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(回答先: 朝鮮人民軍海軍司令部 ・・・ 撤退するよう重ねて要求 【ネナラ】 投稿者 hou 日時 2008 年 4 月 12 日 01:44:05)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080411-00000058-mai-int
<北朝鮮>異変?国家的行事見送り…背後に後継者問題か
4月11日12時3分配信 毎日新聞
故金日成(キムイルソン)国家主席の誕生日(15日)にあわせて毎年、平壌で開かれてきた国家的行事「4月の春 親善芸術祭典」が突如、隔年開催となり、この春は見送られた。体制アピールのため、北朝鮮が威信をかけて世界各国から音楽家らを招待してきた。そんな一大イベントが縮小された理由は?【鈴木琢磨】
10日の朝鮮中央放送は、「親善芸術祭典」に代わって開かれた「第1回全国芸術祭典」のオープニングの模様を伝えた。「盛況のうちに開幕」としているものの、人民保安省吹奏楽団はじめ国内の芸術団体やサークルの公演ばかり。「例年なら連日、世界から芸術団が平壌に到着したとの報道が続き、祭典気分を盛り上げていくのですが、それがなかった。地味な感じです」(ラヂオプレス朝鮮語班の岡本登見雄主任)
この祭典、金主席が70歳になった1982年から始まった。同じ年、金正日(キムジョンイル)総書記は父の偉業をたたえるため、平壌に巨大な主体思想塔や凱旋門を築いた。そして「民族最大の名節」と位置づけた首領さまの誕生日を「世界中の人々が祝福している」と印象づける狙いで、祭典開催を命じた。自らの後継者としての地歩固めの意味もあったといわれる。
平壌の官製メディアによれば、昨年の祭典にはロシア、中国、イギリス、オーストラリア、ポーランドなど合わせて30余カ国、60団体が参加、平壌大劇場などで歌や民族舞踊を披露した。かつては日本からマジシャンの引田天功さん、韓国人歌手の金蓮子(キムヨンジャ)さんらも招かれた。メディアはこれまで延べ1000余カ国の1万8000人の芸能人らが公演した、と自賛している。
それほどの祭典を急きょ、隔年開催にしたのはなぜ?
韓国の情報筋は「招待する資金が不足したから。苦肉の策として思いついたのでは」と推測。また別の情報筋は「2月26日にニューヨークフィルの平壌公演があったばかり。比べて見劣りするならやめるべきだとなったのでは」と読む。いずれも判断を下したのは金総書記という点では一致する。
だが、資金不足説も見劣り説も説得力に欠ける。キーパーソンは「ポスト金正日」の有力候補、次男の金正哲(キムジョンチョル)氏ではとの観測も出てきた。イギリスの世界的なロック歌手、エリック・クラプトンさんの平壌公演が来年にも開催されるかもしれないと伝えられている。「正哲氏が熱烈ファンで、その実現のため、幹部らは奔走している。祭典に手が回らなかったのでは」(日朝関係筋)
一方、北朝鮮各地で金正日総書記の実母である金正淑(キムジョンスク)氏をたたえるキャンペーンに熱が入ってきた。百貨店に「金正淑同志に見習おう!」のスローガンが掲げられ、小説や新発見の写真を盛り込んだ写真集が盛んに刊行されたりしている。正哲氏は金主席生誕100年の2012年にデビューか、とも観測されている。誕生祭異変は後継者問題ともからんでいるようである。