスである。
確かに政府の資料(内閣府)をあたると、以下のように書いてある。
http://www.epa.or.jp/esp/09s/09s10.pdf
内閣府で推計しているGDPギャップの定義を見ると、以下の通りである。
GDPギャップ=(実際のGDP−潜在GDP)/潜在GDP
と書いてあり、確かに池田氏の言うとおりである。
しかし、そのすぐ上に、
「GDPギャップのマイナス幅は大幅に拡大しているが、マイナス圏のGDPギャップは概念上、マクロ経済的にみて需要が供給を下回っている状況に相当する。」
ともあります。
つまり、
GDPギャップ=需要GDP−供給GDP
でもあるのです。
この文章は、
「GDPギャップを「需要と供給のギャップ」と取り違えてトンチンカンな話をしている。」
という文章を否定している。
彼が主張していることは、まったくの当て外れであり、これを見ても批判のための批判であるといえるでしょう。
さらに、小野理論がいつバラマキ派になったかは知りませんが、「景気と経済政策」の中では、そんなことは書かれていなかったように思う。
また最後の文章はもっとすごいです。
>ニセ経済学を見分けるのは簡単である。
「**さえやれば日本経済は一発で回復する」とかいうわかりやすい話は疑ったほうがいい。そんなうまい話があれば、政府も日銀もとっくにやっているはずだ。ニセ経済学は現象を単純に割り切って説明するが、本当の経済学は複雑でわかりにくい説明しかできない。それは現実が複雑だからである。
これを要約すると、以下のようになるのでしょうか。
経済学は複雑怪奇だから、一言ではいえない。
そんな複雑なことに政府も日銀も手を出すべきではない。
難しい理論は、経済学者の白い塔の中に任せておけ。
話してもどうせ分からないから。
分かりやすく話す義務も無いしな・・・。
と言っている思えるのだが。
これも批判のための批判論者のやる手口ですね。
分からないなら手を出すな。
分かりやすい説明をする人間は、全てニセ経済学者である!!!
なら経済評論家は要らないのではないか。
このコラムを読んだだけで、池田氏が批判のための批判論者であることは一目瞭然である。私は、批判のための批判論者は世の中の害虫だと思っている。批判をするならば、きちんと対案なりを提示しなければならない。批判だけして、後は逃げる人間は、社会では一番いらない人間である。
http://blogs.yahoo.co.jp/masa3801122003/26475824.html
池田信夫氏は単なるバカ
2009/11/6(金)
それを考えると、池田信夫 blog:「貧困率」についての誤解 が書くような、
けさの朝日新聞に
「15.7%の衝撃―貧困率が映す日本の危機」
という社説が出ていて、朝日新聞の論説委員のレベルの低さに衝撃を受けた。日本の貧困率がOECD諸国で第4位だということは、当ブログでも紹介したとおり5年前から周知の事実で、政府が「それに目を背けてきた」わけではない。大した意味がないから、特に問題にしなかっただけだ。
鳩山首相もこの数字について
「大変ひどい数字だ。何でこんな日本にしてしまったとの思いの方も多いだろう」
とコメントしたそうだが、彼はその意味がわかっているのだろうか。OECDの発表しているのは相対的貧困率で、これは国内の家計所得の中央値(メディアン)の半分に満たない世帯の比率を示す指標にすぎない。絶対的貧困率でみると、次の図のように、日本の下位20%の人々の所得(紫色の面積)は最大である。
などという言説は、ナンセンスもいいところだとしか思えない。貧富の分布の広がりがメキシコや中国ほどではない日本で、相対的貧困率が増えた場合、所得が同じである、日本に住む人と中国に住む人を比較した場合、食うのに困るのは圧倒的に前者なのである。だって、中国では超安価なファーストフードにありつけるが、日本ではそうはいかないのだから。そりゃ、日本で貧困層に属する人々が、同じだけの所得が得られるという条件付きで中国に移住できれば、食うには困らなくなるかもしれないが、それは非現実的な仮定というものである。
別に中国の格差社会の現状を肯定するつもりなどさらさらないが、
「絶対的貧困率でいうと日本の貧困率は大した意味がない」
などという池田の言説が、いかに馬鹿げたものであるかということは、私にとっては自明である。
池田信夫の妄論にも呆れたが、池田信夫 blog:「貧困率」についての誤解 で、そんな池田ブログに感心して賛同のコメントをつけている連中にも呆れ返ってしまった。
http://b.hatena.ne.jp/entry/d.hatena.ne.jp/kojitaken/20091105/1257428113
私も、
「池田ブログに感心して賛同のコメントをつけている連中にも呆れ返ってしまった」
一人です。あれは誤解とか以前に、弁護の余地もないほど最悪の内容であることは、一目瞭然でしょう。
ノブオ氏は単なるバカだと思います。
バカというのは、頭が悪いと言うよりも、やたらに頭のいいふりをしたがる、素人相手に威張り散らして悦に入る、批判に耳を貸さない、結局はハッタリをかます能力だけしかない(その能力は高いのかもしれない)ということです。城繁幸も同じです。
そもそも、経済学にも責任もあるのかもしれませんね。経済学を全然勉強していない人のほうが、
「数字はそうかもしれないけど、現実食えてない人いっぱいるじゃん、それどう説明すんのよ」
