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対北制裁:リストに北の政府関係者含まれる【朝鮮日報】
http://www.chosunonline.com/news/20090718000019
北朝鮮による2回目の核実験以降、対北制裁について議論してきた国連安全保障理事会は17日、北朝鮮の核実験およびミサイル発射などに深くかかわったとされる李済善(リ・ジェソン)朝鮮原子力総局長など「個人」5人と、南川江貿易会社など五つの「団体」、ミサイル製造などに使用される先端素材など二つの「物資」を対北ターゲットリスト(制裁対象目録)に追加した。
北朝鮮政府の高官らを制裁対象に含めたのは今回が初めてだ。
制裁対象に挙がった朝鮮原子力総局は、北朝鮮の核開発プログラムを手掛ける「司令塔」だ。
同局は燃料貯蔵施設や再処理施設だけでなく、延辺核研究所やプルトニウム原子炉などの管理も行っている。
南川江貿易会社は原子力総局傘下の貿易会社で、北朝鮮の核設備施設から確認された日本製の真空ポンプを入手する過程、ドイツから核関連物質を購入する事件などに関与してきた。
また、1990年からウラン濃縮用のアルミニウム管やほかの装備の購入にも関与していたとされる。
香港エレクトロニクスはイランのキシ島に基盤を置く会社で、すでに安保理の制裁対象となっている端川商業銀行や朝鮮鉱業開発貿易会社(KOMID)に代わって、核関連資金を取り扱ってきた。
数百万ドルに上る核拡散関連資金の運用に関与してきたという。
朝鮮革新貿易会社は朝鮮ヨンボン総会社に所属しており、大量破壊兵器の開発にかかわっている。
朝鮮檀君貿易会社は、北朝鮮の第2科学院傘下機関で、北朝鮮の核およびミサイル研究と開発プログラムを支援するため、商品と技術の獲得における責任を担っている。
李済善総局長は金日成(キム・イルソン)総合大学出身で、1997年から核開発プログラムを総括する原子力総局長を務めている。
最高人民会議の第10・11期代議員でもある。
黄錫夏(ファン・ソクハ)氏は原子力総局の核開発プログラム責任局長として働いている。
尹浩鎮(ユン・ホジン)氏は南川江貿易会社でウラン濃縮プログラムのために必要な物資を輸入する責任者で、リ・ホンソプ氏は延辺核研究所の元所長で、兵器レベルのプルトニウム生産を支援する三つの中核施設の責任者。ハン・ユロ氏は朝鮮ヨンボン総会社の幹部で、弾道ミサイル開発プログラムに関与しているとされる。
任敏赫(イム・ミンヒョク)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版