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住民座り込み排除申請/ヘリパッド移設問題【朝日】
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000812270001
2008年12月27日
米軍北部訓練場(沖縄県国頭村、東村)の一部返還に伴い東村高江地区周辺にヘリパッドが移設される問題で、沖縄防衛局が、工事現場前で反対の座り込みを続ける住民15人を相手に、通行妨害をやめるよう求める仮処分を那覇地裁に申し立てていたことがわかった。防衛局によると、反対運動の排除を求める仮処分の申請は初めて。住民団体は反発している。
申し立ては11月25日。那覇地裁が双方から意見を聴く非公開の審尋は1月27日の予定。
北部訓練場は96年12月の日米特別行動委員会(SACO)最終報告で、約7800ヘクタールのうち北側約4千ヘクタールの返還が決まった。返還予定地にあるヘリパッドを残る地域に移すことが条件とされ、防衛局は訓練場南部の高江地区近隣など6カ所への集約を計画。09年2月までに終える予定で、昨年7月に着工した。
しかし、高江地区の住民の一部が、騒音被害や事故の危険性が増すことなどを理由に移設に反対。訓練場の出入り口前に座り込み、工事関係者や車両の出入りを阻止している。
防衛局は「ヘリパッドを移設できなければ、北部訓練場の返還も進まない。」と主張している。
住民側は申し立ての取り下げを求める方針。弁護団の池宮城紀夫弁護士は「国策の名のもとに、環境破壊や事故の危険性を住民に押しつける行為で、不当だ」と反発する。