という、健全な突っ込みを入れられると思うんですよね。経済学を勉強している人のほうが、下手にノブオ氏を理解できちゃったりするのかもしれませんね。
しかし、私みたいな経済学ど素人からすれば、単なるバカ以上のものじゃないんですよ。どんな難しい数式を駆使したとしても、この程度の社会観を自分で反省できる能力がないようじゃ、学者というか知識人として終わっているでしょうよ、と。
経済学者がみんなそうだというわけじゃ全然ありませんが、やはり経済学系の人に一番多い気がしますよね。飯田泰之氏のようなかなり良心的でまともな人でも、このバカで無神経な社会観が時々顔を出すんですね。だから経済学って潜在的には好きだと思うんですが、今のところあんまり信用していないわけです。
http://blogs.yahoo.co.jp/zhang_r/22592408.html
電波学者の池田信夫先生は天寿を全うして安らかに死んでください。
電波学者(電波行政に関して卓越した深い見識をお持ちになられるという意味)の池田信夫先生の地震に関する迅速かつ正確無比で客観的ツイートにケチをつける人間のクズ(人間のクズとは、池田信夫先生が衆愚の過ちを優しく指摘する際にお使いあそばれる、たおやかな上級言語。語源は桓武天皇が、息子が庭のスズメを虐めることを優しくたしなめるときに「人間のクズ」と言ったことだとされる)が耐えません。
クズの例→経済学者の池田信夫様よりメールを頂戴致しました
そんな人間のクズのはてなーにも理解できるように、池田信夫先生のご慈愛あふれる超ツイートをもろもろ再検討してみましょう!
ご慈愛溢れる池田信夫先生に見捨てられる前に、先生のお考えを正しく理解しましょうね!
池田信夫先生は人間を超越した何かです。
池田信夫先生は僕達の想像を超える存在です。その存在は人間の生命に対する常識を根底から覆します。
なぜなら、地震に関するFAQで
妊婦は大事をとって、実家に帰れる人は帰った方がいい。細胞分裂の終わった老人は(私を含めて)安全。 RT @harmonnnny: 妊婦はどうですか?
http://twitter.com/ikedanob/status/47537414033514496
とお答えあそばれているからです。
浅学非才な私めは、人間であれば生きている限りは、老人でもゆるやかながら細胞分裂はしているものだと考えていましたが、経済学、原発、電波行政にも詳しいインターネット時代のレオナルド・ダ・ヴィンチである池田信夫先生にとってはそんな一般論は意味がありません。
細胞分裂が完全に終わっても生き続けている人間がいるのであれば、ノーベル賞ものの発見ですから、池田信夫先生はリアル「生けるノーベル賞」というころができるでしょう。
文字通り人間を超越している学者、それが池田信夫先生なのです。
そんな池田信夫先生に楯突くはてなーは人間のクズ(マイケル・ジャクソンが死の間際、世界の平和を願いつぶやいた言葉ともされている)です。
池田信夫先生は憶測を決して許しません
その御心の広さにおいては太平洋が小さく見える池田信夫先生でありますが、デマや憶測や推測の情報を広める人間を決して許すことはありません。
例えば、ジャーナリスト広瀬隆さんの著書については、
私は広瀬隆より前から原発を取材してるが、彼が最初に書いた本はあきれた。自分で「この本には1次情報はまったくない。すべてデータベースを利用して2次情報だけで書いた」と誇っていた。こんなのを使うメディアは、自分でB級だと白状しているようなもの。
http://twitter.com/ikedanob/status/48656386866954240
ときっぱりと否定されております。快哉!ですね、『2次情報をもとに』して発言をするなど、B級であるまじき人間のクズ(ジョン・レノンがオノ・ヨーコにプロポーズする時に使った言葉)です。
下記もご本人の発言ですが、
いうまでもないが私は素人なので、今後の見通しをきかれても答えられません。2次情報をもとに推測しているだけなので、参考だと思って聞いてください。最悪の事態になるかどうかは、わかりません。
http://twitter.com/ikedanob/status/47255528056950784
これを見て
「おい、池田信夫矛盾してね?」
と思ったあなたは人間のクズ(リンカーンがキューバ危機を止める際に、相手国首相にいった言葉、この言葉によって歴史は変わった)です。池田信夫先生はあくまで素人ですから、2次情報をもとに憶測するのはあたりまえなのです。
人間のクズのあなたは
「10万人いる池田信夫先生のフォロワーの中にはリテラシーがない人も、誤解する人もいる。さらに、その人がRT、非公式RTしたら、池田信夫が素人であることをしらない人にも情報が拡散されるだろ。池田信夫が訂正をしても、拡散されたRTを見た人には訂正が伝わらない場合もある。素人なら素人らしく口をつぐむべきだ」
というかもしれません。
しかし、池田信夫先生をフォローしているツイッタラー10万人は全員がリテラシーがべらぼうに高いので、RTデマに惑わされることなど金輪際ありえません。金輪際です。ウソをウソと見抜く天才かつ、合コンでもOLをお持ち帰りしまくり、濡れた犬を拾いすぎて家が犬臭い、全員が年収1000万人以上の10万人の集まりなのです。当然、「類は友をよぶ」ので、信夫先生のフォロワーのご友人や関係者全員のリテラシーもべらぼうに高いので、たとえ池田信夫先生がデマを流しても直ちに気が付きます。
だから、池田信夫先生に限っては、「2次情報をもとに憶測」しても構わないのです。
読みたくなければ読むな!
