★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ57 > 878.html ★阿修羅♪ |
|
人類學者 ハンク・ウエセルマンとジンとの會話 ヤスの備忘録 歴史と予言のあいだ 番外編 かなりオカルト?1 據り http://www.asyura2.com/09/bd57/msg/878.html
今回もなんとか更新できた。いつも読んでくださる読者の方々には感謝する。 今回はかなり毛色の変わった記事である。「スピリチュアルウォーカー」などの著作で日本でも比較的によく知られている人類学者、ハンク・ウェセルマンと最近の彼の体験についてである。リラックスして読んでいいただきたい。 プロの人類学者 ハンク・ウェセルマンは、コロラド大学ボーダー校で動物学を専攻し、カリフォルニア大学バークレー校で人類学の博士課程を終了したバリバリのプロの人類学者である。昨年の10月、エチオピアで約440万年前の人類、アルディピテクス・ラミダス(ラミダス猿人)の全身化石が発見され、猿人と人類とを結ぶミッシングリンクが見つかったとされたが、ウェセルマンはこれを発見した国際調査隊のメンバーでもあった。ラミダス猿人の特徴はこの調査隊に参加した人類学者たちが書いた11の論文に詳しくまとめられているが、ウェセルマンもこの論文の執筆者の一人である。現在はハワイ大学などで教えているようである。 ウェセルマンの別の顔 しかし、ウェセルマンには人類学者とはまったく異なった顔がある。それはシャーマンとしての顔である。いや、ウェセルマンがシャーマンの研究者であるというのではない。彼自身がシャーマンなのだ。 30歳の時の体験 今回、アメリカの深夜ラジオの「Coast to Coast AM」に出演し、自分の体験を詳しく語った。 おそらくウェセルマンは60代前半であろうと思われる。ウェッセッルマンが博士課程に在籍していた30歳のころ、彼はスーダンで行われた人類学の調査に参加した。目的は猿人の化石の発掘である。調査隊は現地に長期滞在するため、現地人の部落とはひときわ友好な関係を結ぶように努力したという。発掘にも多くの現地人が参加した。 あるときウェセルマンは、発掘のあと現地の人々とくつろいでいた。すると急に、明らかに誰かに見られているという強い実感に襲われた。その感じは時間が経つにつれ強くなったという。すると、目の縁にちらっとトラの皮を被ったような生き物の姿が見えた。そばにいた誰にも見えないようだった。すると、近くにいたシャーマンだけには見えるようで、その生き物を自分とともに凝視していたという。 ウェセルマンは現地語で「いまのはなにか?」とシャーマンに聞いた。すると、「霊だ」という答えがかえってきた。 ウェセルマンはこの体験をしてから、たびたび同じような生き物と遭遇するようになったという。それはまさに、自分が人類学者として研究している伝統的な部族社会の神話に出てくるような生き物を、じかに体験するようなことだったという。 スピリチュアルウォーカー しかし、ウェセルマンの体験はこれに止まらなかった。これはほんの始まりにしかすぎなかったのだ。 1994年の夏のある日、深夜ハワイの自宅の寝室で妻と休もうとしていたとき、心臓の鼓動が頭の中で鳴り響いたかと思うと、いきなり鼓動が止まったのだ。するとウェセルマンは、自分の体を抜け出て別の人間の体に入ったのに気づいた。それとともに、ハワイの自宅とはまったく異なる環境にいるのが分かった。それは、自意識が二つあるような状態だという。向こう側の世界にいる別の人物の意識があるが、それをウェセルマンの意識が客観的に観察しているというような状態だ。 ウェセルマンが成り代わった相手は20代後半の屈強なハワイ原住民の青年だった。彼の名前はナイノアといった。ナイノアは、自分が所属する部族から、この部族にはまだ未知の土地の探索を命じられ、長期間の旅に出た。そこは、熱帯雨林の原生林に覆われた土地だった。 これ以来、ウェセルマンは幾度となくナイノアになり、彼の世界を体験した。体験は、たいてい寝る前になんの予告もなくいきなりやってきたという。そして、ナイノアとして熱帯雨林のジャングルを探検するうちに、ナイノアが「偉大な時代」と呼ぶ大昔の過去の時代があったことを知った。それは249世代前、つまり約4900年前であった。ナイノアの探検している熱帯雨林のジャングルにはときおり、巨大なビルの残骸のようなものが見られた。 そこは、4900年後のカリフォルニアであった。現在のカリフォルニアのかなりの部分は水没しており、ところどころに陸地が残っているような状態だった。 ウェセルマンは幾度となくナイノアになり、ナイノアの世界を体験した後、これを本にまとめた。これが「スピリチュアルウォーカー」だ。1995年にベストセラーになっている。読んだ方も多いと思うが、プロの人類学者が自らの実体験を綴った名著である。