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(回答先: 9・11 WTCビル地下で起きた「爆発」はジェット燃料だった?(911真相究明国際会議を前に) 投稿者 馬鹿まるだし 日時 2008 年 10 月 20 日 20:24:20)
以前、阿修羅戦争版によく出入りしておられた「竹中半兵衛」さんも、同様の疑問(=エレベーターシャフトが「内燃機関」化したのではないか?)を提示されていました。
その時の私のRESが、「ままならねーこと〜このうえねー」さんのサイトにある主張に対する反論になり得ると思いますので、URLリンクしておきます(↓)
http://www.asyura2.com/07/war97/msg/616.html
たまたま短いローカルエレベーターのシャフトに大量のジェット燃料が流入し爆発を起こす可能性は、確かにあるでしょう。
しかし、全フロアーを貫く50番エレベータのシャフトは、全長400m以上、平面積約10uですよ。
燃料が下層階に進めば進むほど、空気との混合比率は希薄になります。突入階から300m以上下った地下2階で爆発を起こす可能性は、まずゼロでしょうね。
また、シャフトの途中で燃焼しはじめた燃料が「火の玉」になって落ちて来たのなら、地下2階にたどり付く前に燃え尽きるでしょう。その場合でもやはり、爆発は起こりません。
エレベーターシャフトのあちこちで大きな爆音が聞こえ、激しい爆風が扉を突き破った…という多くの目撃証言がもし「事実」であるとするなら、それに対して最もありえる説明は「エレベータシャフトのあちこちで爆弾が爆発した」です。
ロドリゲス氏の聞いた爆発が、たまたま、偶然、稀に、奇跡的に(くどいか?)起こったジェット燃料の爆発音であったとしても、多くの人が証言する「10数回」の爆発が全てそれであった可能性は限りなくゼロに近いでしょう。
また、そのうちの殆どが「ままならねーこと…」さんのサイトで主張されているように「ケーブルの切れたケージが終点階に衝突した音」だったとした場合、ビルのコア構造を弱体化せしめた破壊力の正体が不明になります。
エレベーターシャフト内でジェット燃料が「爆発」する条件をおさらいしておきましょう。
第一に、十分な量の燃料がシャフト内に流入すること。
第二に、それが十分な量の空気と混合されること。
第三に、混合比率が「爆発」に適する濃度になったタイミングで着火されること。
いわゆるガス爆発事故は、これらの条件が揃ったときに起こります。
でも、全国で「ガス漏れ事故」は日常茶飯事的に発生していますが「ガス爆発事故」が起こるのは稀ですよね。
つまり、ガス爆発はたまたま悪い偶然が重なった時に「一度」起こるか起こらないかの確率だってことです。
一棟のビルに一機の航空機が激突した時、エレベータシャフト内で上層から地下まで、満遍なく10数回以上の燃料爆発が起こる確率は、天文学的な数字でしか表すことができません。
「ジェット燃料爆発説」は、ロドリゲス証言に対する些細な疑問の提示にこそなり得ますが、「爆破解体説」全体への回答には到底なりえません。
「ロドリゲス氏は地下での爆音を爆弾によるものと解釈しているが、それがジェット燃料の爆発であった可能性も(わずかながら)あるのだから、断定するのはおかしい」
…という、重箱の隅突つき批判に対しては、
「その可能性を完全に否定はしないが、逆に『ジェット燃料爆発だった』と断定するのは、ロドリゲス氏の解釈を百倍する暴論である。また爆音証言以外の事象(ビルの急速な全面崩壊など)とも整合性を保てるのはどちらか?…と言えば、ロドリゲス氏の解釈に軍配をあげざるを得ない」
と、私なら答えます。