これだけご慈愛溢れる池田信夫先生のツイートを気に入らないという人も、どうやらいるようです。
もし、池田信夫先生のツイートが気にいらないのならば、
「確認してから言え」
とかいうバカが多いが、読みたくなければ読むな。災害のときは、不確かな速報も必要なんだよ。放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ
http://twitter.com/ikedanob/status/46491222621163520
読まなければ良いのです。
ただ、
「フォロワーが多い池田信夫先生のツイートは望むと望まざるにかからず、タイムラインに表示されるので、読みたくなければ読むなも出来ないじゃん。つーか、正しくない情報を垂れ流しておいて、みたくなければみるなってAAの
ヽ人人人人人人人人人人人人人人人ノ
< >
< 嫌なら見るな! 嫌なら見るな! >
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ノ Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Y´`Yヽ
∧ ∧
(゜Д゜ )
(⌒ ⌒)
)_人_ ノ
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∧_∧ ∩ (
( ; )ω  ̄)
γ⌒ ⌒ヽ  ̄ ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
じゃねぇか。 」
と言う意見もあるでしょう。その意見は・・それは・・・・多分・・超因果率からなる宇宙法則ダーマの定理からいえば間違っていると言わざるを得ません。
災害時には不確かな情報も必要です
池田信夫先生は一貫として
「確認してから言え」とかいうバカが多いが、読みたくなければ読むな。
災害のときは、不確かな速報も必要なんだよ。放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ
http://twitter.com/ikedanob/status/46491222621163520
という態度を貫かれております。正しい、圧倒的に正しい。
この点に関して、反論として
・「災害時には不確かな情報は不必要。パニックが起きてから、「間違ってました」じゃしょうがないだろ」
・「災害時で錯綜していて冷静な判断が必要な時に、素人が不確かな情報を流してどうするのだろう。たとえば、火事場で煙が立ち込める中、馬鹿が大きなメガフォンで
「焦らずに落ち着いて息を吸い込み、深呼吸をしましょう」
といったらどうなるだろうか。
「放射能あびてから確認とってもしょうがないだろ」
というが、緊急時に間違ってから
「間違ってました。訂正します」
じゃ遅いだろ。推測しか出来ない素人なら黙ってろ」
というような反論もあるでしょう。しかし、反論は決定的に間違っています。なぜ間違っているか?あとは・・自分で考えてみてください。伝えるって本当に難しいです。
また、池田信夫先生はご自身の発言に関して、責任をとられる気も一切ございません。
なぜなら素人だからです。
本人も
同じようなコメントがまだ来るので、次のdisclaimerを私のすべてのつぶやきの最初に付加して読んでください:「私は原子炉工学の専門家でも放射線医学の専門家でもないので、以下は応急的な参考情報です。これをもとにした行動によっていかなる損害が生じても、私は責任をもちません」
http://twitter.com/ikedanob/status/48162119782367232
と
「俺の発言によって何があっても、責任を持たない」
と明言されています。
素人が発言に責任をもつと訴訟沙汰にもなりかねないですから、これは華麗なリスクヘッジです。さすが和製ポール・クルーグマンの池田信夫先生ですね。
この発言に関しては、
・「間違った情報はRT、非公式RTされて拡散されて、本人がコントロール出来ないところで、誤解や混乱を招く。後で訂正しても気がつかない場合が多々ある。だから、発言に責任を持てないのなら、10万人のフォロワーがいるあなたは発言すべきではない」
しかし、この反論は決定的に間違っています。なぜ間違っているか?あとは・・自分で考えてみてください。伝えるって本当に難しいです。
このように一貫して責任を持たないことによって、下記のような発言の揚げ足取りを回避されています。
たとえば、人間のクズ(池田信夫様と違う意見をもつ人の総称)どもから指摘される御本人の『不確かな』発言としては以下のようなものがあります。
日本人もいい人ばかりじゃない。ご注意を。 RT @chi_w01: 世田谷区、杉並区で「安否確認」と称して早朝一人暮らしの女性の家に複数の男性が訪ねてくる怪しい動きがあるようです。※高円寺で実際に来られた方がいます
http://twitter.com/ikedanob/status/46847496596635648
情報源がただのツイートであり、本当かどうかを確かめようがない『不確かな』ツイートをRTされておりますが、衆愚に「もしものこと」があったらと考えると、たまらずRTした池田信夫先生のご慈愛のあらわれであります