お勧めの本である。 ウェセルマンのその後 「スピリチュアルウォーカー」の執筆以降、ウェセルマンはプロの人類学者らしく、自分の体験した世界がいったいなんなのかその解明に情熱を注いだ。自分の体験した世界は、特定の周波数の脳波のもとで現れる世界であり、現実というのは、異なった種類の脳波に合わせて複数存在していることが分かった。 ウェスルマンが体験した世界は4から7ヘルツのシータ波のもとで現れる世界だという。ウェスルマンの脳に興味をもった大脳学者が彼の脳波を計測したところ、シータ波の数値が異常に高いことが分かった。 さらにウェスルマンは、シータ波から現れる世界は、多くの伝統的な部族社会でシャーマンが体験している世界であり、そしてそれは、どの部族社会でも行われているドラムの特定のリズムを再現することで、現代のわれわれも比較的に難無く体験できることを発見した。 ウェスルマンのワークショップ いまウェスルマンは、古代から延々と受け継がれてきたドラムのリズムに合わせ、自分が体験した世界を多くの人々にも体験してもらうワークショップを多数開催している。そうしたワークショップでは、普通の現実とは異なった次元に存在する新たな世界と、そうした世界に存在する生き物たち(霊たち)と直接出会うのだという。 いつものワークショップは、大学や学校などの普通の環境で行われる。だがときおり、遠方の霊と出会うためにエジプトなどにツアーを敢行し、ピラミッドや古代の神殿の中で行うのだという。 ウェスルマンは自分の体験をブログで詳しく報告している。その報告には驚愕するものがある。 エジプトの体験 2009年12月8日、ウェスルマンは王家の谷の近くにあるラムセス3世の葬祭殿、メディネト・ハブに立ち寄った。そのときウェスルマンは、暗がりから自分を見ている目を発見したという。その日は大人数のツアーをガイドしていたので、翌日の9日、ウェスルマンだけで再度訪れた。 ウェスルマンを見つめていたのは、明らかにこの現実には属さない生き物であった。彼はコーランに記載されており、イスラム教の創始者のムハンマドも交流したといわれるジンという存在だった。男性はジン、女性はジニーと呼ばれる、アラビアンナイトに出てくる存在である。 ウェスルマンは、ジンとの間の実に興味深い会話を記録し、これをブログに発表している。以下がその簡単な要約である。 ジンとの会話 最初にジンは蜂蜜を欲しがった。そこで私はジンに、彼の名前を教えてくれれば蜂蜜を渡すことを約束した。ジンは自分の名前を知っているものに対してはウソをつくことができないと神話にあるからである。ジンは同意したので、私はボール一杯の蜂蜜をイメージすると、それを目の前のジンに差し出した。するとジンはそれをゆっくるりと飲み干した。 ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ウェセルマン: ジン: ここでこのユニークな会話は終わった。 以上である。一神教の神が人間の創造物であり、一度創造されると逆に人間の思考や感情に悪影響を及ぼすというのは、実に面白い描写である。 ただ、ウェセルマンのこうした体験がどこまで現実のものでどこまでがウェセルマン自身が想像したものなのかははっきりとは確定できない。 しかしウェセルマンがいうには、われわれが普通に日常の世界を体験するように、あまりにリアルな体験として経験されるのだそうだ。そしてそうした体験の引き金になるのは、ドラムによる特定のリズムで脳に与える振動なのだという。 スピリットワールドに覚醒して この3月に入ってから、ウェセルマンは新著「スピリットワールドに覚醒して」を出した。ウェセルマンが経験したシャーマニスティックな世界の集大成であるという。 そしてこの本にはCDがついてくる。それは、脳を刺激しシータ波の発生を促進させるドラムの音だという。ウェセルマンがいうには、横たわってリラックスして、ヘッドフォンで10分も聞くとたいていは誰でも何か大きな変化が感じるそうである。 本はいまアマゾンでめちゃくちゃ売れている。ベストセラーになること間違いないようだ。 筆者もさっそく注文した。体験はブログで報告する。 続く
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ57掲示板
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/
since 1995
▲このページのTOPへ
★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ57掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。 すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。 |