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(回答先: 「97便の機体の97%が地下から掘り出された」??:信用の置ける元資料を示せ! 投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2008 年 10 月 12 日 06:52:58)
NISTにせよ、調査委員会にせよ、公式説が依拠する証拠は「政府発表」という、一枚の紙切れだけである。
委員会が「物証」にアプローチできなかった(しなかった?)ことは、キーン委員長自身が認めている。
シャンクスビルの現場から回収されたとされる93便のエンジン、ペンタゴンの現場から回収されたとされる、77便乗客の遺体、ほかにも「決定的」と思える証拠が、なるほど「政府発表」には多く存在する。
だが、それらの存在は写真や談話が裏付けているだけであり、一般への公開、第三者機関による調査・検証の対象とはなっていない。
事件から7年もたっているのに、現場写真の一部を示して「○○といわれているもの」というキャプションしか付けられないのは、それらが「見せかけの証拠」だからに他ならない。
FBIのスポークスマンによれば、77便の機体残骸は、ほぼ全てが回収され、それが77便に相違ないことを示す「証拠」があるそうだ(←これも一種の「政府発表」)。
だが、研究者たちが「それを調査・検証させてくれ」と言うと、別の担当官が出てきて、
「何を言ってるんですか?機体は衝突の衝撃と火災の高温で『消滅』したんですよ。公式の報告書にもそう書いてあるでしょ?」と言って取り合わない。
「政府発表」は、マンハッタンの現場からモハメド・アタのパスポートが回収されたと言う。
そして、大げさに分類番号が付いたビニール袋入りパスポートの写真を公開した。
シャンクスビルの現場からも同様に、ハイジャッカーが着用したと言われる「赤いバンダナ」が回収され、写真公開された。
だがそれらが「本物」であり、捏造された証拠ではない…という分析結果は発表されない。
そもそも証拠品の分析など、最初からやるつもりはなかったのだ。
77便乗客遺体のDNA鑑定照合による身元判明も眉唾ものの「政府発表」だ。
だいたい、発表された乗客の名前が航空会社の資料である「乗客名簿」と一致しているのかどうかさえ一般には検証の方法がない。
なぜなら、原本の「乗客名簿」は今日に至るまで非公開であるからだ。
乗客名簿(77便に乗っていた可能性の高い人の氏名、居住地域、年齢、性別)を公開せずして、どうすれば照合サンプルを集められるというのだろう。
普通の飛行機事故では、まず第一に乗客名簿がメディアに公開される。
それを見た家族が捜査当局に問い合わせ、遺留品や遺体などから身元判明するのが常道である。
遺体の損傷が激しいときにはDNA鑑定が行われることもあるが、最初から身元判明をDNA鑑定のみに頼るなどというのは、非効率である以上に非常識な方法とさえ言える。
そんな方法でハイジャッカー以外の乗客全員の身元が判明したなどという「政府発表」を信じて「だから陰謀論はトンデモなんだよ」と主張する人たちの頭の中こそ「トンデモ」と言うべきだろう。
FBIは乗客だった可能性のある全ての人(相当な数に上る)のDNAサンプルを集められたのか??
93便のコクピット音声を傍受したという管制通信録音も非公開(一説では破棄されたともいう)。
唯一、家族のみに公開され(録音もメモも非許可)ムサウイ裁判に提出されたボイスレコーダーの記録は、発見当初FBIが「判読不能」と発表しており、後にメーカーの手で復元されたものだ。
それが「復元」ではなく「捏造」であった可能性はかなり高い。なにしろ記録自体の鑑定は行われていないのだから。
これら「見せかけの証拠」は、詐欺師が警察官を装って詐欺を仕掛けるとき、カモに対してチラッとだけ見せる偽警察手帳と同じである。
カモは確認を要求して、もし警察手帳が本物だった場合、印象が悪くなり自分の不利となることを恐れ、なかなか確認要求する勇気を持てないため、やすやすと詐欺にかかってしまうのだ。
「93便の機体が97%、土中より回収された」という話の出所は、おそらく77便の機体にまつわる「政府発表」と同じFBIのスポークスマンだろう。
彼の役割は、嘘とバレる発表を広く世間に広め、後でバレてもそれが嘘であったという事実の認知を、世間の一部に留めおくことだ。
マスメディアで嘘をバラまき、個別確認に対しては「間違っていた」と修正する。
結果、大多数の人は本人さえ「嘘」と認める「嘘」を「本当」だと信じさせられることになるのである。
一部の人々にはバレることを前提として、嘘を広く流布する…これは高度だがポピュラーな情報操作技術だ。
未だに30〜40%のアメリカ人が「911の黒幕はイラクのフセイン元大統領だった」と信じているそうだ。
ブッシュ大統領が声明で明確に否定しても、マスコミはそれを大きく扱わないし、追求もしない。
あげく、嘘の発生源がいつの間にか曖昧になり、「一部の嫌イラク勢力が流したデマ」で片付けられる。
そして「誤解」は、否定後も延々と続くことになる。
アフガニスタンの民家から米兵が見つけたという「オサマ・ビンラディン犯行告白ビデオテープ」。
アメリカ大統領選挙にタイミングをあわせた「同・声明録音テープ」。
いずれも真偽の検証を拒否し、CIAが「本物と思われる」のコメントを出しただけの「非公式証拠」だ。
911公式説は、そうした「非公式」な証拠と、出所が曖昧な風聞、科学的な装いをほどこしただけの「非科学的考察」によって成り立っている。