悪い方のことはメディアがいわないから、私のつぶやきに過剰反応しているのかもしれないが、福島第一の周囲にはプルトニウムが出ているおそれがあるので、一般人は永久に立入禁止になるだろう。チェルノブイリから半径30km以内には、永久に人は住めない。これは残念だが事実。
http://twitter.com/ikedanob/status/48610261271187456
『だろう』『多分』『おそれがある』のような憶測や、どこを指すのかわからない『これは残念だが事実』という曖昧模糊とした部分は、誤読のおそれがある、と指摘されています。しかし、これはフォロワーの情報リテラシーのトレーニングなので、池田信夫先生を責めるのは野暮というものです
「原子炉建屋かタービン建屋かわからない」
という不自然な発表は、原子炉が「爆発」したと思われるとパニックになるのでごまかして時間を稼ぎ、ホウ素などの措置とワンセットで発表するためだろう。こんな大事なときに嘘をつくことが国民の信頼を失うことに気づかない役人の浅知恵。
https://twitter.com/ikedanob/status/46544364264099840
これだけ少ない情報で
「時間を稼ぎ〜発表する為『だろう』」
と考えられるのか浅学非才の私にはよく理解できません。たぶん、私がバカだからですね。また、
「原子炉建かタービン建屋かわからない」
という報告は情報が錯綜している中の報告と考えれば不自然な気はしません。けれど、鋭すぎる洞察眼と大衆を救うというご慈愛溢れた信夫先生は、さらに踏み込んで
「こんな大事なときに嘘をつくことが国民の信頼を失うことに気づかない役人の浅知恵」
と看破されております。なぜこれだけ少ない情報で、陰謀論的に断定できるのか私めには到底理解が出来ませんが、聡明で明晰な池田信夫先生には衆愚には見えない物がみえているのです。
このような池田信夫先生に対して、人間のクズ(池田信夫様と違う意見をもつ人の総称)からの反論としては
「10万人のフォロワー、RTを含めると数百万の潜在フォロワーがいる池田信夫の発言にはどうあったって「責任」が伴うから不確かな発言はやめろ。影響力のある朝日新聞とかが専門外の記事で適当こいたら「メディアは終わった」とか言うくせに。池田信夫が素人だって知らない人に非公式RTが届く可能性は非常に高いのに、責任をもたないってひどいな・・」
という愚にもつかない反論があるでしょう。
この反論は、太陽神ガンビル様のご予言によるサルワンダの定理の第89法則によって完全に否定されるものであります。
まとめ
さて、エントリーで池田信夫先生に関する全ての反論は論破されたことがわかったと思います。
まとめると、主な人間のクズ(池田信夫様のご意見を理解できない人間)からの反論としては
@「RTによって素人の発言が拡散されたらコントロールが効かない。誤った情報が拡散した後、間違っていましたではすまない」
→アモナ神の予言、第89章によって否定される
A「情報が錯綜しているのだから、声が大きい素人(フォロワー数がある人)は推測による曖昧な情報を発信するべきではない。ユーザーが緊急時の行動を間違ったときに「先程のツイートは間違っていました」では遅い。RT、非公式RTを見た大勢の中にはリテラシーがない人もいる。
→絶対に間違っています。なぜなら、間違っているからです。深い理由はあなたの理解力を信頼しているので、言いません。ちょっと考えればわかるはずです。
B「池田信夫氏は情報を発信するにしても、『多分』『だろう』『おそらく』という推測ばかり。推測ばかりの割に、役人の発表を陰謀論的に『嘘』『浅知恵』と決めつけている。たとえフォロワーが12だとしても有害だ」
→多分、おそらく、あなたの意見は間違っているだろう。私にはわかる。残念だが、これは事実。池田信夫先生の意見を否定するのは、おそらく彼の賢さに気がついて拉致しようとしているCIAの一味に洗脳されたはてなーの浅知恵だろう。
このような幾許の反論も許さない正確無比で迅速かつ客観的な地震関連ツイートをすることによって、池田信夫先生の支持者は増加しました。
ご自愛溢れる池田信夫先生のブログのPVは、この地震で33万PVとなり、フォロワーも1万5千人増えました。
そのことによって、さらに池田信夫先生のご自愛はさらに高まっていき、今後はご自愛の権化になっていくと思われます。
ご自愛が高まりすぎたことにより、ご自身の意見を否定をする、愚劣なはてなーにも「人間のクズ」と優しくたしなめられるのでございます。
経済学には疎いので、池田信夫先生の本懐である経済学の叡智を検証することが出来なかったのが心のこりです。
さて、最後に確認テストです。
人間のクズは誰でしょう?
http://anond.hatelabo.jp/20110319113428
私、人間のクズは大嫌い
_/ ̄二ニ> / ̄ ̄7
} ̄ ̄\_ニrヘrx∠二_ 〈
〈 >'´ `丶、〉, / ̄ ̄ ̄\
〉/ \ゝ / も 話 ! / ̄ ̄ヽ
〃 -‐ァ7丁 ヽ ヽ ! ら し | | あ |
/ / / / / j j \ ',、 | え か :! l の |
/ // / / ,′ l 入 \ ',、 ! ま け :! ヽ__/
ハ// // / / // 丶 ヽ ハハ. | す ん. |
| l l // / / // \ ハ j', ', | か と :!
