★阿修羅♪ > 戦争a5 > 103.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: ロシア・プーチンの錬金術【オルタナティブ通信】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 11 月 22 日 21:40:14)
2008年11月16日
ユーラシア戦争を画策する兵器密売人達【オルタナティブ通信】
http://alternativereport1.seesaa.net/
ドバイで、ロシアン・マフィアの大ボスの1人「シャクロ」が、チェイニー副大統領のハリバートン社と「水面下」の交渉を続けている。
ロシアの支配者プーチンは、エリツィン元大統領が、その権力の後継者として、プーチンを「指名」する事によって「皇帝権力の継承」を実現し、現在の権力者の地位に就任した。
エリツィンはソ連共産党時代、その余りの急進的な資本主義導入路線の考え方を権力者に嫌悪され、あらゆる役職から追放され、事実上「自宅軟禁」の扱いを受けた時期があった。
政治的な友人達が、次々とエリツィンを見捨てて行く中で、唯一、プーチンだけはエリツィンと共に「自宅軟禁」に「同伴」し続けた。
失意のエリツィンが、「これからは農業をやりながら、生計を立てて行く」と宣言し、政治の世界と絶縁せざるを得ない状況に追い込まれ、エリツィン自身がクワを持ち畑を耕し始めた時も、プーチンはエリツィンと一緒に泥まみれになり農作業を行なった。
プーチンは絶対にボスを見捨てなかったのである。
そのためエリツィンがロシア大統領となった時、プーチンは側近中の側近として絶大な信用を得、後継者としてロシアの権力者の地位を継承した。
このエリツィンが大統領に就任した時の大統領選挙の参謀として、その選挙を「仕切った」のが、ロシアン・マフィアの大ボスの1人「シャクロ」である。
プーチンがエリツィンの大統領選挙の実務を「仕切り」、選挙のノウハウは「シャクロ」が知恵袋となる。
ロシアン・マフィアの「シャクロ」は、プーチンの竹馬の友、学生時代の親友のような存在である。
現在ロシアン・マフィア「シャクロ一家」は、イスラエルに本拠地を移し、プーチンの代理人となり、2014年のロシアのソチ・オリンピック会場の建設工事受注の「窓口」として、世界各国のゼネコンとの交渉に当っている。
「シャクロ」は建設工事屋としては別名の「カラショフ」を名乗っているが、オリンピック会場建設のためヨーロッパ等からロシアに搬入される建設資材を運搬する車両は、帰路に決して荷台を「空にして」帰っては来ない。
そこには密売されるロシア製兵器が大量に「積載」されている。
このカラショフのロシア製兵器の密売のビジネス・パートナーが、4年に1度のオリンピック開催地を決定する「国際オリンピック委員会IOC」である。
IOCの本業が、オリンピックの開催などでは毛頭無く、兵器の密売である事は「常識」である。
かつて派閥抗争の激しかった1990年代のロシアン・マフィア業界で、「金さえ出せば、いくらでも殺人を喜色満面で請負ってくれたシャクロ」が、2008年には、ドバイで、プーチンのメッセンジャー=オリンピック会場建設工事の交渉役としてスーツに身を包み、携帯電話でIOC幹部と会話し、チェイニーのハリバートンと「商談」を進めている。
「ビジネスマンになって、やっと偽名のシャクロではなく、本名のカラショフを名乗れるようになった」。
第二次世界大戦後、60年以上に渡り、米軍の燃料・食糧・水・兵器・弾薬の補給・運搬=兵站部を担当してきたチェイニー副大統領のハリバートン社は、没落してゆく米国を見捨て、ドバイに本拠地を移した。
チェイニーのボスは、「カラショフ」の同僚のイスラエル=ロシアン・マフィアである。
元々は、軍用施設の建設工事会社であったハリバートン=軍事屋・建設業者が、ドバイの地で、建設業者・兵器密売人=軍事屋のカラショフと「商談」する事は、「同業者の国際カルテル」の存在を明確に垣間見せる。
グルジア紛争に見られるように、反米強硬路線を走るプーチンと、反ロシア包囲網を目指す米国。
このロシアと米国が、ユーラシアで戦争を起こす事によって「金儲けを画策する同一の兵器業者」の「アヤツリ人形」である事が、ここに明確に出ている。
「兵器販売高を伸ばすため、意図的にユーラシアで戦争・紛争を起こそうとする」兵器密売人達の「政商談」が、今日も、ドバイで続いている。