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【77便からの偽電話疑惑】少し詳しく言うとこんなことです。
http://www.asyura2.com/08/wara1/msg/280.html
投稿者 バルセロナより愛を込めて 日時 2008 年 2 月 22 日 01:31:09: SO0fHq1bYvRzo
 

(回答先: バーバラ・オルソンの電話は夫であるテッド・オルソン元米国司法省高官の捏造 投稿者 神様 日時 2008 年 2 月 21 日 19:20:56)

【77便からの偽電話疑惑】少し詳しく言うとこんなことです。


バーバラ・オールセンは2001年9月11日に、ペンタゴンに突っ込んだとされるアメリカン航空77便に乗っていて死亡したと伝えられました。ところが夫のテッド・オールセン訟務長官に77便の内部から2回電話をかけてきた、という話から、ややこしくなってきたわけです。

次のサイト(911の真実を求めるパイロットたち)で、レイ・グリフィン博士とロブ・バルサモ氏の次のような文章を読むことができます。
http://pilotsfor911truth.org/amrarticle.html
Could Barbara Olson Have Made Those Calls?
David Ray Griffin and Rob Balsamo

この文章で述べられているこの疑惑のあらましを書いておきますが、詳しいことは上のサイトでお確かめください。

まず、当時、携帯電話を使って1万メートル上空の飛行機から地上に電話をかけることが事実上不可能であったため、バーバラ・オールセンが飛行機のシートに備え付けてある電話を使ったのではないか、ということになりました。これがまた「77便(B757)には座席備え付けの電話が無かったのではないか」という疑問で大揺れになりました。

もしバーバラが飛行機備え付けの電話で夫と話をしたとすると、次の諸点が疑問点として挙げられます。
(1)テッドが語ったバーバラの話では、乗客と乗員が飛行機の後ろの方に押し込められたことになっているが、バーバラ自身は座席で電話をかけた、という非常に考えにくい話になる点
(2)ナイフを持った3〜4人の痩せ男達に、60名ほどの乗客・乗員が簡単に言いなりになったとは考えにくい点(注:日本人ならありうるかも…)
(3)テッド・オールセン自身の発言が「携帯電話」「飛行機備え付け電話」で二転三転した点
(4)バーバラがコレクト・コールで司法省に電話をかけたことになっているが、これはテッドが77便からかけられたという2つの多額の電話使用明細をでっち上げた可能性がある(注:これはローランド・モーガンの説で詳細ははっきりしない)点
(5)司法省の一部を為すFBIは簡単にこのでっち上げができたはず(注:これもモーガンの説、たしかに簡単だろう)だが、9・11委員会報告の中では、FBIは「アメリカン航空飛行機電話の使用」と題された項目の中で77便から司法省にかかった電話について全く触れていない点

しかし、レイ・グリフィンとバルサモは、77便が座席に備え付けの飛行機電話を持っていなかったことを明らかにする3つの証拠を持っていると主張します。もしこの証拠が決定的ならいずれにしても電話そのものが不可能でしょう。

話題となっているFBIの報告についてですが、911委員会でのFBI報告には司法省に77便からかかってきた電話の記録についての言及が全く無く、その代わりに、発信人不明の電話が4回あったことになっています。911委員会は結局「この4回の中のどの2回がバーバラからのものであったのかは明らかにはできない。ただしFBIと司法省はこの4回が全てバーバラからのものだったと主張しているのだが。」としてしまいました。(The 9/11 Commission Report, 455 n. 57.)「妻から2回の電話」を言ってしまったテッドこそいい面の皮ですね。

正確な言い方をするなら、「FBIが否定した」ということではなく「FBIは77便から司法省にかかってきたという電話を明らかにしていない」というべきでしょう。
問題は次のようにまとめられるでしょう。
●まず、AA77便が座席に備え付けの電話を持っていたのかどうか(レイ・グリフィンとバルサモは根拠を挙げて否定する)。もし備え付けの電話が無かったのならこれは最初から不可能な話になる。
●次に、仮に電話を備え付けていたとしてもバーバラがそれを使うことができたのかどうか非常に疑問である点。
●そして、夫のテッド・オールセンが当初から「2回」と主張し77便から司法省にかかってきたコレクト・コールの多額の2つの明細を示したにもかかわらず、司法省に属するFBIがどうして911委員会でこの「77便からの電話」について何も言わなかったのか、という点。

以下に、上で簡単にまとめた部分の原文を貼り付けておきます。

(前略)
DRG made clear, to be sure, that even if AA 77 did have onboard phones, this did little to make Ted Olson’s story believable, because all the other problems remained. Five such problems were mentioned: (1) The incredible idea that although all the passengers and the crew were herded to the back of the plane, Barbara Olson was the only one to grab a phone from a passenger seat to make a call (an idea that was made even more incredible by the report that flight attendant Renee May was the only person on the flight to make a cell phone call19). (2) The equally incredible idea that three or four short, slight men armed with knives and box-cutters would not have been easily overpowered by these 60-some people---led perhaps by the pilot, Charles “Chic” Burlingame, a former Navy pilot whose brother said, “they would have had to incapacitate him or kill him because he would have done anything to prevent the kind of tragedy that befell that airplane," and whose sister said, "We want to tell his story so that people who had loved ones on that flight will know that he would have sacrificed himself to save them.”20 (3) Ted Olson’s oscillations on whether his wife had used a cell phone or an onboard phone. (4) Rowland Morgan’s point that, having settled on the claim that the calls were collect calls from a passenger-seat phone, “Ted Olson could . . . shut his critics up by simply producing the Department of Justice’s telephone accounts, showing a couple of hefty reverse-charges entries charged from Flight 77’s Airfone number at around about 9:20 AM on 11th September, 2001.”21 (5) Morgan and Henshall’s point that, if the Department of Justice had actually received these calls, the FBI, which is part of the DOJ, could have easily produced the records, and yet, according to The 9/11 Commission Report, the FBI’s report about this issue, which is entitled “American Airlines Airphone Usage,” makes no mention of any DOJ records.22
DRG concluded, however, that although the idea that the calls occurred was highly implausible, they could not be ruled out as strictly impossible, because the claim that AA 77 did not have onboard phones was erroneous in a twofold sense: not only in the sense of being based on inadequate evidence but also in the sense of simply being wrong, at least probably.

Correcting the Correction
The publication of DRG’s retraction, however, set off a process that has led us to correct this correction, because we discovered three new pieces of evidence supporting the contention that AA 77 did not have onboard phones.
(中略)
As we mentioned earlier, the FBI report on phone calls from AA planes on 9/11 does not cite records from the DOJ showing that any calls from AA 77 were received that morning. Instead, the FBI report refers merely to four “connected calls to unknown numbers.” The 9/11 Commission, putting the best possible spin on this report, commented: “The records available for the phone calls from American 77 do not allow for a determination of which of [these four calls] represent the two between Barbara and Ted Olson, although the FBI and DOJ believe that all four represent communications between Barbara Olson and her husband’s office.”27 That is, it must be said, a very strange conclusion: If Ted Olson reported receiving only two calls, why would the Commission conclude that the DOJ had received four connected calls from his wife?
(後略)

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