l l l / / / // ヽハ ハ ! ', っ j
fハ! ! l / //// 、, -‐ ´ `丶l | ノ~}j l \__て__/
Vヘl ハV,rr=ミx / ,zr=-x_ l !/勹/ j
V∧ ヽ込zソ` 乂ソ'′リ} 〉'/ j
近 そ あ. 乂ハ jし'′ /
づ れ と 、 ハ /
か 以 / /
ん 上 \ r‐ ー、 / ̄>/
と 〈 > 、 ` ´ , イ >'´_|
っ ∧ 《ハ`ー-‐'´ / / \_
て 〈. \ヘハ_ / / / ̄\__
\ ヽ┐ | | | / / /
■池田信夫氏の民主党内需拡大策批判は経済学的にも誤り
池田信夫 blog:「内需拡大」についての誤解
民主党のマニフェストは「成長戦略」についての修正で、
子ども手当、高校無償化、高速道路無料化、暫定税率廃止などの政策により、家計の可処分所得を増やし、消費を拡大します。それによって日本の経済を内需主導型へ転換し、安定した経済成長を実現します。
と書いているが、これは誤りである。このような「内需」の財源はすべて税か国債であり、所得再分配にすぎない。たとえば子供手当をもらう家庭の可処分所得の増加は、配偶者控除や扶養控除を減らされる子供のない家庭の可処分所得の減少で相殺されるので、ネットの消費は増えない。
誤りなのは池田さんの方ね。
特に
たとえば子供手当をもらう家庭の可処分所得の増加は、配偶者控除や扶養控除を減らされる子供のない家庭の可処分所得の減少で相殺されるので、ネットの消費は増えない。
に絞ると完全な誤り。一般的に「子供のない家庭」と「子供のある家庭」では前者の方が貯蓄性向が高く、後者は低いと見られる。つまり、消費性向は逆に前者が低く後者が高い。平たく言えば、子育て費用がかかる分、子供のある家庭は余剰的な消費、つまりレジャーなどなど楽しむための消費が少ないと考えられる。
子ども手当に関し、「親がパチンコに使ったらどうするんだ」なんて批判した人がいたらしいけれど、間の抜けた批判で、パチンコに行けるだけの余裕がないから子ども手当もらうんだろうが。
実際にはともかく仮にこれが完全に
所得再分配にすぎない。
としたら、消費ののりしろの少ない家庭からのりしろの余地(お金があったら、アレも買いたいのに度)がある家庭への再分配だから、全体的には貯蓄性向が低まり、消費性向が高くなって個人消費の増加が期待される。
もっとも、この子ども手当を少子化対策というより大きな視野から見れば誤りだろう。若い世代の年寄り世代の年金の負担能力を増やすための少子化対策というのは近視眼的で、環境負荷を考えれば邪道ではある。
環境政策から見てむしろ、問題なのは高速道路無料化、暫定税率廃止の方だろう。恐らく民主党はその代替案として炭素税でも考えているのだろうが、現下の景気状況を考慮して隠しているのだろう。包み隠さず炭素税を掲げたほうがより説得力がある。
http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20090812/1250058400
中野剛志への批判の批判・・・
今回は「池田信夫の中野剛志批判がいかに的外れであるか」について書いていきたいと思う。
問題の中野剛志さん批判の文章はこちら↓
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TPPの目的は輸出拡大ではない
中野剛志氏(経産省から京大に出向中)の「よくわかるTPP解説―日本はTPPで輸出を拡大できっこない!」というビデオが話題を呼んでいるが、これはTPPに対する批判になっていない。TPPの目的は輸出を拡大することではないからだ。
中野氏の主張については書評でも批判したので繰り返さないが、「自由貿易で輸入品の値段が下がったらデフレになる」という彼の議論に至っては、浜矩子氏と同様、デフレと相対価格の変化を混同するものだ。輸入品の価格が下がることは消費者の利益であり、これは貨幣的なデフレとは無関係である。
彼が経産省の官僚であることは重大だ。かつて通産省は貿易自由化の推進者だったが、それは自由貿易の意味を理解していたからではなく、日本が輸出する側だったからだ。そして日本が輸入する側になると、大畠前経産相のように保護主義を言い始める。今後TPPをめぐって、このような保護主義が本格的に台頭するおそれが強い。
同様の発想は、総務省の推進する「日の丸技術」の輸出にも見られる。このような新しい重商主義は、経済危機に陥った欧米各国が進めようとしているものだが、1930年代に保護主義が世界経済を縮小させて第二次大戦をもたらした歴史を忘れたのだろうか。
アダム・スミスやリカードが述べたように、自由貿易の目的は輸出を増やすことではなく、各国の得意分野に国際分業することによって資源配分の効率を高めることである。中野氏のような保護主義のレトリックは、バグワティなどが論破したものだ。こんな陳腐な話を(昔は経済学者だったはずの)西部邁氏が感心して聞いているのも哀れを誘う。彼らには、まず『国富論』を読むことをおすすめしたい。
(アゴラ http://agora-web.jp/archives/1198580.html)
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まず、第一に、池田信夫も最初のタイトル「TPPの目的は輸出拡大ではない」から、TPPで輸出の拡大は不可能だという事は、認めているらしい。
そこで、何を批判しているのかというと
「自由貿易で輸入品の値段が下がったらデフレになる」という彼の議論に至っては、浜矩子氏と同様、デフレと相対価格の変化を混同するものだ。輸入品の価格が下がることは消費者の利益であり、これは貨幣的なデフレとは無関係である。
という、もちろん中野さんは一義的には、輸入で海外から安い製品が国内に入ってくることによる直接的な価格下落を問題にしているワケだが、それと同時に、海外からの安い製品との競合に負けた国内企業で失業者数が増加し、その影響で市場が縮小し、デフレが悪化するということも問題にしている。そんな単純な論点すらも理解せずに
「消費者の利益だm9(`・ω・´)」
とか言われてもなぁ・・・「職を失ってでも、安くモノを買える方が国民にとって幸せなんだ!!」とでも言うつもりなんだろうか?
