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ロシア・プーチンの錬金術【オルタナティブ通信】
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投稿者 ワヤクチャ 日時 2008 年 11 月 22 日 21:40:14: YdRawkln5F9XQ
 

2008年11月18日
ロシア・プーチンの錬金術【オルタナティブ通信】
http://alternativereport1.seesaa.net/


「ユーラシア戦争を画策する兵器密売人達」より続く。

http://alternativereport1.seesaa.net/article/109766862.html


 ウクライナとモルドヴァに挟まれた独立国・沿ドニエストルの軍用空港からは、しばしばチェチェンに向けた輸送機が飛び立つ姿が見られる。

「公式には」この空港は沿ドニエストルの「独立」戦争時の戦闘等のため破損が激しく、使用されていない事になっている。

この国は独立時、独立を阻止しようとするモルドヴァとの対抗上、ロシアのプーチンに「支援」を要請した。しかし「独立を達成した」現在でも、ロシア第14軍は、この地に「居座り続け」、事実上、この「独立国」はロシア=プーチンの「制圧下」にある。

 旧ソ連時代から軍事産業の集積する沿ドニエストルはロシア(ソ連)の兵器庫と呼ばれ、現在でもロシア軍の兵器の重要な供給地帯の1つとなっている。

 この地からチェチェンに向けて飛び立つ輸送機の積荷は、ロシアン・マフィアとロシア第14軍=プーチンが、チェチェンの反ロシア勢力・独立軍に「売りさばく」兵器である。

プーチンが、「チェチェンのテロリスト」と呼び、「テロとの戦い」を唱導する、そのチェチェンの「テロリスト」の持つ兵器は、プーチンとロシアン・マフィアの手によって「供給されている」。

ロシア軍VSチェチェン独立軍。この繰り返されてきた過酷な戦争で使用されるロシア軍の兵器は、ロシアと沿ドニエストルの軍事産業によって製造され、プーチンによって供給されている。ロシア軍と戦闘を繰り返すチェチェン独立軍の兵器も、ロシアと沿ドニエストルの軍事産業によって製造され、プーチンによって供給されている。

 戦争が拡大し継続すればする程、ロシアと沿ドニエストルの軍事産業、兵器密売人ロシアン・マフィアとプーチンのフトコロに「札束」が転がり込む。

反プーチン派のチェチェン独立軍が、プーチンから「兵器の密売を受ける」資金は、世界最大のガス会社=ロシアのガスブロム社の銀行ガスブロム・バンクが融資している。ガスブロムは、もちろんプーチンが経営している。資金融資の担保となっているのは、チェチェンの地下資源=原油と天然ガスである。

戦争が続けば続く程、チェチェンの市民の生活のために使用されるべき地下資源が、兵器に姿を変え「浪費され、消えてゆく」。

 対立し戦争を行う両者に兵器を売り、利益を上げる。これはプーチン、ロシアン・マフィアの故郷=イスラエル軍事産業の「お家芸」である。

 なお、北朝鮮の核兵器を製造するイスラエルのアイゼンベルグ社の経営者の1人が米国副大統領チェイニーである。北朝鮮の核兵器に対抗するため、日本が購入しつづけているパトリオット・ミサイルのメーカー=レイ・セオン社の経営者はチェイニーである。

 対立し戦争を行う両者に兵器を売り、利益を上げる。これはチェイニーのボス=イスラエル軍事産業の「お家芸」である。

「軍事産業に踊らされ」、戦闘を繰り返し兵士が命を落とし続けるロシア軍人とチェチェン人の「悲劇と滑稽さ」は、同じく「軍事産業に踊らされ」、憎しみ合い、イガミ合い、戦争準備に「余念が無い」、北朝鮮と日本人の「悲劇と滑稽さ」のコピーである。後に残るのは、命を落とした兵士と、戦闘に巻き込まれ死亡した市民の家族の、「永久に続く悲嘆」だけである。
 

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