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(回答先: マレーシア、反治安法デモ2万人 最大規模の反政府行動(共同) 投稿者 ピノキ 日時 2009 年 8 月 01 日 20:16:43)
マレーシアで国内治安法撤廃求める野党の抗議集会、逮捕者多数【CNN】
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200908010019.html
クアラルンプール(CNN) マレーシアの首都クアラルンプールで1日、野党支持者らが容疑者を裁判なしで無期限に拘束出来る国内治安法撤廃を要求して集会などを実施、警察が催涙弾や放水銃で排除し、157人が逮捕された。
同国のベルナマ通信が報じた。
マレーシアでは今年、ナジブ新政権が誕生しているが、同法廃止を求めた公然の抗議活動は異例。
野党などは国内治安法は政府批判を封じ込める道具にもなると主張している。
国内治安法は、英国の植民地時代に生まれている。
ナジブ首相は同法の改定の検討を約束しているが、治安当局者はインドネシアで爆弾テロを繰り返す東南アジアのイスラム過激派「ジェマア・イスラミヤ(JI)」構成員の予防拘禁に役立つとも弁護してきた。
隣国シンガポールにも同様の法律が存在する。
抗議活動の参加者は数千人規模とされる。
政府はデモは認めないと警告、5000人規模の機動隊などを動員し、デモ行進を阻止するため道路を封鎖、交通渋滞を招いた。
野党・民主行動党の幹部によると、逮捕者の多くは野党のTシャツを着用、デモに移る前に拘束されたという。
デモ隊は国王の公邸に向かい、同法廃止の嘆願状を提出する予定だった。
人権団体によると、国内治安法で拘束されているのは現在、少なくとも17人。
過激派組織との関係が疑われる人物などとなっている。
1957年の独立以来、政権を維持する与党・統一マレー国民組織(UMNO)は近年、汚職体質、経済政策の失敗、マレー系住民への優遇策などを背景に支持率低下を被っている。
昨年3月の総選挙では議席を大幅に減らし、アブドラ前首相が引責辞任していた。
ナジブ首相はマレー系優遇策の改善を打ち出すなど与党の党勢回復に努めている。