1930年代に保護主義が世界経済を縮小させて第二次大戦をもたらした歴史を忘れたのだろうか。
などとも言っているが、これも論外。実際には保護主義が世界経済を縮小させたのではなく、世界経済が縮小した時期に、各国が自国民の失業率の悪化を恐れて保護主義的な政策(しかも、実際には関税の引き上げでは無く、通貨安政策をその主な手段として用いたと言われている)に走ったわけで、保護主義が世界経済を縮小させたなどというのは、結果と原因を完全に取り違えている。
そして、最後、これが結構決定的なのだが、
アダム・スミスやリカードが述べたように、自由貿易の目的は輸出を増やすことではなく、各国の得意分野に国際分業することによって資源配分の効率を高めることである。
国際分業は、配分の効率を高めるのではなく、生産性の向上にしか寄与しない。これは普通に考えれば分かる事だが、すでにデータでもはっきりと出ている
三橋貴明 × 中野剛志 in Shibuya(その4)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm13755154?via=thumb_watch
↑こちらの動画の最初に出てくるグラフがまさにそれだが、日本の輸出が増えると同時に労働者の平均賃金が低下している。今、手元にデータが無いのが残念だが、実はこれは世界的に見られる傾向で、輸出を増加させている国ほど、労働分配率は低下しているのだ。
アダムスミスや、リカードの名前を出して観念論を振りかざすのは結構だが、少しは現実のデータも見て欲しいものだ。
「アダムスミスやリカードが国際化が配分を効率化させると言った」
しかし、
「現実には国際化されている国家ほど、労働分配率が低下している」
ここで、なお現実を説明してないアダムスミスやリカードを弁護しようとするから、理屈が苦しくなる。ただ単に、
「アダムスミスやリカードが間違っていた」
と言えばそれでおしまいなのである。
ちなみに、リカードを弁護しておくと、リカードは実は無条件に国際化が、その国を豊かにするとは言っていない。例えば自由貿易が、自由貿易を結んだ2国を豊かにする条件として、
「二つの国が完全雇用状態であること」
「為替が実体経済を正確に反映していること」
「輸送コストがゼロであること」
などを挙げているため、現在のよう
な
「世界的に失業率が悪化し、しかも、不当な為替操作を行っている国家が多数存在する」 状況での自由貿易は、リカードは大反対するだろう。
このような状況で、TPP推進のために自分の理論を出されるリカードも、さぞあの世で迷惑がっているはずだ・・・
結論を言うと、池田信夫の中野剛志さん批判は1から10まで全て間違っているということ。
http://achichiachi.seesaa.net/article/197270713.html
[反TPP陣営に強力な援軍:宇沢弘文東京大学名誉教授]
当初は日本の権力中枢を牛耳る政府・財界・マスコミ・一部政治家の対米従属グループが強力に推進キャンペーンを張り、中野氏や一部論者・ブロガーなどのみが反対の論陣を張っており、多勢に無勢の状況であったが、西部邁氏・内橋克人氏らかつて保守派や左派と目された学者も反対の論陣を張るようになった。TPPに反対する国会議員が超党派議員連盟を形成し、降って沸いたTPP推進の流れに一石を投じた。そして彼らが反TPP国民会議を結成するにあたり、その会長に宇沢弘文・東京大学名誉教授が就いた。宇沢氏はスタンフォード大学助教授、カリフォルニア大学助教授、シカゴ大学教授、東京大学教授等を歴任した世界的にも名の知れた日本を代表する近代経済学者である。大手マスコミがTPP推進キャンペーンを張る中、宇沢氏は、保守色の強いと思われる『農業協同組合新聞』(2月14日及び24日付)や共産党の機関紙『しんぶん赤旗』(2月23日付)にも論説を寄稿し(同記事はこちらで読むことができる)、TPPの危険性を指摘し、警鐘を鳴らしている。
[TPP推進派論説の空疎さ 例(1):時事通信のイメージキャンペーン]
TPPに関する記事を検索していると、推進派の記事やキャンペーンばかりが目に付く。反対論は内容豊富できっちりと論理的・実証的に検証し、説得力があるのに対し、推進派の主張やキャンペーンは内容が空疎であり、反対論への反論も荒唐無稽なものである場合が多い。
まずはマスコミによるTPP推進キャンペーンの一環と思われる時事通信の記事
「【図解・行政】TPP参加で暮らしはどうなる?父と娘の会話」(2011年11月9日付)
を取り上げてみる。家電メーカーに勤める父と看護師志望の娘がTPPについて話すという設定である。
