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米大統領 親イスラエル鮮明に
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2008051602011689.html
【エルサレム=内田康】ブッシュ米大統領は十五日、イスラエル国会で演説し、「米国はイスラエルに最も近い同盟国であることを誇りに思う。われわれの同盟は壊せない」と親イスラエルの立場を鮮明にした。アラブ系議員の十人前後は欠席した。米国の外交姿勢に抗議するためとみられる。
大統領は演説で「米国とイスラエルの人口を合わせれば三億人以上になる」と両国の一体感を強調した上で、「(国際テロ組織)アルカイダ、(レバノンのイスラム教シーア派組織)ヒズボラは打ち負かされなければならない」と述べた。地元テレビによると、出席した一部アラブ系議員は演説中、イラクで殺害された幼児の写真パネルを掲げ、米国の中東政策を批判した。
六十年前に第一次中東戦争が勃発(ぼっぱつ)した十五日は、イスラエル建国の結果、多数のパレスチナ難民が生まれたことからアラブ側は「ナクバ(大破局)の日」としている。パレスチナ和平の推進役を自任しながら「親イスラエル」の演説をした米大統領への反発は高まりそうだ。
パレスチナ自治区ヨルダン川西岸などでは、多数の難民らが黒い服を着て抗議の行進をし、イスラエルの「占領」日数を示す二万個以上の黒い風船が空を舞った。