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(回答先: 御囘答していただき有り難う御坐います 成る程「ロシユ」は「頭」ですか 投稿者 卍と十と六芒星 日時 2010 年 1 月 07 日 22:11:37)
「頭」を意味するロシュという言葉は特別な単語ではなくごくありふれた言葉で聖書の中でも頻繁に出てきます。
幕屋や中庭、および神殿の柱の頂を指して: 出エジプト36章37、38節、38章17節。列王第一7章16節。
山々の頂: 創世記8章5節。
かん木や樹木のてっぺん: 歴代第一14章15節。
はしごの頂: 創世記28章12節。
笏の先: エステル5章2節。
川の頭や道路の頭をはじめ: 創世記2章10節、エゼキエル21章21節。
最初の月: 出エジプト記12章2節。
ちなみにユダヤ人の元旦を表わすロシュ・ハシャナーという語は、字義通りには「年の頭」という意味です。
ロシア人やユダヤ教原理主義者、キリスト教原理主義者が「ロシュ」の記述に過剰に反応するのではとのこと
でしたが、いかがなものでしょうね。
それならば、例えば創世記3章15節などは、もっと過敏に反応してもいいのではと思うのです。
「そしてわたしは、お前と女との間、またお前の胤と女の胤との間に敵意を置く。
彼はお前の頭を砕き、お前は彼のかかとを砕くであろう」。
神とサタンの論争において、最終的には神の約束の胤が蛇の頭を砕くという有名な預言ですが、ここで蛇の頭
(ロシュ)はロシアであるという解釈があってもよさそうですが、そんな説は聞いたことありませんものね。
民族主義者や宗教原理主義者といっても、それほど聖書を読んで注意を払っている人はいないと思いますよ。
いや読んでも理解している人はいないのではと思います。彼らが聖書を引用するとしても、それは自分たちの
主義主張を正当化するため都合のよい部分だけ取り上げて勝手に解釈しているだけではないでしょうか。
これから成就する聖書預言というのであれば、わたしなどはダニエル書の「北の王」を演じるのはこの時代の
どの国なのかといったことにもっと関心を寄せてもいいのではと思うのですが。(ユダヤ人、ロシア人にかかわらず)