まず記事に掲げられた絵をご覧いただきたい。日本と参加予定国であろう国々との間に大きく双方向の矢印(←→)が付けられており、あたかもTPP参加によって双方で貿易が拡大するかのように描かれているのであるが、そこに書いてある絵を見れば、コメ・麦・牛肉・チーズなど食料品が入ってくるものとして描かれ、日本から出て行くものはテレビのみとなっている。
そしてこの図の下の書かれている会話を読むと、牛丼を引き合いに出し、TPPによって輸入品が安くなるということが強調されていることがわかる。そして
「コメは例外になるかも」
「話し合い次第では10年後」
などという恐らくありえないことが書かれている。人・モノ・サービスに関して例外なき関税撤廃を目指すTPPにおいて、日本1国の都合だけでコメが例外品に指定される可能性は著しく低い。ブルネイの酒類に関しては宗教上の理由であるからこそ例外になるのである。
また
「TPPに入れば父さんの会社のテレビが外国でたくさん売れて、給料が上がるかも」
と、これもまた全く現実にそぐわない幻想が書かれている。中野氏の話では製造業は輸出を伸ばせず、現地生産をすることになる。あるいは移民労働者が流入し、この話に出てくる「お父さん」もその職種によっては、給料が上がるどころか、逆に仕事を失うことになりかねない。百歩譲って仮にテレビの売上げが増加したとしても、給料が上がることはないということは、近年の企業の業績回復時に株主への配当や内部留保が増える一方、人件費が伸びなかったことが既に証明している(拙ブログTPP関連の記事で日銀のワーキングペーパーを基に指摘した)。
「娘」が看護師志望という設定で「お父さん」が注意を促すという設定であるが、これも注意を要する。看護師に関してはフィリピン・インドネシアと日本との二国間協定で受け入れが開始されたものの、言語の壁などでうまく機能していないのが実態である。よって「まだ大丈夫」との安心感が国民にはあると思う。それにかこつけてわざわざ「看護師志望」という設定にしたのではなかろうかと勘ぐりたくなる。TPPにおいては人・サービスもモノと同様例外なく障壁を撤廃することを目指すのであるから、看護師以外の職種においても、安い労働力として流入する移民労働者と同じレベルでの競争が強いられることを意味している。一部企業の間で英語を社内公用語にするという動きがあるのは、TPP参加を睨んでの戦略ではなかろうか。
また安い輸入品が流入することで更なる悪化が予想されるデフレに関しては、ここでは全く言及されていない。
[TPP推進派論説の空疎さ 例(2):池田信夫氏の奇怪な宇沢弘文氏批判]
池田信夫氏による
「宇沢弘文氏の奇怪な農本主義」(2月26日)
http://news.livedoor.com/article/detail/5373085/
という記事を見つけた。
宇沢弘文氏が『農業協同組合新聞』(2月14日及び24日付)に寄稿した論説を批判しているのであるが、その批判は全く的外れなもので驚かされた。
読みようによっては悪質な誘導か中傷、レッテル貼りの類ともとれないこともない。池田氏がどのような人物であるのかよく知らないし、関心もないのであるが、こうした俗論が一定の影響力を有するのだとすれば看過できない問題であるとも思い、とりあえずこの論説の問題点を指摘しておくことにした。まずは両氏の論説をお読みいただければ幸いである。
池田氏は記事の冒頭で、宇沢氏が反TPP国民会議会長に就任したことに驚きを表明し、宇沢氏が「90年代以降は極端な農業保護主義を主張するようになった」としてTPPに反対する宇沢氏を批判している。そして宇沢氏論説の「安政の開国」の下りを引用した上で、以下のように主張している。
<引用開始>—————-
驚いたことに、彼は明治維新による開国を否定するのだ。普通の人はこのへんでついていけないと思うが、彼はさらに戦後の「パックス・アメリカーナ」も全面的に否定し、実態の不明な「新自由主義」や「市場原理主義」を繰り返し攻撃する。他方、「農の営みは人類の歴史とともに古い」として、その保護を主張する。彼は資本主義を全面的に否定し、鎖国と農耕社会に戻れと主張しているのだ。
<引用終わり>————–
「安政の開国」について拙ブログのTPP問題追及記事で私が述べた箇所を少し長くなるが引用する。これは中野剛志氏が指摘しておられる「幕末の開国」の中身についてさらに私が解説を加えたもので、宇沢氏もこの文脈に沿って新聞に寄稿した論説において「開国」について述べていることは明白である。
<引用開始>—————-
中野氏も指摘しておられることであるが、幕末の「開国」とは一体何だったのか。菅氏は歴史や先人の苦労を全く理解していないか、あるいはかなりの皮肉屋のどちらかだと思う。
「開国」とは米国がペリー艦隊を送り込み、江戸幕府を脅迫して実現したものである。
