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最高人民会議で後継者の発表? - ぴょんの秘話 - Yahoo!ブログ
北朝鮮の「人工衛星」の発射はいよいよ明日に迫った。当初の雪もしくは、曇りの予想とは違い、日本の予想では、現地は晴れのようだ。ならば、金正日総書記にとってはラッキーナンバーである「9」にあたるこの日に確実に発射ボタンを押すだろう。2009年4月4日の数字を全部足すと末尾が「9」になるからだ。
最高人民会議も「9日」の日に開催される。そして金総書記が国防委員長に4選される。ちなみに国防委員長に就任したのは16年前の同じく4月9日である。偶然と言えば、それまでだが、先の選挙に立候補し、当選した選挙区も足して「9」の「第333選挙区」だった。誕生日(2・16)にかけて「9」に縁起を担いでいるようだ。
向かう撃つ日本も万全の体制を取っている。日本のイージス艦3隻に加えて、米国からも6隻、韓国からも1隻と、10隻のイージス艦が日本海及び太平洋側に配置された。当初は自制を促すため「寄らば切るぞ」と脅しをかけたが、無理とみるや、今では、追跡や能力などの情報収集が任務とされている。
先月16−21日までの間、働く女性が会員となっているイー・ウーマンの「働く人の円卓会議」で「迎撃に賛成かどうか」の調査を実施したが、「賛成」(35%)、「反対」(65%)という結果が出た。3人の女性のうち1人は「賛成」だったわけだから、男性だったら、この差はもっと接近するか、あるいは「賛成」が「反対」を上回ったかもしれない。日本人も随分と勇ましくなったものだ。
これに対して、北朝鮮も昨日、朝鮮中央通信を通じて「「日本が無鉄砲に平和目的の衛星を迎撃するなら、朝鮮人民軍は慈悲なく、日本の迎撃手段だけでなく主要な対象にも壊滅的な打撃を加える」と日本を威嚇している。まるで戦争前夜の雰囲気だ。日朝はイスラエルとパレスチナのような関係になってしまったようだ。
もう発射を止められないとなると、日本としては落下しないことを望むだけだ。日本にとっては皮肉なことかもしれないが、「人工衛星」打ち上げの成功を秘かに祈るほかないのかもしれない。
「ミサイル騒動」が終われば、内外の注目は9日の最高人民会議開催に移るだろう。「金正日が出てくるのか」「映像が公開されるのか」「後継者の発表があるのか」等に早くも注目が集まっている。
今朝のテレ朝の番組をみると、「金正日はすでに死んでいる。今のは影武者で、にせもの」との「トンデモ発言」をして物議をかもしていた早稲田大学の重村先生が出ていた。相変わらず意気軒昂だった。
健在ぶりは随所に出ていた。後継問題について聞かれると、有力視されている金総書記の息子ではなく、なんと、先代の金日成主席に金総書記の長男、金正男氏と同じ歳の「キム・ヒョン」という名の隠し子がいて、彼が本命だと言うのだ。
相手の女性が秘書だったか、看護婦だったか忘れたが、金主席が手を付けて出来た子で、金総書記が妹夫婦(張成沢・金慶姫)に預け、育てていたというのが、確か重村先生の持論ではなかったかと記憶している。
金主席に隠し子がいて、その子、即ち金総書記にとっては異母弟が後継者とは!最初にこの話を耳にした時はびっくり仰天したが、テレビや講演の場で何度もおっしゃっているのでよほど自信があるのだろう。「金正日はすでに死んでいる」よりはましな話のような気がしないでもない。ここは一つ、「金正日死亡発言」で失墜したとされる「名誉回復」のためにも重村先生には是非、頑張って「キム・ヒョン」の存在を突き止め、写真を公開していただきたいものだ。
最高人民会議で「後継者の発表」があるという点では関西大学の李英和教授も同じ見解のようだ。3月中旬に労働党中央委員会の会議で後継者が決定し、幹部に対してその決定が文書で通達されているとの説明だ。今朝のテレビではその後継者の名前については言及されていなかったが、今週発売(4月9日号)の週刊新潮では「金正男でしょう。後継者には『新星将軍』との肩書きが正式に与えられ、9日の最高人民会議で事実上のお披露目が行なわれる運びとなっている」とテレビでの発言同様に自信満々に語っていた。
「最高人民会議で後継者の発表はない」「後継者は金正男ではない」と予測している立場上、二人の東西の専門家の発言は正直気になるところだ。
韓国当局の「金主席に隠し子は存在しない」「金正日の妹夫妻に男の子はいない」との「お墨付き」と「最高人民会議期間中は外国にいる」との金正男氏の言葉を信じるほかないようだ。
予想が外れ、後継者発表となれば、今度は重村先生とは逆の立場に立たされる。専門家はつらい!
http://blogs.yahoo.co.jp/krp19820301/25294109.html