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(回答先: 一匹の白い蝶に導かれるようにして、愛弟子・富姫と結ばれた剣聖・上泉伊勢守 投稿者 藪素人 日時 2011 年 1 月 11 日 20:09:59)
全体に清々しい「気」が流れ、剣聖といわれた男の兵法の修行の仕方の一端ものぞかせてくれる。「剣の道の神奥をきわめたといわれる上泉伊勢守秀綱の挙措進退には、いささかも隙のない美しさがにおい立つらしく…」ってえあるが、於富が子弟愛を越えて異性としても思慕するのも自然なりゆきであったごともムリねえな。
8年前に妻を亡くして独り身であった伊勢守は、関係後、於富に自分の妻になってくれるようささやくが、於富はこれをかわして婚約者の図書之介と婚儀をあげる。於富はこの男も嫌いではないのであった(親の決めたことでもあった)。
正太郎はんの想像力と創作力で出来あがったもんじゃが、拙者はここに連綿と続いてきた日本人の心性とその上に咲いた文化・習俗の強い香りを匂(か)ぐ。
正太郎はんが天の力添えも得て、伝統的なそんな文化・習俗の香をば存分に反映した小説になってると思うんでんす。
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