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(回答先: 中国の梁光烈国防部長(国務委員) ・・・ ホットライン初通話で 『1つの中国』 を強調 【人民網】 投稿者 hou 日時 2008 年 4 月 12 日 01:17:30)
中国が北朝鮮を擁護するなら、台湾政策も柔軟に対応するべきだ。
http://www.asagumo-news.com/f_column.html
時の焦点 <国内>2008/4/10付
付け入る隙を見せるな
南風 太郎(政治評論家)
北朝鮮制裁を延長へ
政府は、4月13日で期限切れとなる日本独自の北朝鮮への経済制裁措置について、3度目の延長に踏み切る。核問題や日本人拉致問題で進展がみられないためだ。
制裁措置は、2006年10月の北朝鮮の核実験に対して実施された。
法律に基づく延長手続き(閣議決定)が必要なのは、
(1)貨客船「万景峰号」など、すべての北朝鮮船舶の入港禁止
(2)北朝鮮からの輸入の全面禁止、の2分野だ。
さらに、閣議決定が必要ない北朝鮮国籍保有者の原則入港禁止措置や、国連安全保障理事会の決議に基づいて実施している、北朝鮮関係者の資金移転禁止や「贅沢品」の輸出禁止措置も継続する方針だ。
制裁の延長は昨年4月、同10月に続き、今回で3度目。町村官房長官は2日の記者会見で、制裁延長について、「北朝鮮側に何ら前向きな反応がない、という現在の状況を踏まえなければいけない」と語った。
北朝鮮は、6カ国協議で合意した「核計画の完全かつ正確な申告」に相変わらず応じていない。
米国は、昨年来の米朝協議で、核計画の申告にあたって、
▽核関連の物質・施設、計画
▽ウラン濃縮活動
▽他国への核技術などの移転の実態、などを盛り込むよう要求している。
米国は、北朝鮮によるシリアへの核技術移転の実態解明などを重視している。
しかし、北朝鮮は、ウラン濃縮や核技術移転について「現在はやっていない」と言うだけで、過去の活動を明らかにしない。プルトニウム抽出についても、何に使う目的だったか、という用途の申告を拒んでいる。
拉致やミサイルを巡っても、6カ国協議の合意に基づいて設置された日朝の作業部会は、昨年秋以来、開催されず、その後の非公式接触でも進展は見られない。
拉致被害者に向けて日本から放送している短波ラジオに対し、北朝鮮が妨害電波を発信していたことも明らかになった。
米朝協議を最優先する北朝鮮は、今年秋の米大統領選による政権交代をにらんで、交渉カードを小出しにし、有利な条件を引きだそうとしている。
日本も、北朝鮮に対する「圧力カード」を持ち続けることが重要だ。制裁延長は極めて当然の措置だ。
高村外相は4日、韓国の柳明桓外交通商相と会談し、北朝鮮の核、拉致問題の解決を目指し、日韓が緊密に連携していくことで一致した。
今月21日には米国訪問を終えた李明博大統領が来日し、福田首相と首脳会談を行う。
ガソリン税の暫定税率などの内政問題で胸突き八丁を迎えている首相だが、この際、日米韓3カ国の連携をしっかりと固め直すべきだ。
米韓の政権交代期を狙って揺さぶりをかけてくる北朝鮮に、付け入る隙を見せてはならない。