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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008032090034725.html
2008年3月20日 03時47分
【ワシントン=立尾良二】イラク戦争は20日、開戦から5年を迎える。ブッシュ米大統領は19日午前(日本時間同日夜)、国防総省で演説し「イラクで戦う意味があるか、勝てるかと議論するのは分かるが、答えは明白だ。サダム・フセイン(元イラク大統領)の放逐は正しい決定だった。米国はこの戦いに勝てるし、勝たねばならない」と強調した。
イラク戦争の米兵死者数は3990人、戦費は4400億ドル(約44兆円)を超えた。ブッシュ大統領は「敵に勝つには必要な代償だ」とした上で、「イラクが混乱すれば、国際テロ組織アルカイダが勢いづき、暴力やテロがイラクから拡散し、世界経済に重大な被害をもたらす」と指摘し、駐留米軍の維持を正当化した。
また、アルカイダがイラクの石油資源を奪えば「米国やほかの自由主義国を攻撃するため、大量破壊兵器の入手を図るだろう。イランも同様に再び核兵器を開発するだろう」と危機感をあおり、イラク戦争への支持をあらためて求めた。
AP通信によると、米兵以外の兵士の死者数は英国175人、イタリア33人、ウクライナ18人など。イラク側の死者数は兵士が最大で6375人、市民が同じく8万9710人と推計されている。
(中日新聞)