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ソマリア沖への海自派遣、首相が検討を指示【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081226-OYT1T00339.htm?from=navr
麻生首相は26日午前、首相官邸に浜田防衛相を呼び、アフリカ・ソマリア沖の海賊対策のため、自衛隊法の海上警備行動発令に基づく海上自衛隊艦船の現地派遣を検討するよう指示した。
防衛相は首相との会談後、記者団に、「自衛隊でも(派遣の)可能性をしっかりしろという話だ。現行法でできることのほかにもいろいろな方法が議論されているので考える」と述べ、派遣に向けた検討を急ぐことを表明した。首相の指示を受け、与党も近く海賊対策に関するプロジェクトチームを設置する予定だ。
首相は、海賊対策のための新法制定を目指す方針を表明している。しかし、来年1月からの通常国会に法案を提出しても、「ねじれ国会」の状況下で成立が危ぶまれるため、当面は現行の自衛隊法を活用した派遣を検討することにした。
海上警備行動としての派遣の場合、護衛艦が日本船に並走して護衛するような運用が想定される。外国商船の護衛は原則としてできないことになる。
海上警備行動は1999年の北朝鮮工作船事件、2004年の中国原子力潜水艦の領海侵犯の2件で発令されたが、海外派遣の例はない。
(2008年12月26日12時17分 読売新聞)