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イラン改革派初公判、「体制転覆罪」適用か【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090801-OYT1T00855.htm
中東
【テヘラン＝久保健一】
イラン大統領選後の改革派による抗議デモに関与したとして起訴された同派幹部ら約１００人の初公判が１日、テヘランの革命裁判所で開かれた。
一連の抗議行動で当局に拘束された人々の裁判が行われるのは初めて。
保守派系ファルス通信によると、検察側は、被告全員の起訴事実について、「武器を用いない形で、体制転覆を計画、実行しようとした」と述べた。
同国のイスラム処罰法にある「体制転覆罪」（最高刑は死刑）が適用される可能性が出てきた。
同通信によると、改革派幹部でハタミ政権の副大統領を務めたアブタヒ師は法廷で起訴事実を認め、アブタヒ師を含む複数の被告が、「大統領選に不正はなかった」と述べたという。
抗議行動をめぐってはこれまで累計で約２０００人が身柄拘束されたと見られるが、今回出廷したのは、当局から「重大犯罪者」とみなされた者。
アブタヒ師やハタミ政権時の外務次官アミンザデ氏ら改革派幹部が多く含まれている。
（2009年8月1日20時46分 読売新聞）
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