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【北朝鮮問題】
非核化へ包括的措置 米次官補、北に対話復帰促す【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/ntok0001/list/200907/CK2009071902000180.html
2009年7月19日
【ソウル=福田要】キャンベル米国務次官補(東アジア・太平洋担当)は18日、韓国を訪問。李容濬(イヨンジュン)韓国外交通商次官補と会談後、記者団に「北朝鮮が真剣に(非核化で)後戻りできない措置を取れば、関係国は北朝鮮にとって魅力的な包括的パッケージを提供できる」と強調した。具体的内容は明らかにしなかった。
22日にタイで始まる東南アジア諸国連合(ASEAN)地域フォーラム(ARF)に出席する同次官補は、「米大統領は核を許さないと断言したが、同時に扉は開けておき、北朝鮮が責任を持ち対話の席に戻るなら受け入れるとのメッセージを送りたい」と対話への復帰を促した。
一方で「経済制裁は北朝鮮に注意を喚起し、指導力に少なくない痛手を与えるだろう」と、制裁の効果にも自信をのぞかせた。
6カ国協議参加国ののうち、北朝鮮を除いた5カ国による協議の開催については「5カ国すべてが集まる協議が難しければ、タイで2カ国間の対話も考えている」と述べ、形にはこだわらず、実質的な協議を前進させたい意向を示した。