★阿修羅♪ > 戦争a3 > 646.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04493.HTML
http://www.pluto.dti.ne.jp/~mor97512/C04493.HTML
2008.8.11(その1)
森田実の言わねばならぬ【540】
平和・自立・調和の日本をつくるために[535]
米ロ対立激化は人類にとってきわめて憂慮すべき事態である――きわめて危険な南オセチア紛争。即時停戦と平和交渉の開催と民族自決権の承認が基本である。アメリカの過剰関与の狙いは何か。大統領選へのブッシュ政権の思惑を憂慮する声
「この世界における大事件の歴史は、犯罪史のほか何ものでもない」(ヴォルテール)
--------------------------------------------------------------------------------
8月10日、アメリカの事情に詳しい国際問題研究者のY氏に会った。Y氏は言った。
「グルジア・南オセチア紛争は大変危険です。アメリカとロシアの対立が激化したら大変です。非常に重視すべき事態だと思います。アメリカ側から見ていると、この紛争の背後にブッシュ政権の米大統領選への思惑が働いているように見えます。ブッシュ大統領と共和党とは、大統領選に対する強い危機感があります。民主党のオバマ氏が大統領になれば、アメリカで大変革が起こります。共和党はピンチです。グルジアで戦争が起こり、拡大し、米ロ対立が激化すれば、オバマ候補は不利になり、ブッシュ大統領の後継者のマケイン候補が有利になります。グルジア戦争の勃発の背景にアメリカ側の過度の関与があることは明らかです。世界は大変危険な状況になりました」
戦争はやめなければならない。米ロ両国は平和共存すべきである。解決の基本は、第一に、双方がただちに戦闘を停止し平和的交渉での解決をめざすこと。第二に南オセチアの民族自決権を認めること、米ロの対立にしてはならないこと、である。アメリカ政府は大統領選のために戦争を利用してはならない。ロシアも現政権強化のために戦争を利用してはならない。
[新世紀人コメント]
様々な情勢分析があるが、私はサルコジが「絵図を描いた人物達のメッセンジャー」であってそうであるがゆえに急いでロシアに飛んだのではないかと考えている。
そして、
グルジャの大統領はロシアの出方と姿勢を伺う為の鉄砲玉として唆されたのではないかと考えている。これは”取り敢えずの仮説”なのだが。
そしてグルジャの鉄砲玉が発射された後にロシアが機敏に反応したのでサルコジが慌ててロシアへ飛んだのではないのか。
米国は面子を潰されたので慌ててグルジャに肩入れしたが、ロシアは本気では相手にしないだろう。
2 81 +−