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(回答先: ソマリア沖への海自派遣、首相が検討を指示【読売】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 12 月 26 日 12:44:33)
ソマリア海賊:海自派遣 「なし崩し」懸念も【毎日JP】
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081227ddm002010061000c.html
麻生太郎首相は26日、アフリカ・ソマリア周辺海域の海賊対策で海上警備行動を発令し海上自衛隊を派遣する準備を関係閣僚に指示した。だが、日本周辺海域を念頭に置いた海警行動での派遣は自衛隊の海外派遣をなし崩しに拡大する危うさをはらむ。国際的活動に日本国民の生命や財産を守る規定を適用することにも疑念の声が上がっている。
海警行動は、海上保安庁では対応が困難な場合に職務を代行するもので、法的な性格は警察活動。国民の生命や財産を守るための任務で、国際活動に参加するのは極めて異例だ。
法的活動範囲は、日本領海だけでなく公海も含まれるためソマリア沖への派遣も可能。しかし、過去の発令は、99年の能登半島沖不審船事件と04年の中国原潜領海侵犯事件の2例だけ。領海から遠く離れた海域での海賊対策などは想定外だった。
首相が承認し防衛相が命令するだけで、国会承認は不必要。「安易に使われると世界中どこにでも行け、となりかねない」(防衛省幹部)と懸念もある。
武器使用は警察官職務執行法が準用され、正当防衛などに限定。「現場海域にいることで抑止力になるのが護衛艦の仕事」(外務省幹部)との楽観論もあるが、他国船籍船舶から救援を求められた場合の対応などが課題となる。【古本陽荘】
毎日新聞 2008年12月27日 東京朝刊