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(回答先: いったい私と何を議論したいのですか? 投稿者 Ddog 日時 2008 年 11 月 20 日 02:26:10)
>ビル崩壊に当局の関与が無ければ、当局に動機もあるはずも無い。
理論項をひっくり返しただけですね。
「動機がない」は「当局の関与がない」と考える根拠だったのに、「なぜ動機がないと断言できるのか?」…という質問に「関与がない」から「動機もない」では無限ループです。
「動機がない」も「関与がない」も単にあなたの見解であって、確認された事実ではありませんから、いずれも他方へ結論するための根拠にはなり得ません。
>貴殿や、まっぴら殿は、公式見解は信じないが、ジョーンズ博士の数値は信じる。一方わたしは、公式見解も、ジョーンズ博士の見解も両方信じていません。
見解というものは「信じる、信じない」で分類するものじゃありません。見解を出すに至った根拠や分析過程を検証し、「同意するかしないか」で分けるものですよ。
私はジョーンズ博士の論文を読み、理解できる範囲で「根拠や分析過程」を検証し、同意できる部分を持論として開陳しています。決して「請け売り」じゃないのです。
>爆破したと断言するからには、私を納得させるだけの具体的方法手順があると思います。示していただけませんか?
私が何のために「議論を開始するにあたって確認しておきたい事」(↓)を書いたと思ってらっしゃるのでしょう?
http://www.asyura2.com/08/wara4/msg/654.html
誰が「爆破したと断言」してますか? 私は「爆破解体が強く疑われる」と書いていますし、さらに「爆破解体であるとは断定しません」とまで書いています。何度、同じことを言わせるんですか?
>爆破解体説を採用していなくとも、人為的な崩壊を支持されるのですよね?
これも同じ事を何度も書いていますが、私は「自重崩壊ではあり得ない」と主張しています。その根拠は、まっぴら氏へのRESとして開陳しましたが、ここでも簡単に説明しておきましょう。こういうことです(↓)
「崩壊時に観察される激しいエネルギーの放出と、急速かつシンメトリーな崩壊は、崩壊が重力のみの働きであるとした場合、絶対に両立しない」
この理論の中にある「激しいエネルギーの放出」は記録映像からも観察できるし、鉄骨部材やコンクリート塊の飛翔距離、および大量の粉砕されたコンクリート粉による「微粒子の雲」で証明できます。
また「急速かつシンメトリーな崩壊」は、記録映像で確認でき、なおかつ誰も異論を唱えていません。
従って、この二つの理論項は「確認された事実」として、十分根拠になりうるものと言って差し支えないでしょう。
そして、この二つが「自重崩壊の条件下では両立しない」ことの証明は、なにも難しい計算式や高等な物理学を応用しなくても、中学生レベルの物理知識さえあれば簡単にできるし、科学者でなくとも、誰にだって理解できるものです。
分かりやすく解説しましょう。
鉄骨部材が水平方向に高速で飛翔した現象は、部材に対し水平方向の大きなエネルギーが働いたことを示します。
重力は鉛直方向にしか作用しませんので、このエネルギーの源泉を重力とした場合、必ず激しい「衝突」が必要になります。
これはコンクリートを粉砕したエネルギーについても言えることです。
そして、この激しい「衝突」が重力の働きのみで起こったとすれば、それは上層階が落下し、下層階がそれに強く抵抗したから…という以外の説明は不可能でしょう。
ところがNISTはFQAの中で「急速かつシンメトリーな崩壊がなぜ起こったのか?」という質問に対し「下層階が落下する上層階に対してほとんど抵抗を示さなかったからだ」と答えています。
下層階が抵抗を示さず崩壊すれば、激しい「衝突」は起こりえません。当然、鉄骨の水平飛翔も、大量のコンクリート粉末化も起こり得ないのです。
逆にそれらが出現するほどの激しい「衝突」を事実であると仮定すれば、急速かつシンメトリーな崩壊は実現できません。下層階の強い抵抗は、上層階の落下速度を著しく遅らせるでしょうし、抵抗が均等でなければ根元までの垂直崩壊は起こり得ません。
しかるに、崩壊時の激しいエネルギーの放出と、急速かつシンメトリーな崩壊が同時に起きたことは「確認された事実」です。
であれば、それは重力のみの働きで起きたことではあり得ない…と結論することができるでしょう。
このように、たった二つの確認された事実と簡単な物理法則だけで「自重崩壊ではあり得ない」を証明できるのに、どうしてわざわざ人為的崩壊、もしくは爆破解体を証明しなければならないのでしょうか?
私のこの説で行けば、超大規模な火災がビルの全フロアーに延焼し、衝突階のみならずあらゆるフロアーで構造の大幅な劣化が起きていた…というような極端な仮説ですら受け入れた上で、「それでも自重崩壊ではあり得ない」と断言できます。
また、鉛直方向の重力エネルギーが、なんらかの衝突によって100%水平方向のエネルギーに変化した…という、ほとんどあり得そうにない仮説をも寛大に受け入れることができます。
不確実なことは何もないし、難解な数式や高度な物理学理論も必要ありません。
水で満たされたコップを縦方向に90度傾ければ、水はこぼれる…という理屈が分かる人なら誰にでも理解でき、検証、議論できる内容です。
また「実験してみなければ分からない」というような性格のものでもありません。
さらに言えば、この理論はジョーンズ博士からの請け売りでも、グリフィン博士からの請け売りでもありません。
科学者でもなんでもない私が、自分で考えて構築した理論です。そこには「科学者が実験や計算した数値」など出てきません。
従って、反論する道筋は簡単です。
私が「確認された事実」とした、2つの事象を「事実ではない」と証明するか、物理法則上、その2つが同時に起こりえるとする理論を組み立て、それがWTC崩壊に適用できることを証明するか…いずれか一方でも可能であれば私は自説を撤回することにやぶさかではありません。
この提案はあなたにとって、大変魅力的なものであると思いますが、いかがでしょう?