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(回答先: 米国:タリバンと対話検討…対テロ戦争、転機に 米紙報道(毎日新聞) 投稿者 クマのプーさん 日時 2008 年 10 月 29 日 17:34:48)
http://mainichi.jp/select/world/news/20081029k0000e030047000c.html
アフガン・パキスタン・ジルガ:武装勢力との対話求める
27日、イスラマバードで開かれた「アフガン・パキスタン・ジルガ」の冒頭であいさつするクレシ・パキスタン外相(右奥)=AP
【ニューデリー栗田慎一】アフガニスタンとパキスタンの国境地域の有力者らが武装勢力への対応を話し合う、「アフガン・パキスタン・ジルガ(大会議)」の緊急会議が27、28の両日、イスラマバードで開かれた。会議は28日、「地域の平和のためには、両国がそれぞれの国の武装勢力と対話することが重要だ」とする共同宣言を採択し、両国政府に提言した。
同ジルガは、ブッシュ米大統領が「武装勢力タリバンの勢力拡大阻止には、両国の直接対話が必要だ」として設置を提案、昨年8月に最初の会議がカブールで開催された。今回は、アフガン政府がタリバンとの和解交渉を開始したことを受け、緊急開催が決まった。
両国から有力部族長や宗教指導者ら計50人が参加。共同宣言は「対話による解決を望む人々には、常に扉を開けている」と武装勢力に対話を呼び掛ける一方、条件として両国の憲法順守や武器の放棄なども求めた。
パキスタン側代表者のオワイス北西辺境州知事は会議後、「対話なくして解決策はない」と強調し、米国の圧力を受けて掃討作戦を続けるパキスタン政府に早急な対テロ策の方針転換を促した。
毎日新聞 2008年10月29日 12時17分(最終更新 10月29日 12時38分)