当事は世界の殆どの地域が欧米列強の植民地であるか植民地化が進められていた。アジアの大国であった清もアヘン戦争で敗れた。江戸幕府はその世界情勢を理解しており、欧米列強の脅しに泣く泣く「開国」を受け入れ、治外法権の受け入れと関税自主権の放棄という内容の不平等条約である安政五カ国条約を1859年に締結させられたのである。
治外法権は1894年に日英通商航海条約調印でようやく撤廃されたが、関税自主権回復への道のりは困難を極めた。日清・日露戦争に勝利した後、1911年の日米通商航海条約によってやっと日本は米国との関税自主権を手にいれ、他国との条約改正に至ったのである。不平等条約を締結させられてから実に半世紀もの間、先人は苦労をしてきたのである。菅氏の言う「平成の開国」とは米国による脅迫で関税自主権を放棄した安政の不平等条約締結の現代版のことを意味しているのであれば、的を射た表現であると言える。
<引用終わり>————–
宇沢氏がわざわざ「安政の開国」と表記しているものを、池田氏は「明治維新による開国」と言い換えて、宇沢氏はそれを否定していると主張しているのである。
続けて池田氏は「普通の人はこのへんでついていけないと思うが」と書いている。池田氏の主張する「普通の人」とはどのような人のことを指すのかわからないが、私はここを読んだ瞬間、池田氏に「ついていけない」と感じた。中野氏も宇沢氏も「幕末の開国」を意味しているのであり、「明治維新による文明開化・富国強兵」といったものについて否定しているのではないことは明らかである。
池田氏の書き換えが意図的でない場合は、池田氏の歴史の知識や理解の浅さを露呈していることになる。しかし、もしこの書き換えが意図的である場合は、「明治維新による開国」とわざと表記することで「開国」という言葉に肯定的なイメージを持たせた上で、「それを否定するとは何事だ」というように読者を誘導するためであると考えられる。この場合は悪質であると思う。
そして池田氏の主張にある
「(宇沢氏は)資本主義を全面的に否定し、鎖国と農耕社会に戻れと主張しているのだ」
に至っては、決め付けも甚だしく極めて極端な解釈である。中野氏も指摘している通り、完全なる「開国」と完全なる「鎖国」の間には多様なバリエーションがあるのであり、「開国」に反対であるのなら即「鎖国」論者というのは、非現実的で、単なるレッテル貼りに等しいと思う。
その後池田氏は宇沢氏の論説を「農本主義」であると断定し、宇沢論説の内容とは関係のない執拗な農協批判を展開している。宇沢氏は「農業」の大切さを強調しているが、「農協」の大切さを強調しているわけでないことは氏の論説を読めば明らかである。ところが、なぜか池田氏の論説には唐突に「農協」が出現し、さらには「今回の「国民会議」に集まっているのも、農業利権を食い物にする民主党の農水族議員である」と決め付けている。
TPP反対の思想的背景には反グローバリズム市場原理主義があるということは宇沢論説にも他のTPP反対論者の主張にもはっきりと現れているにもかかわらず、その最も肝要な部分に関して池田氏は論じることなく、TPP反対派を単に「農業利権」に固執する「抵抗勢力」であるかのように意図的に描いて、この問題をそこに矮小化しようとしているように私には感じられた。
そして挙句の果てに論説の最後において、宇沢氏は幼児退行しているなどと決め付けている。全体として池田氏の論説は主観的・感情的な断定に満ちており、宇沢氏への論理的・具体的な反論とはなっておらず、単なるレッテル貼りや中傷のような印象を私は受けた。
TPP推進派は姑息なイメージ・キャンペーンを推進するのではなく、反対論者の指摘した問題点に論理的・実証的に反論すべきである。我が国のあり方を大きく左右するこのような問題に関して、大手新聞・テレビなどはどうして賛成・反対双方から有力論者による討論会を開くといったことをしないのか。TPPによる危機そのものに加え、日本の言説も同時に重大な危機にあると思う。
http://nicoasia.wordpress.com/2011/03/01/%E6%B1%A0%E7%94%B0%E4%BF%A1%E5%A4%AB%E6%B0%8F%E3%81%AE%E5%A5%87%E6%80%AA%E3%81%AA%E5%AE%87%E6%B2%A2%E5%BC%98%E6%96%87%E6%B0%8F%E6%89%B9%E5%88%A4%EF%BC%9Atpp%E6%8E%A8%E9%80%B2%E6%B4%BE%E8%AB%96/
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r" | |{i t _ / | 池田信夫は呪われたものとなった
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